冬アニメ『想星のアクエリオン Myth of Emotions』花守ゆみりさん・小市眞琴さん・豊崎愛生さん・小原好美さんら登壇で先行上映会開催! 作品や演じるキャラを紹介
「アクエリオン」シリーズ20周年を記念する第4作、TVアニメ『想星のアクエリオン Myth of Emotions』。2025年1月9日(木)より TOKYO MX、テレビ愛知、tvk、BS朝日ほかにて放送開始となります。
本作の先行上映会が、2024年12月7日(土)立川シネマシティにて開催。メインキャストの花守ゆみりさん・小市眞琴さん・豊崎愛生さん・小原好美さんに加え、糸曽賢志監督、MCとして芸人のほしのディスコさん(パーパー)が登壇しました。
新作PVや追加キャスト、さらにOP&EDのタイアップ情報も発表となりました。
『想星のアクエリオン Myth of Emotions』先行上映会公式レポート!
2025年1月9日からTOKYO MXほかにて放送がスタートするTVアニメ『想星のアクエリオン Myth of Emotions』。その先行上映会が、2024年12月7日、東京・立川シネマシティ シネマツーにて開催された。
上映会後のトークショーには、オオトリ サッコ役の花守ゆみりさん、ツキシロ リミヤ役の小市眞琴さん、ハタノ トシ役の豊崎愛生さん、イチキ サヨ役の小原好美さんが出演。作品にまつわるトークのほか、最新PVや追加キャストも公開される大盛り上がりのイベントとなった。その模様を徹底レポートする。
第1話の上映後、MCを務めるほしのディスコさんの呼び込みで4人が登壇。早速、作品の感想トークを繰り広げ、気になる始まり方と気になる終わり方に胸を躍らせたこと、映像の迫力に驚かされたことを明かした。
作品トークでは、まず『アクエリオン』シリーズのおさらいから。シリーズ第1作『創聖のアクエリオン』は、河森正治・サテライト原作によるオリジナルロボットアニメとして、2005年に放送。2012年には『アクエリオンEVOL』、2015年にはシリーズ10周年を記念した『アクエリオンロゴス』が放送され、20周年となる2025年には本作『想星のアクエリオン Myth of Emotions』が放送される。
初代の放送時、小学生だったという花守さんは「アニメが時間的に見られない年齢でしたが、歌(シリーズ第1期のオープニングテーマ「創聖のアクエリオン」)はみんな知っていました」と、物語だけではなく楽曲も「神聖化」されていたことを明かす。また、オーディションには本作の名セリフである「GOアクエリオン!」もあったようで、豊崎さんは「めっちゃ気持ちよかった!」と名セリフを叫ぶことができた喜びを語っていた。
ここでゲストとして糸曽賢志監督が登場。キャスト陣の収録は1年前に終わっていたといい、ようやく公開にこぎつけた感謝を述べる。豪華スタッフ陣の紹介では、糸曽監督が以前からファンだったという村井さだゆきさんにメールで直接シリーズ構成をお願いしたことや、糸曽監督がキャラクターデザインの工藤昌史さんと村井さんに現在のキャラクターデザインでいきたいと話したところ、2人に驚かれたことを語ってくれた。
続いて最新PVが初公開され、追加キャストとして、サン役の七海ひろきさん、ムナカタキョウコ役の安野希世乃さん、そして猿田一彦役の湧津ユウミさんの出演が発表された。
また、本作はビデオコンテ(Vコンテ)を使用しており、Vコンテは実写で撮影されたという。キャスト陣は江の島で撮影されたモーションアクターの演技に合わせてアフレコをしたのだとか。猿田一彦役の湧津さんもそのモーションアクターの一人で、声があまりにハマっていたため、糸曽監督が声優としてもオファーしたという経緯が明かされた。
また主題歌情報も公開された。オープニングテーマ「創聖のアクエリオン Myth of Emotions Ver.」を担当するのは、『アクエリオン』シリーズ第1期主題歌も担当したAKINO from bless4と福山芳樹さんのスペシャルユニット。
エンディングテーマ『告白』もAKINO from bless4が歌う新曲となる。さらに、この楽曲では糸曽監督が作曲・菅野よう子さんに作詞がしたいとお願いし、なんと糸曽監督自身と菅野さんが共同で作詞を担当したという。
続いては各登場人物の紹介。本作は「欠けた心」が重要なキーワードとなり、クラスのはぐれ者だというサッコは「恐怖」が欠落。「恐怖は悲しみや怒りにくっついている感情だと思っていたので、どこまで切り離すべきか、逆に単体で存在する悲しみや怒りというものをどうやって作ろうかと考えながら演じました」と、花守さん。収録では、1話ごとにスタッフとの話し合いの場が設けられ、キャラクターの感情についてすり合わせたといい、「サッコは自分一人でつくったのではなく、この座組のおかげでできた」と語った。
器用で人当たりがいいリミヤは、「共感」が欠落。「自分の感情はあるけれど、人がどんな感情を持っているかはわからない。まわりを見て泣いたほうがいいと思ったら、そうするんです。彼の言葉は自分の言葉なのか、まわりがそう言うからその言葉を発しているのか、その演じ分けを大切にしました」と、小市さん。キャスト陣の間では一番人気だといい、サッコとリミヤ、どちらがモテるかという話題で盛り上がった。
