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『ジョーカー2』平田広明、村中知、山田裕貴が登壇したジャパンプレミア公式レポ

『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』公開前夜祭ジャパンプレミアの公式レポートが到着! 平田広明さん、村中知さん、山田裕貴さんが登壇

アカデミー主演男優賞獲得、日本での動員4週連続No.1、世界興行収入1,500億円などを達成し、社会現象となった映画『ジョーカー』の最新作にして完結編となる『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(通称「ジョーカー2」)が、2024年10月11日(金)に全国ロードショー!

10月10日(木)に行われた公開前夜祭 ジャパンプレミアに、日本語吹き替え版キャストである平田広明さん、村中知さん、山田裕貴さんらが登壇し作品のトークを繰り広げました。このたび、本イベントの公式レポートが到着しています。

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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ
理不尽なこの世の中の代弁者として祭り上げられたジョーカーの前に、突然現れた謎の女リー。世界へ狂乱が伝播していくなか、孤独で心優しかった男の暴走はどこへ行き着くのか?彼は悪のカリスマなのか、ただの犯罪者か?ついに「ジョーカー」が完全となる――世紀のXデーの目撃者となれ。作品名ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ放送形態実写映画シリーズジョーカースケジュール2024年10月11日(金)キャストジョーカー:ホアキン・フェニックス(平田広明)リー:レディー・ガガ(村中知)ジャッキー:ブレンダン・グリーソン(斎藤志郎)メリーアン:キャスリン・キーナー(塩田朋子)裁判長:ー(角野卓造)パディ:ー(木下浩之)リッキー:ー(上村祐翔)若い囚人:ー(福西勝也)ルー博士:ー(前田一世)ソフィー:ザジー・ビーツ(種市桃子)ゲイリー:リー・ギル(越後屋コースケ)ケーン:ー(伊沢磨紀)ハービー検事:ー(山田裕貴)スタッフ監督:トッド・フィリップス配給:ワーナー・ブラザース映画公開開始年&季節2024実写化映画(C)&TMDC(C)2024WarnerBros.Ent.AllRightsReserved.IMAX®isaregisteredtrademarkofIMAXCorporation.DolbyCinemaisaregisteredtrademarkofDolbyLaboratori...

『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』イベント公式レポート

前作で理不尽な社会の代弁者として祭り上げられたジョーカーの狂乱が民衆へと伝播していき、かつてないショーが幕を開ける本作。そんな劇中の狂乱に感化された民衆のように「ジョーカー!ジョーカー!」と叫ぶ観客たちの熱烈な“ジョーカーコール”に呼びこまれ日本語版吹替キャストが登壇。

前作『ジョーカー』のブルーレイ&DVD に収録された日本語吹替版からの続投となるジョーカー/アーサー役の平田広明。そしてレディー・ガガ演じる謎の女性リー役の村中知。先日ロンドンで行われたプレミアイベントに参加し豪華キャストへの直接インタビューを成功させ、本作でジョーカーを追い詰めるハービー検事役の吹替を担当する山田裕貴ら豪華吹替キャストが集結した。

観客の熱量に驚きの表情を見せた平田は「山田裕貴君のファンの方いらっしゃいますか?そんな山田の大好きな声優平田広明です。覚えて帰ってください」と挨拶。これに対し山田も「本当にそうなんです!初めて声優さんにサインを頂いたのは13年前の平田さんなんです!」とコメント。

村中も「公開前夜祭!ジャパンプレミアにようこそお越しくださいました!。『ジョーカー2』は情報過多な作品なので、皆さんはまず日本語吹替というセリフが入ってきやすい状態で映像を隅々まで観られるので一番いい選択しています!もちろん字幕版も素敵なので、どちらも何度も楽しんでいただけるいい作品になっています」と公開を待ち望むファンたちにメッセージを送った。さらに山田は「普段とは違うフィールドなんですけど誠心誠意、魂を込めてやらせていただきました。どんな声になっているか楽しみにしてください!でも、そんなことよりまずは『ジョーカー2』を楽しんでいただければ何よりも嬉しいです」と語った。

そしてアフレコ時に共演歴のある平田からメッセージを貰っていたという山田は「アフレコ前日に『音響監督さんに伝言を預けている』とメッセージを平田さんから貰ったんです。そして当日に音響監督さんから『責任重大だぞ』という平田さんの伝言を受け取りました」と告白。すると平田は「そんなこと一言も言ってない!」と真っ向から否定。さらに「吹替キャストとして山田君が発表されてから色んな所でその話をしてネットニュースになっているけど、俺が凄い嫌な人みたいじゃん!」と語り、おもむろに携帯を取り出すと「証拠がある!『音響監督さんに裕貴君への伝言をお願いしておきました。吹替の収録頑張ってね~』って送ってる。全然プレッシャーかけてないじゃん!」と山田を問い詰めた。

しかし平田は続けて「僕より収録が後だと分かったので、山田君には『この吹替はさ、君にかかっているから..』という伝言も残していました..」と山田が語るようにプレッシャーもかけていたことを告白。これには村中も「もっとひどいじゃん!」と山田に同情を示した。

