声優
ドラマ『きみはな』小松準弥、中山優貴、百成瑛、北出流星インタビュー

花屋で働く4人の心温まる物語──オリジナルドラマ『きみはな~君に届ける花ことば~』小松準弥さん、中山優貴さん、百成瑛さん、北出流星さんがドッグラン状態の撮影模様を明かす?【キャストインタビュー】

『ツキウタ。』シリーズや『華Doll*』を生み出したムービックが企画するショートドラマ『きみはな~君に届ける花ことば~』が配信中! 

主人公は、亡くなった祖父の花屋「みさきが丘生花店」を継いだ立花蓮。なにかと内気な蓮は、幼馴染の伊月紫音、有名配信者の日向梗介、いとこの立花咲良とともに、「みさきが丘生花店」のリニューアルオープンに向けて奮闘します。

今回、撮影を終えたばかりの立花蓮役・小松準弥さん、伊月紫音役・中山優貴さん、日向梗介役・百成瑛さん、立花咲良役・北出流星さんにインタビュー! 作品についてはもちろん、仲良しな4人の関係性、お花にちなんだお話を伺いました。

 

今では戦友のような4人

──本日は撮影後ということで衣装のままお話を伺っていますが、みなさん本物のお花屋さんですね。

小松:そうなんです。基本的にはずっとこの衣装で撮影していました。

百成:花屋といえばこれって衣装ですよね。

北出:みんな、良いな〜(笑)。

──咲良は高校の制服の上にエプロンという衣装ですね。

北出:そうなんです。ひとりだけ違うんですよ。

百成:でも可愛いよ!

北出:ありがとうございます……。

小松:不服そうだね(笑)。

北出:(笑)。でも咲良は服装は花屋っぽくないけど、アレンジメントができるんですよ。

百成:あ〜、梗介は社員っぽい制服なのにアレンジメントはできないからね。何ならなにもできない?(笑)。

中山:掃除しかしていない(笑)。

百成:そう! みんなが仕事をしている中、掃除をするか花を愛でているだけでした(笑)。

──梗介はムードメーカーですものね。

百成:そうなんです! エンタメ要員としてここにいます(笑)。

──改めて、今回、出演者をお聞きになった際にどんなことを感じられましたか?

小松:俺も過去に全員と共演したことがあるんですよ。優貴とは少し前に朗読劇でご一緒して、流星とはドラマで。瑛とは2016年くらいに知り合って、2年ほどシリーズものの舞台で共演しました。

百成:去年もありましたよね。

小松:そうそう。すっかり顔なじみです。といった経緯もあって、今回はすごく心強かったですし、楽しい現場になりそうだなと思いました。あと今回、ショートドラマという形式が初めてだったんですけど、みなさんはどうですか?

中山・百成・北出:初めて!

小松:そうだったんだ。僕自身、撮影が始まる前は、撮影環境や物語がどう構成されるのかなと気になっていて。セリフが多いことを除いたらワクワクだらけでした(笑)。

スタッフ:すみません……。

小松:冗談ですよ!(笑)

百成:セリフが多いのは役者冥利に尽きますよね(笑)。

小松:たまーに、「あ、ここはしっかり覚えなきゃ」というところがあったり……。でも本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。

中山:僕は瑛とはじめましてだったんですけど、すごくフランクな人で接しやすかったです。そのおかげか、現場は常に空気が明るくて。3日間というタイトなスケジュールでありながらも、みんなで明るく協力できたので、3人のことは戦友のように感じています。

──少し収録を見させていただいて、みなさん本当に仲が良いんだなと感じました。

中山:でもみんなが揃ったのは(撮影が終わる)3日前なんです(笑)。

小松:信じられないよね。

百成:ロングランの舞台を終えたくらいの感覚ですよ(笑)。

北出:達成感がすごい!

