難問ばかりのクイズコーナーでバディ誕生!?　梶原岳人さん、中島ヨシキさん、武内駿輔さん、上村祐翔さんが4年目の意気込みを語った「カラソニ3周年記念イベント」レポート

「『カラソニ』ってこんな話だっけ……？」

続いては、お待ちかねの書き下ろし朗読劇！　「最強のメンタル」と題された物語の舞台は色ノ葉学院の音楽室。歌の合同練習をしている永久と海吏のもとに、嵐を探しにきた宙が現れると、その手には手作りサンドイッチが。恐れる永久と海吏ですが、そこに伊織を探しに来た春飛も合流。永久、春飛、海吏は、なんとかしてサンドイッチを食べさせようとしてくる宙に、改めてその“天然小悪魔”っぷりを理解してもらおうと必死になります。

しかし、なかなか理解していない様子の宙。永久、春飛、海吏はこの機会に、宙に“ものを申す会”を開くのでした。トップバッターは春飛。早速、「君はちょっと、いやだいぶおかしい。それを自覚して生活した方が良いと思う」と切り込みますが、宙は「え〜？　おかしいって、春飛さんには負けますよ」ととぼけます。しかも、春飛がおかしいことに永久と海吏が納得してしまうと形勢逆転。「あのですね、春飛さん。人になにか言う前に、自分の日頃の行動をよーく反省した方がいいですよ？」と諭される春飛でした。

強靭なメンタルで春飛を負かした宙は、続いて海吏から「おまえはもうちょい人の気持ちを考えろ」と注意されますが、これには「正直、この手の話は倉橋さんに一番されたくないです」とキッパリ。畳み掛けるように、「なに今さら普通の人間ぶってるんですか？　キャラブレとか萎えるんでやめてください。変人なら変人のまま存在してくださいよ」という正論で海吏の心を折ったのでした。

ふたりが論破されていく姿を見た永久はすっかり怖がっている様子。声を振り絞って出た言葉も「お、俺と仲良くしてくれてありがとう。また、いっぱいご飯行こ……！」。逃げ腰の永久を春飛と海吏が攻め立てると、宙にもの申すはずの3人はバラバラに。そこにとどめを刺すかのように宙は「先輩たち、いつもうるさいです」「改善した方が今後のためだと思いますよ？」と言い放つと、満足げな様子でその場を後に。永久、春飛、海吏はその身を持って、最強のメンタルを持っているのが誰なのかを理解するのでした。

朗読劇を終えたところで「『カラソニ』ってこんな話だっけ……？」と武内さん。昼の『中島ヨシキと梶原岳人のソニラジ‼公開録音イベント〜かっこいい声の人たち〜』の朗読劇に続いて、ハチャメチャすぎる内容に驚きを隠せない様子でした。

ここで配信のみなさんとはお別れ。一同、新シーズンや8月のライブへの意気込みを語ると、梶原さんは「まだまだ終わりません！　これからもぜひともお願いします！」とメッセージを残しました。

4年目に向けた意気込みをあらわに！

配信を終えたところで、会場のファンに向けたフリートークが展開！　イベントを振り返る4人は、数々のコーナーの中でも朗読劇が新鮮だったと声を揃えると、バディ以外との掛け合いが貴重な経験になったと語り合いました。その後は、記念撮影、メインキャスト10名のサイン色紙のプレゼントコーナーでファンとの交流を深めました。

改めて満席の会場に感謝した中島さんは、今後もファンとの交流の機会を増やしていきたいと意気込みます。同じく梶原さんもこれからのイベントが楽しみだと熱を込めると、「次は『アニメイトガールズフェスティバル』とかであるのかな……？」と期待感をあらわにしました。

武内さんは、海吏の卒業を経て「良いドラマを育んできた」とやりきった表情。4年目は、物語はもちろん、ボーカルとして歌でも海吏を表現していきたいと熱弁します。キングとして次のライブに挑む嵐と宙を想像して、今からワクワクとドキドキが止まらないという上村さん。そんな緊張感に包まれた雰囲気は『カラソニ』ならではの魅力だと語り、作品の“これまで”と“これから”を祝福するイベントを締めくくりました。

[取材・文／MoA]