漫画編集者・林士平さんはアニメイトで一体何を買う？——林さんならではの視点で巡る池袋本店が面白すぎた！　嗜好から、仕事、老後の夢の話までたっぷりと語っていただきました！【店舗貸切！お小遣いアニメイト】

BL・少女漫画コーナーでまだ見ぬ名作に出会いたい！ 林さんがアニメイトで買ったのは……？

グッズフロアを楽しんだ後、林さんも楽しみにしていたBL・少女漫画コーナーへ。

林さんは名作と言われるものはチェックしているそうですが、作品数が多いのがこのジャンルです。林さんはこちらでも、未だ出会っていない名作を探しているようで……。

林：なんだか店内の雰囲気も変わりましたね。

ーーそうですね！　こんなにBL・少女漫画コーナーが充実している書店さんはあまりないかと思います。

林：知らない作品ばっかりです。いつか、このジャンルに詳しい方をお呼びしてガイドしてもらいたいくらいですね。BL・百合作品にもかなり名作がありますから、自分の知らない名作に出会いたいです。

ーーでは、少し前からブームになっている『ENNEAD』はどうですか？　エジプト神話のBLなんですよ。

林：えー！「エジプト神話BL」なんて初めて口にした言葉ですよ。設定もすごいですが、画がかなりすごいですね。コマ割りもしっかりしているし。

【コミック】ENNEAD(1)

ーー韓国の作家さんが描いていらっしゃるそうです。

林：なるほど。知らないことだらけだな……。『ENNEAD』の作家さん、画がかなり良いので、全巻一気読みしてみようかと。

僕はBL誌を経験された方とお仕事したこともありますが、やはりみなさん画が素晴らしいんですよね。なのでBL・少女漫画作品もガンガン読んでいきたいんですよ。

ーーCLAMP作品も引き続き人気ですね。

林：実は少しだけCLAMP先生の担当をさせてもらったことがあります。

ーーそうだったんですか!?

林：はい。アトリエにお邪魔して、緊張しながらワインをいただいたことが良い思い出です。

ーーすごい……！　噂のヤツですね。

林：近々、CLAMP展もありますし、またご挨拶をしに行きたいですね！

BL・少女漫画作品の装丁や、画力の高さに終始興奮しながらも『ENNEAD』を買い物カゴへとキープした林さん。予定時間の1時間をしっかりと守り、ついにお会計です。

しかし、レジへ向かう途中にある「推し活応援エリア」に惹かれた林さんは、こちらもしっかりとチェックします。

林：なんですかこのエリアは！

ーーこちら「推し活応援エリア」はすごく人気のコーナーでして、痛バックを作る際のキットであったり、グッズディスプレイ用の商品を置いています。

林：ぬいぐるみ用、ボディ……？

ーー今、ぬいぐるみを自作する方も多いんですよ。

林：なるほど！　これはアイデア商品ですね。面白いな〜。

吹き出しアクリルスタンド（漫画の吹き出しがアクスタになっており、セリフが書かれたシールを貼ることができる）とかもあるんだ。「君のことが好き」とかって言わせるわけですね。これはいろんな人を救っている商品だな〜、すごいな〜。

ーー最近の推し活グッズはバリエーションも豊富でアイデア商品が多いんです。

林：推し活って、幸せそうだから羨ましいなと思うんですよね。気持ち的には何かにハマりたいんですけど、なかなか推せる対象に出会えていないんです。

推しを祀る神棚まであるんですか！

ーーこちらも人気です。

林：僕も死ぬまでに一回くらいは何かを推すような瞬間があったら良いな〜。その時にお世話になろうと思います。

推し活応援エリアで、また未知の界隈を堪能し、予定時間である1時間をしっかりと守って、ついにお会計です。林さんがアニメイトで購入したのはこちらの商品たち！

・「ダンジョン飯Walker　TVアニメガイドブック」　1,650円

【ムック】ダンジョン飯Walker TVアニメガイドブック

　
・「【コミック】吉河美希短編集 SHOW TIME!! Leftside」　1,045円

【コミック】吉河美希短編集 SHOW TIME!! Leftside

　
・「【コミック】どくだみの花咲くころ(1)」　759円

【コミック】どくだみの花咲くころ(1)

　
・「【コミック】ENNEAD(1)」　1,320円

【コミック】ENNEAD(1)

　
計4点の書籍で合計は4,774円と5,000円以内に収めることに成功！　林さんはご自身の購入した商品のラインナップのランダムさに驚きつつも、「意味不明すぎるラインナップだけど、楽しく買い物が出来ました！　ゆっくりアニメイトを見られて最高でした」と本企画に満足いただいた様子でした。

これまでの「お小遣いアニメイト」とはまた違った楽しみ方、お買い物を見せていただき、筆者ら同行者も大興奮！　

盛り上がりを見せた企画の最後に林さんから本日の感想をひとこといただくはずが、今度はこちらが林さんに対して興味津々になってしまい、普段のお仕事や幼少期の思い出などについて、時間の許す限りインタビューをさせていただきました！