TVアニメ『とある魔術の禁書目録（インデックス）』が10月4日ついにTV放送スタート！メインキャストにアフレコ現場で取材！超能力と魔術の壮絶な対決を描く本作品の魅力を語ってもらった！

　科学と魔術この水と油ともいうべき2つの世界観を融合させた、鎌池和馬原作の人気ライトノベル『とある魔術の禁書目録（インデックス）』が、この秋TVアニメ化。10月4日よりMBSほかで放送が開始される。
本作は既刊17巻、累計280万部を突破する人気シリーズで、外伝として『とある科学の超電磁砲（レールガン）』も発刊。（いずれもアスキー･メディアワークス刊）そして今回、待望のTVアニメ化が実現した。

　●物語
　東京西部に位置する人口の8割が学生という学園都市。この都市の生徒たちは、科学的に解明された超能力を発動させるための特殊なカリキュラムが組まれる。この学園に通う“無能力”（レベル０）の少年、上条当麻はある日、空から降ってくるように現われた少女インデックスと出会う。「自分は“魔術”の世界から逃げてきた」と語る少女を放ってはおけないと感じた当麻は、この後、魔術師たちとの戦いに巻き込まれていく。
当麻の最大の武器は、落第寸前とまで評価されるほどの無能力でありながらも、異能のものなら何でも打ち消してしまうという“幻想殺し”（イマジンブレイカー）。この力が当麻をはじめ魔術師たちに意外なまでの影響力を及ぼしていく。そしてその戦いの先にあるものとは――？

　オンエアに先駆けて行われたアフレコ取材では、メインキャストのみなさんが取材に応じてくれた。「科学と魔術が混ざることによって、両者のもつ面白さを呼んでいく」という、本作の面白さ。「魔術を遣ったバトルシーンは派手で見どころになる」というアニメの魅力について迫っていただいたので、そのときのコメントを紹介していこう。

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●魔術師or超能力者？キャラクターを紹介

阿部敦さん（上条当麻役）：上条当麻は一言でいうと不幸なヤツです。学園では無能力者に扱われ、幻想殺し（イマジンブレイカー）のために神の加護まで失ってしまった彼は、誰を恨むことも無く「ああ、不幸だなぁというしかない」人物なんです。
ただ、ひとたび困っている人がいれば、機転を利かせ、怖いけれども見捨ててはおけずに勇気を奮い起こして立ち向かうところは人間的に惹かれますので、ぜひ注目していただきたい主人公でもあります。

井口裕香さん（インデックス役）：インデックスは銀髪の少女で、10万3,000冊の魔導書を記憶している完全記憶能力を持つキャラクターです。それが故に魔術師に狙われてしまうのですが、だからといってすごい魔力の持ち主かと言うとそうではなく、基本的に戦いには向いていません。年齢よりも幼く見え、感情も豊かな甘えん坊の女の子です。当麻から見ればどちらかというと妹的存在で、小動物的な可愛い動きを見せていくのが特徴です。

佐藤利奈さん（御坂美琴役）：美琴は学園側の人間で中学生です。高いレベルの電撃能力を持つ超能力者になります。私自身久しぶりの中学生役で、絵が大人っぽく見える分、高校生以上にならないように意識して臨んでいます。活発で直情的で、嫌なものはイヤとハッキリと言ってしまうタイプのキャラクター。そのため、何が強いのかよくわからない当麻に対して強い言葉をかけ、戦いも挑む。最初の出会いとなった戦いのシーンで、彼女が放つ雷撃のシーンがカッコよく描かれていたのがとても印象に残っています。

伊藤静さん（神崎火織役）：神崎は登場からエロい格好をしていて、ジーンズも片方がショートになっているところがとてもセクシーです。魔術サイドの人間で、ある使命をもって上条の前に現われます。腰に携えた“七天七刀”という日本刀を操るめちゃくちゃ強い女の子です。クールで冷たい感じで登場する彼女ですが、内面的には優しい、人の心を大切にする素敵な女性でもあります。なぜ彼女がこんな形で上条の前に現われたのか、楽しみに注目していただければと思います。

