ついにラスト!『とある魔術の禁書目録』最終話アフレコからキャ..

科学と魔術が交差するとき――その果てにあるものとは? TVアニメ『とある魔術の禁書目録』最終話アフレコ取材

 魔法、そして科学が生み出す超能力者たちの戦いを描いた注目作!!

 MBS、TBSほかで好評オンエアされ、人気を博したTVアニメ『とある魔術の禁書目録』が、この春クライマックスを迎える。

 生まれたときから右手に“幻想殺し”(イマジンブレイカー)を宿したため、神の祝福を遠く置き去りにされてしまうほど不幸に見舞われる日々を送る主人公・上条当麻が、ある日、10万3000冊もの魔道書の内容を記憶する少女・インデックスと出会うことによって始まる物語。魔法、そして科学でつくられし超能力者の戦いに当麻は巻き込まれ、“妹達”(シスターズ) と呼ばれるクローンとの悲劇的な運命を背負う御坂美琴をはじめ、さまざま少女たちと関わりを持っていく。そして終盤、当麻の前は風斬氷華、シェリー=クロムウェルが現われる。2人が当麻、学園都市に及ぼそうとしているものとはいったい何か? 白熱の展開が繰り広げられるようとしている。

 最終話収録後に行われたアフレコ取材では、上条当麻役の阿部敦さん、インデックス役の井口裕香さんをはじめ、ファンに人気の高い御坂美琴を演じる佐藤利奈さん、終盤のキーパーソンとなる風斬氷華を演じる阿澄佳奈さんにコメントを寄せていただいた。

 多くの女の子たちに想いを寄せられる当麻は、いったい誰が好きなのか? 氷華とシェリーは当麻に何をもたらすのか? 気になる今後の展開は? 気になる要素満載の『とある魔術の禁書目録』についてキャストたちが捉えるの魅力に迫ってみよう。


●最終話を終えた感想、そしてシリーズを振り返る

阿部敦さん(上条当麻役):終わってしまった……。というのが素直な感想です。『とある魔術の禁書目録』の収録では、求められるものが多く、最初こそ大変に思いましたが、1つ1つをこなしていくうちにあっという間に最終話を迎えてしまいました。とてもやりがいのある、楽しい作品でした。

井口裕香さん(インデックス役):気になる終わり方をしていたので終わった実感がなく、また来週もあるのでは?と思っています。『とある魔術の禁書目録』ではラジオをはじめ、イベント、特典の収録など楽しく貴重な経験をたくさんさせていただき、とても密度の濃い半年間でした。続編に期待です!!

佐藤利奈さん(御坂美琴役):私も最終話の実感があまりありません。美琴にはお当番の回があり、以降はちょこちょこと登場する形でしたが、当麻を取り巻く環境は毎回怒涛の最終回みたいな展開でそう感じたのかもしれません。
 美琴と妹達(シスターズ)の話は、原作を何度も読んでアフレコに臨んだ回で、原作を読んで感じたことをどうアニメで伝えることができるだろうか、強く意識したものとなりました。監督さんの明確なビジョンを土台に自分なりの味付けを加えて、心を込めて演じさせていただきました。
 演じていてとても楽しく思いましたので、続編があることを楽しみにしています。

阿澄佳奈さん(風斬氷華役)ゲストキャラとして終盤に数話出演させていただきました。風斬氷華(かざきりひょうか)は、突然学園に現れた普通の女子学生。眼鏡をかけていて、けっこうグラマラスな女の子です。彼女には彼女自身予想だにしなかった運命があり、それに翻弄されていきます。どうやら普通の人間ではなく、また能力者たちとも違うところにいるキャラクターのようで、その描写や、さまざまな感情の表現にプレッシャーを感じました。
 ここまで熱い作品に最終章で出させていただき、たいへん恐縮しておりますがすごく楽しく演じさせていただきました。


●クライマックスの見どころ、視聴者へのメッセージ

阿部さん:正直、24話分の台本を読んで何度か泣いてしまったことがありました。特に最終章はグッとくるものがあって、風斬氷華とシェリー=クロムウェルの2人の行動理由には胸を打たれました。
 最終章はシリーズの中でも作品の世界観を象徴しているお話だと思いますので、ぜひご覧いただき理解を深めてもらえると嬉しいです。どうぞオンエアを楽しみに待っていてください。僕自身、続編をとても期待しています。みなさんのお力添えがあればきっとお目にかかれると思いますので何卒ご声援のほどを。

井口さん:見どころは戦いが熱いところだと思います。とりわけ当麻とシェリーの戦いは熱く、そこに氷華も加わっていく。とても迫力のある映像になっていて私自身、今からオンエアがとても楽しみに思っています。
 2クールやってこれたのも、原作のファンの方をはじめ、アニメを見てくださるみなさんの応援があってこそです。感謝の気持ちでいっぱいです。アニメはまだまだ原作の魅力的なキャラたちが出きっていませんから、ぜひ続編があることを切に願っています。

佐藤さん:『とある魔術の禁書目録』では、毎回出てくる登場人物たちが自分の運命に抗ったり、悩んだりしているのですけれども、それが当麻と出会うことによってわだかまりが解け、ちょっとだけ前を向くことができる。それがしっかりと描けている作品だと思います。
 最終回は氷華とシェリーをぜひ見ていただきたいなと思うと同時に、美琴と黒子のシーン、まさかのお色気担当? みたいなところにご注目ください(笑)。

阿澄さん:シェリーと絡むシーンでシェリーの迫力に押されながらも、みなさんに助けていただき、支えてもらいながら、無事収録を終えることができました。
 作品は最後まで熱い話が続いていきます。ぜひ楽しみにしていただいて、どうぞ最後まで応援を宜しくお願いいたします。


 インデックスとの出会いから、多くの女の子に囲まれ慕われてきた上条当麻。演じる阿部さんから見て果たして当麻は誰が好きだったのだろうか? そんな問いに阿部さんは言葉を濁しながらも、「きっと上条は月詠小萌(つくよみ こもえ)先生のことが大好きなんだと思います(笑)」とかわした。そんな当麻の恋の行方も気になるばかりではなく、まだまだアニメには登場していないキャラクターなど、ファンにとっても気になる要素は多分にあることであろう。

 DVD、Blu-rayが好評発売中の『とある魔術の禁書目録』。クライマックスを迎えるのをきっかけに、お手にとって見てみてはいかがだろうか。

(C)鎌池和馬/アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX

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