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『星降る王国のニナ』田中美海(ニナ役)&(アズール役)梅原裕一郎&内山昂輝(セト役)【連載第3回】

『星降る王国のニナ』リレーインタビュー第3回:ニナ役 田中美海さん&アズール役 梅原裕一郎さん&セト役 内山昂輝さん|ニナもアズールもセトもみんな不器用……だからこそ仲良くなれる!?

ニナの覚悟を受け止め、運命に逆らうアズール。ニナに惹かれ、徐々に心を開くセト。そして、恋心と意志と運命の狭間で苦しむニナ。ガルガダ国で一堂に会した三人が迎える結末とは――!?

いよいよ最終回を迎えるTVアニメ『星降る王国のニナ』。リレーインタビュー最終回は、ニナ役の田中美海さん、アズール役の梅原裕一郎さん、そしてセト役の内山昂輝さんが登場。複雑に絡み合うキャラクター同士の想いを紐解いていただきました。

 

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星降る王国のニナ
フォルトナ国城下で孤児として暮らしていたニナは、星の神のごとき深き青――瑠璃色の瞳を持っていた。事故で亡くなったフォルトナ国の王女アリシャと同じ色の瞳ゆえ、第二王子アズールに見出され、ニナは王女に成り代わることを求められる。身代わりの星の巫女として、王女として、与えられた使命――それは三月のあと、大国ガルガダの第一王子セトに偽りの花嫁として嫁ぐこと。運命に翻弄されながらも、誰かに必要とされることに喜びを感じるニナ。そのまっすぐな瞳が見ているものとは……。愛する人を守る決意をしたとき、それぞれの運命が大きく動き始める!!作品名星降る王国のニナ放送形態TVアニメスケジュール2024年10月10日(木)~2024年12月26日(木)TOKYOMX・BS朝日ほか話数全12話キャストニナ:田中美海アズール:梅原裕一郎セト:内山昂輝ムフルム:東山奈央ダイタス:冨沢竜也ヨル:山下誠一郎ビドー:石川界人トート:堀江瞬ヒカミ:斎賀みつきアン:田澤茉純スタッフ原作:リカチ(講談社「BE・LOVE」連載)監督:駒屋健一郎シリーズ構成・脚本:山田由香キャラクターデザイン:竹谷今日子サブデザイン:加藤初重 刀根川恵 福地祐香 玉井あかね 談凱琪 古野琴絵 有永友紀 原由知プ...

 

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フォルトナ国からガルガダへと嫁いだニナは、第一王子セトの冷酷な振る舞いに振り回されながらも、正面から彼に寄り添い、少しずつ距離を縮めていく。一方、フォルトナ国ではニナが必ず守ると誓ったアズールが国王に即位。ガルガダへ使者がやってくるのだが、その中にはアズールらしき男がいて……!?波瀾万丈のガルガダ編へと突入し、ますます盛り上がっていくTVアニメ『星降る王国のニナ』。リレーインタビュー第2回は、ニナ役の田中美海さんとセト役の内山昂輝さんが登場。「戦神」として畏怖されるセトと、そんな彼にぶつかっていったニナの物語を振り返っていただきました。  前回はこちら 物怖じしない強さが、ニナの最大の魅力なんだと改めて実感しました──内山さんはセトというキャラクターをどのように演じられようと思いましたか?内山昂輝さん(以下、内山):以前、ボイスコミック版でセト役をやらせていただいていたので、そのときの感触や、改めて原作を読んだときのイメージを参考にしながら、また最初から組み上げていく感覚で演っていこうと思いました。中盤以降で語られるセトの過去も重要な要素なので、そういう部分も頭に置いてキャラクターを作っています。──まさに第八夜でセ...

 

本格的な三角関係、来たな!って

──第八夜のラストで、フォルトナ国の使者に扮したアズールがガルガダ国に到着しました。久しぶりの登場でしたよね。

梅原裕一郎さん(以下、梅原):そうですね。視聴者の皆さんは忘れていたかもしれませんが。

内山昂輝さん(以下、内山):いやいや(笑)。

梅原:アズールというキャラクターがいたことを思い出していただけたなら幸いです(笑)。

 

 
第九夜では使者の一人としてセトと対峙し、セトも何かに勘付いているような、いないような雰囲気があったので、ここからどんどん面白くなっていくんだろうなと、そのバチバチした雰囲気に期待感が高まりました。

──ニナとしてはどうでしたか?

田中美海さん(以下、田中):ニナが話しかけても振り向いてくれなかったのは、本当にショックだったと思います。怒らせちゃったのかな、誤解があるのかなと、ますますモヤモヤしてしまう。そこから、また使者たちのところへ向かうんですが、セトもやってきて……本格的な三角関係、来たな!って。

一同:(笑)

 

 
田中:ついに三人が同じ場所に立ったなとワクワクしたと同時に、冷徹なセトを見てそういえばこういうやつだったなと、いきなり剣抜くじゃんと、数話前の記憶も蘇ってきました(笑)。ここ数話はセトの優しい一面がようやく見えてきたところだったので、ニナと同じく「もう、セトやめろよ~」みたいな感覚になったのを覚えています。

内山:ここまでセトとニナの関係性が少しずつ変わってきて、セトの揺れ動く心も感じられましたが、第九夜の最後にアズールのカッコいいシーンがありましたよね? 窓を挟んで向かい合う二人、そしてニナのモノローグ。「一瞬で全部引っ張っられる感じ」。え、セトが今まで積み上げてきたものが一瞬で!?って思いました。

一同:(笑)

内山:セトとしては振り出しに戻りかねないなって。これが衝撃的でした。それから最後の「大好きって思っちゃうじゃないか」も、いやぁ思っちゃったのかぁって。

田中:思っちゃいましたね~。

内山:セトの知らぬ間にこんなことになるなんて……。びっくりしました。

 

 

──やはりニナの心はアズールなのでしょうか?

田中:あくまでも「現時点では」ですが、アズールです。

内山:言い切りましたね。

梅原:そうなんだ(笑)。

田中:そうですよ! だって、アズのために覚悟を決めてガルガダ国に嫁いできたわけですから。

内山:「アズールを守る」というもともとの目的を考えるとそうですよね。

田中:最初はアリシャとしてセトに接していたニナが、だんだんニナ自身として接するようになって、抱きしめたいとか幸せにしてあげたいとか、恋愛とは別の「愛のカタチ」を見つけていったんです。でも、その原動力となったアズが目の前に現れて、しかもあんなに優しい声で「ニーナ」なんて呼ばれたら……。

 

 
内山:(セトとの)キスシーンも吹っ飛んじゃいますよね。

田中:そうですね(笑)。

内山:この回は完全にアズールに持っていかれました。

 

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