谷山紀章さん（ステイル＝マグヌス役）：ステイルは魔術サイドを象徴する存在で一番初めに当麻の前に現われ敵対します。体が大きく“いつもタバコを吸っているお兄ちゃん”といった風貌で、能力も高く、炎の巨人イノケンティウスなども操ります。一筋縄ではいかないもの同士、今後のステイルと当麻の絡みも楽しみにしています。


●少数精鋭で頑張ります！ファンに向けてのメッセージを紹介

阿部さん：超能力に魔術がどう描かれていくかにご注目ください。また、1人1人の人間性もじっくりと見てもらえると、バトルだけのアニメではない深い部分もわかってもらえますので、ぜひそういった部分にも注目して見ていただけると嬉しいです。

井口さん：音がつくのが楽しみです。役者の声、サウンド、SEにワクワク感、ドキドキ感も増すと思っています。超能力、魔術、現実的ではないお話なのですが、リアルで自然な感じで繰り広げられるところが面白い。そんなところをみなさんにも感じてもらえるのではないかと思いますのでご注目ください。

佐藤さん：設定が細かく、それを追っていくのも楽しいので、原作とセットでみてほしい作品です。美琴は、雷撃の超能力を操るのですが、それを用いた戦いぶりは楽しみの1つです。あと、個人的には外伝の『とある科学の超電磁砲（レールガン）』に興味があり、そこでの黒子との絡みがアニメで、できたらきっと楽しいだろうなと思っています。

伊藤さん：キャラクター1人1人をしっかりと描いている本作、人の心から何かを感じてもらえたら嬉しいです。科学、魔術にもいろんな形があって、それらがどんな風に作品に絡んでいくのかもアニメの魅力の1つになっていきます。ぜひ楽しんで見てください。

谷山さん：音響がリアル指向で作られているのが魅力的です。魔術と超能力という幻想の世界の中にあって、リアルなセリフが作品をより身近に感じさせるものになっていると思っています。私たちも、視聴者のみなさんの想像をよりかきたてられるような芝居を心掛けたいですし、作品のシリアスな感じの雰囲気を、より出していけるように努めていきたいので、どうか楽しみしていてほしいです。


　アフレコは少人数の精鋭で行われているという『とある魔術の禁書目録』。少人数だからこそ集中できる雰囲気がスタジオにはあり、1人1人のセリフもしっかりと練りこまれた脚本も注目だ。またチームワークもよく、アットホームな雰囲気も併せ持つスタジオで命を吹き込まれた魅力的なキャラクターたちが織り成す物語は、きっとオンエアでも楽しんでもらえるものになっていくことであろう。ぜひともこの秋期待の新作として注目していただきたい。

＜放送日＞
MBSにて10月4日より毎週土曜日26：55～
tvkにて10月4日より毎週土曜日26：30～
チバテレビにて10月4日より毎週土曜日25：35～
テレ玉にて10月6日より毎週月曜日26：00～
AT-Xにて10月9日より毎週木曜日13：00～（リピート放送あり）
以上の局にて放送開始予定。

＜STAFF＞
原作：鎌池和馬
原作イラスト：灰村キヨタカ
監督：錦織博
キャラクターデザイン：田中雄一
シリーズ構成：赤星政尚
音響監督：蝦名恭範
音楽：I've sound
音響制作：デルファイサウンド
アニメーション制作：J.C.STAFF

＜CAST＞
上条当麻：阿部敦
インデックス：井口裕香
御坂美琴：佐藤利奈
神裂火織：伊藤静さん
ステイル＝マグヌス役：谷山紀章
土御門元春：勝杏里
小萌：こやまきみこ
白井黒子：新井里美
アクセラレータ：岡本信彦

(C)鎌池和馬／アスキー・メディアワークス／PROJECT-INDEX

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