出産を経験して演技に変化が!?　声優とアーティストが互いに疑問を投げかける！　アニメ『真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました2nd』特別対談！　ルーティ役・大空直美さん×OP曲担当・ゆいにしおさん【後編】

2024年1月より約2年ぶりとなる2nd Seasonが始まったアニメ『真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました2nd』（以下、『真の仲間2nd』）は遂に最終回を残すのみ！

アニメの2nd Season BD&DVD発売と、1st Seasonと2nd Seasonに渡ってOP曲を担当されたゆいにしおさんのアルバム『weekday』発売を記念して、ルーティ役を演じる大空直美さんと、ゆいにしおさんの特別対談を2回に渡ってお届けしています。

後編となる今回は、現在発売中の2nd Season OP曲「routine」も収録したアルバム『weekday』のお話や4月から始まるツアーについて、また最終回の見どころや4月24日に発売されるBD＆DVDの注目ポイント、更にお互いへの質問コーナーなど盛りだくさんです！

真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 2nd

かつて「真の仲間ではない」と勇者パーティーを追放されてしまった英雄・レッド。そんな彼だが今は、生涯の愛を誓い合ったお姫様で恋人のリットや、元勇者で大切な妹のルーティと共に、辺境の地で薬草店を営みながら、ゆったりと平穏な日々を過ごしていた。「私って本当に幸せなの。こうしてレッドと綺麗な景色を見られるなんて」「またお兄ちゃんと一緒に過ごせる日が来て嬉しいな」最高の宝石を手に入れるために旅に出たり、絶景を眺めながら美味しい食事をしたり、気持ちいい温泉に浸かったり、楽しみや喜びを大好きな人たちと分け合う至福のひととき。たとえ世界に何があっても、この幸せな時間は揺るがない――。"のんびり楽しい薬屋経営"、"愛する恋人＆妹との暖かい生活"報われなかった英雄による幸せいっぱいな第2の人生が再び始まる。作品名真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました2nd放送形態TVアニメシリーズ真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしましたスケジュール2024年1月7日（日）〜2024年3月24日（日）AT-X・TOKYOMXほか話数全12話キャストレッド：鈴木...

歌声で心地良さを感じて、映像でルーティのかわいさを堪能ーーTVアニメ『真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 2nd』特別対談！　ルーティ役・大空直美さん×OP曲担当・ゆいにしおさん【前編】

2024年1月より、約2年ぶりとなる2ndSeasonが始まったTVアニメ『真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました2nd』（以下、『真の仲間2nd』）はいよいよ佳境へ。TVアニメ2ndSeasonのBD＆DVD発売と、1stSeasonと2ndSeasonに渡ってOP曲を担当されたゆいにしおさんのアルバム「weekday」の発売を記念して、ルーティ役を演じる大空直美さんと、ゆいにしおさんの特別対談を2回に渡ってお届けします。前編となる今回は、初対面の感想やアニメ『真の仲間』のお気に入りシーン、ルーティを演じる際に意識した点、1stSeasonと2ndSeasonのOP曲の制作秘話など語っていたただきました。『真の仲間』は「スローライフな部分と不穏な空気感の両方の側面がある作品」――お二人は今回が初対面とのことですので、お互いの第一印象をお聞かせください。大空直美さん（以下、大空）：歌声は知っていたので、「やわらかい空気感の優しい方」というイメージがありましたが、実際にお会いしてみたらその通りで、優しい空気感があって素敵な方だなと。今日の撮影前に挨拶に来てくださって、お部屋に入って来られた瞬間に、ピカピカ輝いて見えて、「きれいな方だな」とちょっ...

お二人の好きなキャラは？

――大空さんが、ご自身のキャラ以外で好きなキャラを教えてください。

大空直美さん（以下、大空）：たくさんいるんですけど、ティセがすごく好きです。表情には出さないけれど、心の中で突っ込んだり、リアクションしたりして。釘宮さんのお芝居もすごく好きなのも相まって、とてもかわいいんです。あとルーティの友人として、ルーティがもてなしたことを素直に受け取ってくれるし、ルーティのことを理解してくれるので、こういう関係っていいなと思っています。

それと私は真っすぐなキャラが好きなので、ダナンもいいですね。とにかく戦うことが大好きで、リアクションも大きくて、真っすぐさがにじみ出てくる三宅健太さんのお芝居もおもしろくて、ダナンがリアクションをするたびに笑いをこらえるほどツボです。

――ゆいにしおさんが好きなキャラクターは？

ゆいにしおさん：私もいっぱいいるんですけど、自分がなりたいという点だとヤランドララになりたいです。あんなに美しいエルフになってみたいですし、友達をすごく大事にしていて。どんなに仲がいい友達でも「一緒に移住しようよ」とは言わないだろうなと思うし。友達のためなら100%力になるよという感じが男前だったりして、見ていて気持ちいいキャラクターだなと思います。

1st Seasonではいきなりティセをグルグル巻きにしてしまったけど、仲間だとわかると「そうだったの？」みたいになって。あと好きな人だったら男女問わず、距離感をぐっと近づけていけるのもうらやましくて、友達になってほしいし、自分もなってみたいキャラです。

大空さんからゆいにしおさんへの質問コーナー

――せっかくですので、お互いに聞きたいことや質問したいことはありますか？

大空：いいんですか？　ひとつだけですか？

――いくつでも大丈夫ですよ（笑）。

大空：ではお言葉に甘えて（笑）。「routine life」を制作する中で楽しかったことはありますか？　作詞も作曲もされていますが、どの部分が一番楽しかったのかなと思って。

ゆい：いつも作詞する時が楽しいなと思って。いい歌詞を書けたら「よっしゃ！」となるんです。「routine life」も歌詞から作っていって、後から曲を付ける形でしたが、「たかを」を入れられたので大満足です。あと歌詞で韻を踏んでいくところとか。

大空：確かに「スロー」、「苦労」、「フロー」、「踊ろう」、「眠ろう」、「右往左往」など、たくさん踏んでいますね。

ゆい：あと「わかんない my life」とか。自分が歌う時にも楽しくなるし、みんなが歌う時にも楽しくなってもらえたらいいなと思って、韻を踏んでいるので、そこが楽しかったです。

大空：聞けて良かったです。あと曲を制作する時はどういうところに楽しみを感じるんですか？

ゆい：私はメロディを付ける時は絶対お風呂の中なんです。だから作曲の過程でギターを持つのは割と最後のほうで。お風呂で湯船につかりながら、例えば「スローな暮らししていよう」という歌詞だったら「どれが一番気持ちいいかな？」という感じで、ふにゃふにゃ歌っていて。ハマるメロディが見つかったら「これだ！」と裸のまま出て、スマホに吹き込んで。そしてまたお風呂に戻って考えるという。

その後にスタッフさんやアレンジャーさんと話し合って、「もっとこうすると印象的になるんじゃないかな？」とかアドバイスをいただいて、ちょっとずつ変えていくんですけど、「こういう見方があったんだ」と客観的に曲を見られるとおもしろいですね。

大空：へえ～、おもしろ～い！　なかなかアーティストさんとお話しする機会がなくて。お会いできても打ち上げで「こんにちは」「さようなら」と挨拶するくらいで終わってしまうので聞けて嬉しい。でも一番リラックスしている時に曲が生まれていくんですね。じゃあお風呂の時間はだいぶ長いんですか？

ゆい：だいぶ長いですね。ト―タルで1時間半くらい入っています。