演じて気付いた“アイドルと声優の共通点”。TVアニメ『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』つぐみ役として出演中の井上和(乃木坂46)さんにインタビュー丨思い出のアニメと憧れの声優は?
ふしぎな駄菓子屋「銭天堂」にたどり着いた人々が、そこで手にした不思議な駄菓子の力で悩みに向き合う姿を描いたアニメ『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』。第141話「六条教授の新発明」より、銭天堂とその店主・紅子への復讐をたくらむ六条教授のエピソードが展開します。
そんな新たな物語の幕開けに際して、乃木坂46の井上和さんが準レギュラーとして出演! 六条教授が作り出したアプリに登場するハイテクAI・つぐみを演じています。今回、井上さんにインタビューを実施し、つぐみについてはもちろん、作品や演技についてお話しいただきました。
念願の準レギュラー!
ーー『銭天堂』にはこれまでもゲストキャラクターで出演されていますが、改めて準レギュラーとして出演が決まった感想をお聞かせください。
井上:素直に嬉しかったです。最初に『銭天堂』に出演させていただいたのはラジオ番組(NHKラジオ第1「らじらー!サンデー」)の企画がきっかけだったんですけど、そのエピソードで演じたのが招き猫のにゃぎで、またいつか演じてみたいなと思っていました。でも正直、「これっきりかな?」なんて。
そんな中、今回、まさかのお話をいただいて驚きました。もともと声優のお仕事に興味がありましたし、それがきっかけで呼んでいただけたところもあるので2倍嬉しかったです。
ーー今回出演にあたってどんな心境でしたか?
井上:私は乃木坂46の5期生で、まだまだお仕事の経験が浅く、最初は不安や緊張がありました。でも、グループの名前を背負って、いろいろな分野で活躍している先輩方に対して憧れを持っているので誇らしいことだなって思います。しかも、それが声のお仕事ということで、不安より嬉しさのほうが勝りました。
ーー声のお仕事に興味があったということは、もともとアニメや声優がお好きだったのですか?
井上:そうなんです!
ーー憧れの声優がいたり?
井上:そもそもアニメが好きになったきっかけが、小学生の頃に見ていた『ソードアート・オンライン』なんですよ。当時はドハマリして剣を自作したりして(笑)。そんなこともあって、キリト役の松岡禎丞さんに憧れるようになり、作品はもちろん、ラジオとかも聴かせていただいています。
ーーそうでしたか。声のお仕事を通して、いつか共演する日があるかもしれませんね。
井上:そうですね。いつか機会があったら嬉しいなと思っています。