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アニメ
至高のBL作品『ギヴン』の登場キャラクターをまとめて紹介! ― 音楽に、恋に、本気で向き合うバンドメンバーたちを描いたオルタナティヴ・ラブ ―
作品の見どころ
真冬と立夏の運命的な出会い
立夏が最近見つけた昼寝ができる階段の踊り場。そこで壊れたギターを抱える真冬に出会います。錆びて切れてしまっていた弦を見て咎める立夏に、直せるのかと聞く真冬。修理し、チューニングのためにコードを鳴らすと、突然真冬がギターを教えてほしいと言い始めます。
ギターを教えることにした立夏は、真冬の音楽への動機が気になり好きな音楽について聞くと、よく脳内で流れる曲があると言い真冬が歌い出します。それを聞いた瞬間、空気が震えたような衝撃を受けた立夏は、真冬を自分のバンドに誘います。
立夏が鳴らしたコード、真冬が口ずさんだメロディ――互いが互いの心を動かすシーンは印象的です。高校生になり音楽への情熱が薄れかけていた立夏と、大切なものを失い感情を表現することができなくなっていた真冬。二人の世界が再び動き出す出会いから、一瞬にして惹き込まれていきます。
「ギヴン」初めてのライブ
立夏が真冬の脳内ソングを基に曲を作り始め、4人での初めてのライブも決まり、真冬に曲の歌詞を書かせることに。その頃、真冬のある噂を聞いた立夏は、自分でも嚙み砕けない感情を燻らせていました。
本当に好きな人がいて、その人に伝えたいことがある、だから歌詞を頑張ってみると言う真冬。けれど思うように進まず、一方立夏も自分の中に生まれた初めての感情、真冬への気持ちに戸惑い、調子を落とし、そのままライブ当日を迎えます。
出番直前、立夏と言い合いになった真冬は手に力が入り弦を切ってしまいます。2人が出会った時のようにギターを直しながら、自分の気持ちを真冬に伝える立夏。立夏の言葉を受け、ステージに立った真冬は今まで心の奥底に沈んでいた感情を歌詞に乗せて曝け出すのです。
このライブ歌唱シーンは圧巻! 原作の描かれ方もゾクゾクしますが、個人的には映像で見るのがおすすめです(TVアニメ#9)。ハスキーで綺麗めな真冬の歌声と、真っ直ぐな歌詞が心にすっと入ってきて、真冬が抱えていた気持ちがビリビリと伝わってきます。
音楽と恋の選択…真冬の歌が背中を押す(『映画 ギヴン』)
高校時代に付き合っていた秋彦と雨月。別れたあとも秋彦が雨月の家に居候し体だけの関係を続けていました。
高1の夏に出会い、恋に落ち、秋彦に心を触れられ甘やかされた雨月は、このままでは音楽に対して自由でいられなくなる、そして自分の存在が秋彦を追い詰めていると気づき、関係に終止符を打ちます。しかし好きな気持ちが消えるわけでもなく、苦しみながらも音楽を選ぶ雨月。
一方、雨月と対等でいるために苦しみながらもヴァイオリンを続けていた秋彦。雨月から別れを告げられ逃げるようにドラムを始めるも、音楽への熱は薄れていきます。そんな秋彦が、最近音楽が楽しいと思えるように。そして雨月との関係を断ち切る覚悟を決めるのです。
真冬が人と共鳴させるように歌った『夜が明ける』。聴きに来ていた雨月は、今秋彦にとって大切な存在が誰なのかを感じとり、その後秋彦から別れ話をされた時、真冬が届けたかった思いを心に留めるのです。――どんなに苦しくても夜は明け羽ばたいていけるから大丈夫―。雨月から溢れる、愛する音楽のために愛する人を手放す寂しさに、切なくて苦しくなるシーンです。
柊と玄純の恋、そして由紀という特別な存在(『映画 ギヴン 柊mix』)
カウントダウンフェスをきっかけにデビューが決まった「syh」。柊は自分の人生に縛っておきたいと思うほど、玄純のことが好きでした。それなのに玄純に「お前も由紀のことが好きだっただろう?」と言われ、由紀のいない淋しさを玄純によりかかって甘えていたのかも、と自分の気持ちを疑い始めます。
立夏にギターのサポートを頼み、真冬のために由紀が途中まで作っていた曲を一緒に完成させたいと言う柊。立夏が作ってきたデモを聞いた時、由紀の真冬を想う気持ちと、自分も同じように玄純のことを想っていると気づき、涙が溢れてきます。
その後気持ちがひとつになる柊と玄純。独占欲が強めに描かれており、特に玄純の気持ちの重さに驚かされます。けれど「syh」を支えているのは玄純の愛なのです。
由紀の存在を乗り越えた柊と玄純、そして由紀の代わりにちゃんと“由紀の歌”として曲を作った立夏。真冬への贈り物はどんな曲に仕上がったのか……ライブシーンに期待大です!
楽曲はセンチミリメンタルがプロデュース
TVアニメ化を機に、音楽プロデューサーとしてセンチミリメンタルが参加。温詞さんと真冬のCVの矢野奨吾さんの切なげな歌声がどこか似ていて、楽曲とマッチしているため、原作でも描かれている『冬のはなし』や『夜が明ける』を聞いたときは、鳥肌が立ちました。
引き続き映画の楽曲もプロデュースされているので、楽しみでなりません!
ドラマCDならではの楽曲も必聴!
ドラマCDでは、真冬のCVを声優の斉藤壮馬さんが担当。このCDではアニメとは異なる独自の楽曲が収録され、また違った「ギヴン」の良さを感じられので、こちらも必聴です!
関連作品
アニメイトタイムズのお仕事のほか、旅行、グルメ、ウェディング、テーマパーク系のライターをしています。 旅行に行けなくなって、漫画やアニメにハマリ、今はもっといろんなジャンルを知るべく武者修行中! スポコンアニメを見て、一緒に泣いたり熱くなったりするのが最近のストレス発散方法。 ネコとハワイと『バクテン‼︎』が大好き☆