範馬刃牙VS勇次郎の親子喧嘩を聖地・新宿で見届ける「春の刃牙まつり！」が開催！　アフレコ現場はガヤの取り合い!?　柴千春役・鈴木達央さん、秋田書店・横井佑来さん、制作プロデューサー綿引圭さんが登壇するトークショーで裏話が続々！

鈴木さんの「"親子喧嘩編"マイ・ベストシーン」は？

質問が一段落したところで、続いては公式Xで募集していた「"親子喧嘩編"ベストシーン」の結果がアニメ最終話放映と同じくユニカビジョンにて発表となるにあたり、結果発表を前に、登壇者の3名にもベストシーンを伺っていきます。綿引さんは千春が刃牙に喧嘩を売りに行くシーン。横井さんは烈海王のボクシング対決、鈴木さんは千春VS刃牙＆烈海王のボクシングを同時並行で描いている第32話を挙げていました。

登壇者のベストシーンが聞けたところで、いよいよユニカビジョンでの放映が始まります。

まずは先程の通り、"親子喧嘩編"ベストシーンの発表から。

ノミネートされているシーンは下記より。
https://baki-anime.jp/?post_type=news&p=20297&preview=true

TOP3を抜粋して紹介すると

3位……32話、千春のアッパーカットのシーン。

2位……26話、刃牙の母・江珠が勇次郎へ殴りかかるシーン。

1位……37話、刃牙が勇次郎へ虎王を決めるシーン。

の3つが選ばれました！

登壇者の3名も1位の虎王のシーンを初めて見た時は非常に驚いたと語ります。（※虎王は板垣先生が漫画版の作画を担当する『餓狼伝』の主人公が使用する技。作品を超えたサプライズに当時の読者は大変驚いた経緯も）

発表後は新宿の大観衆が見守る中、最終話「親父の味」の先行放映も。放映中は、オーディオコメンタリーとして登壇者のトークも弾みます。

それによるとアフレコ中は、主要キャラ以外のガヤをキャスト陣が取り合っていたという裏話が。『刃牙』シリーズに登場するモブキャラは非常にパワーのあるセリフが多いので、面白いセリフがあるとみなさん挑戦したくなってしまうそうです。

他にも監督たっての希望でナレーションに古谷徹さんが選ばれた話や、アフレコに参加しているキャストが豪華すぎるため、ベテラン声優の同窓会のようになっている話。“エア味噌汁”は本当に味噌汁を描かない案があったことなど、様々な裏話が語られました。

そしてアニメ本編放映後には驚きの映像が。なんと以前OAD化が行われた『刃牙道』のTVアニメ化決定の発表が！　綿引さんいわく、詳細はこれから明らかになっていきますが、制作は変わらずトムス・エンタテインメントであることが告げられ、変わらぬクオリティが期待できます。

映像が一段落したところで今回の上映の感想を尋ねられると、みなさんやはり新宿の大ビジョンで自分たちが作った作品が流れること、それをみんなで見ていることが不思議だけど感慨深いと述べます。

また、『刃牙道』TVアニメ化について期待することを尋ねられると、鈴木さんは武蔵のキャスティングが誰になるのかが気になるとのこと。ここまでも相当なキャストが担当しているのでここからまた一体誰が演じるのか楽しみだそうです。

『範馬刃牙VSケンガンアシュラ』は夢の共演。お祭り感を楽しんでもらいたい。

さらに、直近の『刃牙』シリーズのトピックとして、Netflixにて2024年6月6日（木）から配信される『範馬刃牙VSケンガンアシュラ』の話題も。

鈴木さんは『ケンガンアシュラ』で主人公の十鬼蛇王馬を演じており、引き続き『範馬刃牙VSケンガンアシュラ』でも十鬼蛇王馬を演じます。まさに両作品にまたがる鈴木さんですが、実は企画の立ち上げにも関わられていたそう。

鈴木さんと横井さん、そして刃牙役の島﨑信長さん、『ケンガンアシュラ』編集担当の小林さんの4名で食事をしていると、Netflixで企画された『範馬刃牙』と『ケンガンアシュラ』のコラボアートの話に。そこから鈴木さん＆島﨑さんのお二人が「ぜひフィルムでもやりましょうよ！」と、夜通しで出版社を口説いていたことが明らかに。