世界を震撼させ社会現象を巻き起こした『ジョーカー』の続編ということでファンの期待も最高潮に達している中、観客から「先に公開されたアメリカでは賛否両論で騒然となっていますけど、作品を観た後に自分の感想も賛否のどちらに転ぶのか、日本のオーディエンスの皆様もどちらに傾くのか今から楽しみです!」と熱烈なコメントをぶつけた。これに対し本作の“かつてない衝撃”を一足先に目撃した平田は「前作は皆さんご存知のジョーカーに“リアルな生い立ちがあったとしたら?”というのが描かれた作品で賛否を呼んだので、それを聞いて『だろうな』と思いました。だからこそ観客は共感しヒットしたと思います。でも今回は皆さんが共感したジョーカーの“闇”が思ったより深かったら?というのが描かれています。とにかく観れば観るほど深みにハマっていくと思います」と回答。

そしてトークは三人が演じた個性的なキャラクターについての話に。前作で社会的に恵まれない境遇の中でも希望を絶やさずに生きようとするものの、少しずつ未来を断たれていき“悪のカリスマ”に変貌を遂げるジョーカーのキャラクターが世界に衝撃を与えたように、本作に登場するキャラクターにも注目が集まっている。そんな自身の演じたキャラクターのヤバさについて平田は「睨む目つき」と回答。

「ヤバくないところなんてないよね?前作でジョーカーが憧れの番組で紹介されるところ覚えていますか?最初は嬉しがっていたんだけど、途中から『あれ?馬鹿にされてない?』って気づき、だんだん目つきが変わっていくんです。あれと同じ目が『ジョーカー2』でも出てくるので見逃さないようにしてほしいです」と語り、ジョーカーが本作でも狂気的な姿見せることを示唆。そしてそんなジョーカーの狂乱が伝播する謎の女性リーを演じた村中は「純粋に純粋でヤバい!!!」と回答。

「一見普通に見えて、『自分がこういう風になりたい』と思ったリーが『純粋にその方法を取るんだ?普通は違うよね?』と驚かされます。リー本人はそれが良いと思っているが故のヤバさ。解釈さまざまある作品ですが私にとってのリーのヤバさはそんな一面ですね」とリーのヤバさを告白。そしてジョーカーやリーと比べ、一見普通の人に見えるハービー検事を演じた山田は「冷静すぎてヤバい」と答え、平田も思わず「そうだったね!すごい冷静だったね..」と思わず同意。

「皆さんがもしジョーカーを裁くとして、法廷で彼を見た時に冷静でいられますか?『あなたは犯罪者だ!』と熱をもって裁こうとするはずのところを、僕より若いハリー・ローティさんという役者さんは凄く余裕そうに演じるんですよ。本当に何を考えているのか分からなかったんです」と答えた。さらにロンドンでのプレミアイベントに参加した時を振り返り「監督とホアキン・フェニックスさんと、レディー・ガガさん、ハリー・ローティさんに会うタイミングでお話をして『あ!やっぱりあのシーンにはそういう意図があったんだね』と思えました。“冷静さ”にも意味があると思えたので是非これから見る方にはそこにも注目していただきたいです」と吹替を担当したからこそを分かるキャラクターのヤバさを打ち明けた。

日本に先駆けて全米25,788スクリーンで公開を迎えた本作は、週末3日間で興行収入4,000万ドル(約59.2億円)を叩き出し、2作品連続のNo.1のスタートを記録。一足先に“かつてない衝撃”を目撃した観客からは賛否両論のレビューが飛び交い、ファンの間では早速考察や議論が白熱している。

そんな本作について平田は「試写終わってすぐにスタッフさんと色々話したんですけど、みんな見方が違ったんですよね。できるだけ先入観を捨ててニュートラルな状態で見ると『こういう話なのか!』となると思います。だけど、それも正解とは限らないので不思議な映画です」とコメント。

さらに村中も「自分に近しい感想を抱く人は周りに生まれない作品だと思います。最初に映画を観た時って自分の経験や価値観に基づいて自分なりの感想を抱くと思いますので、自分とは違う経験をしてきた人たちを映画について話してみると感想の厚みが増していくと思います」と語った。

山田は「皆さん普段生きていたら嘘ついたり愛想笑いするじゃないですか?そうやってメイクを一つずつ重ねていって、『本当の自分ってどこにいるんだろう?』って分からなくなることありませんか?それこそが“ジョーカー”だと思うんです。本当の事なんてどこにもないけど、その人にしか分からない本心がある。その本心をジョーカーというキャラクターを通して見守っていくみたいな見方ができたらできたらいいのかと僕は思います。でも、これは僕の感想なので皆さんが観た後に抱く感想は全然違うと思います。そうやって感想を言い合って、議論が生まれるというのがこの作品の狙いだったらどうします?賛否があるからこそ盛り上がっているんだと思います。」と公開後にシェアされる感想に期待を膨らませ、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。

『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』作品概要

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ

あらすじ

理不尽なこの世の中の代弁者として祭り上げられたジョーカーの前に、突然現れた謎の女リー。世界へ狂乱
が伝播していくなか、孤独で心優しかった男の暴走はどこへ行き着くのか? 彼は悪のカリスマなのか、ただの犯罪者か?
ついに「ジョーカー」が完全となる――世紀のXデーの目撃者となれ。

キャスト

ジョーカー:ホアキン・フェニックス(平田広明
リー:レディー・ガガ(村中知
ジャッキー:ブレンダン・グリーソン(斎藤志郎
メリーアン:キャスリン・キーナー(塩田朋子
裁判長:ー(角野卓造)
パディ:ー(木下浩之
リッキー:ー(上村祐翔
若い囚人:ー(福西勝也
ルー博士:ー(前田一世
ソフィー:ザジー・ビーツ(種市桃子)
ゲイリー:リー・ギル(越後屋コースケ)
ケーン:ー(伊沢磨紀
ハービー検事:ー(山田裕貴

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