真面目そうな見た目をしているトシは、「好奇心」が欠落。「ひと言で言うと、コンプレックスの塊。何事にも興味を持てない、好きになれない。それを短所だと自分で気づいているのがポイントです」と、豊崎さん。それでも他人とコミュニケーションを取りたいという思いはあるようで、表に出てくるセリフと無関心な内面の違いが注目ポイントになりそうだ。
ほんわかした雰囲気のサヨは、「自己愛」が欠落。「どう向き合ったらいいかと考えたときに、あまり考えなくていいかと思ったんです。自分ではなくみんなのために何かしたいという気持ちは誰にでもある成分。その共感性から近づいていこうと思ったときに、彼女は思いやりがある子なんだと思うようになりました」と、小原さん。第1話で衝撃の登場を果たしたサヨは、この先も「欠落しているからこそ迎える展開」があるとのこと。
また和氣あず未さんがキャストを担当し、学園の人気者だというモモヒメは、モテモテでありながら「恋愛感情」が欠落。監督によれば、友達と仲良くしたり、動物をかわいがったりする気持ちは残っているという。キャスト陣は、愛をテーマにした作品で恋愛感情が欠落しているキャラクターがいることに注目していた。
続いては、キャスト陣による企画コーナー。最初のコーナーは、「『合体』すれば世界が変わる…想いをつなげ!合体いつどこゲーム!」。それぞれがお題に沿って、「いつ」「どこで」「誰が」「何をした」を書いていき、文章を作るというもの。
「『想星のアクエリオン』第1話の印象的なシーン」というお題では、花守さんから順番に「1万年と2千年前」「私立江ノ島学園で」「会場の皆さんが」「合体した」と回答。会場から大きな拍手が送られ、「合体」したという判断に。抽選でお客さんにキャストの寄せ書きが送られた。このコーナーのほか、「江の島ご当地クイズ」も開催された。
告知コーナーでは放送・配信日時が発表されたほか、音楽情報、Blu-ray情報と盛りだくさんの内容。詳細は公式ホームページ、公式Xアカウントを参照してほしい。
4人の楽しいトークが繰り広げられた先行上映会。最後にキャスト陣それぞれが、『想星のアクエリオン Myth of Emotions』が「いかに新しく、緻密で、面白いか」を熱弁し、イベントを締めくくった。
TVアニメ『想星のアクエリオン Myth of Emotions』作品情報
(そうせいのアクエリオン ミィスオブエモーションズ)
イントロダクション
「思い出して、翅(はね)があったころのことを」
1万2千年前の想いに応え、繋がったのは欠けたこころ。
太陽と月と火星が出会うとき、新たな合体の調べが流れる──!
湘南の海に浮かぶ小島、江の島。
美しくのどかなその浜辺に、〈私立江ノ島学園〉はある。
学園には、全国から優秀な子どもが集められ、最新の機器を使った英才教育が施されていた。
特殊強化クラスの生徒〈エレメント〉に選ばれたサッコ、リミヤ、トシは、感情の力で動く戦闘機〈ベクターマシン〉の操縦を命じられ、謎の侵略兵器〈神話獣〉との戦いを余儀なくされる。
戦いのさなか、不可思議なヴィジョンに導かれ、サッコは叫ぶ──。
「想星合体! GO、アクエリオン!」
繰り返される輪廻の果てに、現れた機械天翅アクエリオン。
宿命を背負った少年少女は、得体のしれない団体〈宇宙たまごの会〉や大人たちの思惑が交錯する中、この宇宙の真実と向き合っていくことになる……。
これは、おのれの感情と宇宙の存亡を賭けて紡がれる、壮大な愛の神話。
放送情報
2025年1月より放送開始!
・TOKYO MX:1月9日より毎週木曜24:30~
・テレビ愛知:1月9日より毎週木曜26:05~
・tvk:1月10日より毎週金曜24:00~
・BS朝日:1月10日より毎週金曜23:30~
・AT-X:1月10日より毎週金曜20:30~
※リピート放送:毎週火曜8:30~/毎週木曜14:30~
※放送日時は変更となる場合がございます
配信情報
U-NEXT、ABEMA、アニメ放題にて地上波放送同時先行配信決定!
2025年1月9日(木)より毎週24時30分~
※配信日時は予告なく変更となる可能性がございます
その他各種配信サイトでも順次配信予定!
STAFF
原作:河森正治・サテライト
監督:糸曽賢志
シリーズ構成:村井さだゆき
スーパーバイザー/アクエリオンデザイン:河森正治
キャラクターデザイン:工藤昌史
美術監督:根本勇気
色彩設計:鈴木依里
3DCGディレクター:後藤浩幸
撮影監督:山根裕二郎
音楽:大間々 昂 兼松 衆
音楽制作:フライングドッグ
音響監督:阿部信行
音響制作:ダックスプロダクション
アニメーション制作:サテライト
製作:Project AQUARION MOE
オープニングテーマ:「創聖のアクエリオン Myth of Emotions Ver.」AKINO from bless4・福山芳樹
エンディングテーマ:「告白」AKINO from bless4
CAST
オオトリ サッコ:花守ゆみり
アマハ モモヒメ:和氣あず未
ツキシロ リミヤ:小市眞琴
ハタノ トシ:豊崎愛生
イチキ サヨ:小原好美
イチキ ハナ:????
サン:七海ひろき
宗方響子:安野希世乃
猿田一彦:湧津ユウミ