『範馬刃牙VSケンガンアシュラ』の見どころを問われると、3名とも「格闘技漫画の祭典、お祭り感を楽しんでほしい」として、誰と誰が戦うのかを予想したり、トムスが描く『ケンガンアシュラ』も楽しめる他、各作品のファンにとっては意外なところが見え、どちらも見たことない人が見てもエンタメとして楽しめる作品になっているとコメント。

最後に一言ずつイベントの感想として「引き続き『刃牙道』を作っていきますので応援よろしくお願いします」（綿引さん）、「これからも『刃牙』シリーズをアニメ・原作ともどもファンのみなさんに届けていきたいので応援よろしくお願いします」（横井さん）、「まずは帰って温かいお味噌汁を飲んでいただいて、『刃牙』シリーズはもちろん、『刃牙VSケンガンアシュラ』も楽しんでほしいです」（鈴木さん）とメッセージが送られ、新宿の一等地で行われるという異例のイベントは終了しました。

Netflixシリーズ『範馬刃牙』（２期）作品情報

放送・配信情報

Netflixにて
＜外伝ピクル＋野人戦争編＞
＜地上最強の親子喧嘩編＞
世界全話一挙独占配信中！

2023年10月1日（日）よりTOKYO MXほかにてTV放送開始

TOKYO MX　10月1日より　毎週日曜 23:30～
サンテレビ　10月1日より　毎週日曜 23:30～
ＢＳ日テレ　10月1日より　毎週日曜 23:30～
テレビ愛知　10月2日より　毎週月曜 26:05～
HTB北海道テレビ　10月2日より　毎週月曜 26:25～
TVQ九州放送　10月2日より　毎週月曜 27:00～
KBS京都　10月4日より　毎週水曜 25:30～
※放送予定は変更となる場合がございます。

あらすじ

恐竜時代の地層にあった岩塩の中から、1人の人間の男が掘り起こされた。
その男はピクルと名付けられ、最新科学技術の力によって現代へと蘇生する。
ピクルは恐竜と素手で闘い、食料としてきた異次元の戦闘能力を持つ戦士で、その存在は最強を目指す者たち、特に地下闘技場の戦士たちにとって格好の標的となる。
果たして刃牙はピクルに勝利し、その先で待つ父・範馬勇次郎との決戦までたどり着く事が出来るのか！？　

刮目せよ！　これが史上最強生物決定戦だ！！

STAFF

原作：板垣恵介（秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載）
監督：平野俊貴
シリーズ構成：浦畑達彦
キャラクターデザイン：石川晋吾
色彩設計：宮脇裕美
美術監督：𠮷原俊一郎
撮影監督：野口龍生
編集：佐野由里子
音楽：藤澤健至
オープニングテーマ「The Beast」和楽器バンド（ユニバーサルミュージック）
エンディングテーマ「WILDER」UPSTART（avex trax）
音響監督：浦上靖之　浦上慶子
アニメーション制作：トムス・エンタテインメント
製作：範馬刃牙製作委員会

野人戦争編オープニングテーマ「The Beast」和楽器バンド（ユニバーサルミュージック）
野人戦争編エンディングテーマ「WILDER」UPSTART（avex trax）
地上最強の親子喧嘩編オープニングテーマ「Sarracenia」SKY-HI（B-ME）
地上最強の親子喧嘩編エンディングテーマ「Salvia」BE:FIRST （B-ME）

CAST

範馬刃牙：島﨑信長
範馬勇次郎：大塚明夫
ピクル：草尾毅
アルバート・ペイン：飛田展男
徳川光成：麦人
ゲリー・ストライダム：土師孝也
烈海王：小山力也
愚地独歩：菅生孝之
愚地克巳：川原慶久
渋川剛気：島田敏
花山薫：江口拓也
松本梢江：雨宮天
ビスケット・オリバ：大塚芳忠
ジャック・ハンマー：三宅健太
郭海皇：緒方賢一
鎬紅葉：成田剣
鎬昂昇：山崎たくみ
寂海王：青山穣
柴千春：鈴木達央
鮎川ルミナ：潘めぐみ
朱沢江珠：林原めぐみ
範馬勇一郎：柴田秀勝
カイザー：立木文彦