小松:でもこうなる気はしたんです。以前、流星とドラマをやらせてもらったときもタイトなスケジュールで、ほぼ泊まり込みで寝る時間もなくて。

北出:そうでしたね。それなのに準くんの部屋に行って、「準くん、準くん、準くん!」って話しかけたことを覚えています(笑)。

小松:それに対して「(セリフを)覚えるからちょっと待ってて!」って。でも、だんだん楽しくなってきて台本を置いちゃうんですけど、「いやいや、ダメだ!」と(笑)。といったこともあり、今回の撮影でもみんなと仲良くなれるんじゃないかなと思っていました。

百成:俺は準弥くんしか知り合いがいなかったはずなんですけど、「ずっと一緒にいた?」というくらいみんなと仲良くなって。正直、タイトなスケジュールだとピリピリする現場もあるので最初は不安もありましたが、その不安は初日で消えました(笑)。

北出:俺も準くんと優貴さんとは共演したことがあるけど、瑛とは今回が初めてで。最初は打ち合わせで、その後に駅で会って、そこから仲良くなりましたよね。役柄的にも一緒にいることが多かったですし。

百成:そうそう、そんなこともあったね!

 

 

ショートドラマは今の世代にピッタリ?

──みなさんは初めてのショートドラマということですが、そもそもショートドラマが流行っていることはご存知でしたか?

小松:流行ってるらしいですね。

百成:ニュースでも取り上げられていましたよ。今後すごい伸びていって、5年後には何兆円かの規模になるって。

小松:ちょっと流行ると思いませんでしたか? 最近はYouTubeとかNetflixを倍速で見る人が多いですし。世の中、みんな生き急いでいるんですよ。

一同:(笑)

百成:音楽にしても、今の若者はイントロを切っちゃうらしいですからね。

小松:そうそう。でも簡潔にまとめる形として良いんじゃないかなと思いました。ただ、ショートドラマとはいえ、次の展開にワクワクしないと視聴者は避けちゃうんですよね。僕らのお芝居だって空気感を一瞬で判断されちゃうんです。そういった意味でも、短い時間で視聴者に引っかかるような空気感になっていたら良いなと思っています。

百成:最初のほうで食いついてもらわないといけないからね。すごく勉強になりそうだなと思ったんですよね。

──お話にもありましたが、若い世代を中心に幅広い世代に楽しんでもらえそうですね。

百成:Z世代はどんな反応をするんでしょうね。流星はZ世代じゃない?

北出:ギリギリ入ってるかもしれないです。僕はショートドラマをあまり見たことがないんですけど、なにかの作業中とかに流すのも良いんじゃないかなって思いました。

──会話が多いからラジオドラマみたいに楽しめるかもしれませんね。

北出:そうなんですよね。今の若い世代に合った作品なんじゃないかな。

百成:さっきみんなと話したんですけど、ショートドラマだからこそ、ということは特になかったんですよね。

一同:たしかに。

百成:とはいえ、序盤でお客さんの心を掴まないといけないので、普通のドラマとは少し構成が違っていたりします。撮影しながら完成したらどうなるのか気になっていました。

北出:撮り終えてから結構後悔しませんでしたか? ここはこうしたほうが良かったんじゃないか?と。

百成:ひとつのシーンの結果を先に撮るところもあったからね。

北出:そうなんです。撮り直したいなと思ったところがいくつかあったんですよね。

──今回、撮り直しはありましたか?

百成:NGは……僕が最後に沼ったくらいです(笑)。テストのNGは多かったよね。台詞を間違えて笑っちゃったり(笑)。でも本番になるとバチッと決まって、予定より早く収録が終わりました。

北出:みんなで「巻こう!」って一丸となりましたよね(笑)。

百成:押したら寝れないぞ、ってね(笑)。

一同:(笑)

北出:休憩も取らずに頑張りました。

小松:みんな協力的だったよね。大人たちが全力で動いてくれました(笑)。

中山:スタッフさんたちがスケジュールを逐一調整してくれていて。

百成:あれはかっこ良かった。

──撮影環境的にもショートドラマだからこその特別な違いはなかったのですね。

百成:撮影にスマホを使ったくらいですかね。特別、ショートドラマだからということはなかったですね。

 

 

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