古川雄大さんがフルバンドで5曲をお披露目! デビューCD『PASTEL GRAFFiTi』発売記念イベントが渋谷タワーレコードB1F「STAGE ONE」で開催
ミュージカル『テニスの王子様』の4代目不二周助役で注目を集め、映画やTVドラマなど多岐にわたって活躍している古川雄大さんが、10月29日に発売されたミニアルバム『PASTEL GRAFFiTi』でついにアーティストデビューを果たした。11月9日、デビューCDの発売を記念したミニライブイベントが東京・渋谷のタワーレコードB1F“STAGE ONE”で行われ、フルバンドをバックに「Starting Days」を含む全5曲を披露した。
●自身が作詞、作曲しデビュー!「自分の思いを素直に歌にしました」
10月29日に発売されたデビューミニアルバム『PASTEL GRAFFiTi』は、疾走感あふれる爽やかなナンバーから等身大の感情を豊かに表現したバラードなど、本人が作詞・作曲したオリジナル・ソング全6曲を収録した意欲作。ステージに登場した古川さんは、「今日は大勢の方に来ていただいてありがとうございます」と会場に集まったファンに感謝の気持ちを伝えると、まずは『PASTEL GRAFFiTi』の1曲目でもある「Starting Days」からミニライブがスタートした。
「この曲は僕がアーティストデビューするに当たって作った曲。夢に対する気持ちや、自分の気持ち次第で再スタートする夢の道、そんな自分の思いを素直に歌にしました」と語る古川さん。次の「One Night」は眠れない夜に見つけた小さな幸せを歌うアップテンポなナンバー。古川さんが曲の合間で大きく手を叩き、観客も手拍子で応えていく。「コンビニ帰りの途中、ひとりなのにすごい笑顔の少年とすれ違ったんですよ。つられて僕も幸せな気分になりました。そんな小さな幸せと、自分によくあった出来事をリンクさせて作った歌です」と説明した古川さんは、「そのあとコンビニ弁当を幸せな気持ちで食べましたけど、でもやっぱりコンビニ弁当は寂しいですよね」と続けて会場の笑いを誘っていた。
上京して一人暮らしをはじめてから、あらためて親の大切さが分かったという古川さん。そんな両親への感謝の気持ちや故郷への思いを優しくつづった「Stay Green」を披露すると、続いて「ちょっとしんみりしてしまいましたね。でも、寂しくなったら笑っちゃいましょう!」の掛け声とともに「Smile or Smile」へ。そしてラストナンバーは「キズナ」。古川さんが高校を卒業するときに作ったというこの曲では、印象的なピアノの旋律とともに、決して失うことのない友人との絆をしっとりと歌いあげた。
最後は「これからも自分が納得できて、皆さんの心に残るような曲を作っていきたいと思います。皆さんこれからも支えていただけたら嬉しいです」と挨拶した古川さん。イベント終了後、古川さんに本日の感想を語っていただいたのでご紹介しよう。
――イベントを終えての感想をお願いします
古川雄大さん:ホッとしています。ステージに出る前はかなり緊張していたんですけど、「楽しみだな」っていう気持ちもすごく強くて。自分でも新鮮な気持ちだったので、今回のライブは楽しめました。
――自分で点数をつけるとしたら?
古川さん:100点! ……嘘です(笑)。今日は70点くらいかな。残りの30点は次回ということで。
――フルバンドでの本格的なライブでしたが、生演奏をバックに歌うのはいかがでしたか?
古川さん:よりリアルな音なので臨場感があって、自分もすごくノリやすかったし、助けられた部分もありました。今日は本当に楽しかったです。昨日初めてバンドメンバーの方たちにお会いしてリハーサルをしたんですけど、皆さんすごく頼もしくて優しい方たちだったので、すごく支えられました。
――MCでは曲の説明をしていましたが、ファンの方に対して直接話すのも初めてですよね
古川さん:雑誌などではありましたが、直接に自分の言葉で発信するのは初めてです。歌詞も自分で作っているので、説明することで皆さんに理解して聴いていただけたらなと思いました。
――今日のお客さんの反応はどのように感じましたか?
古川さん:声を掛けてくれたのにステージでは聞き取れなくて、僕が聞き返してしまったところがあったんですけど、お客さんから触れ合ってくれるので本当に支えられました。あまりライブに来たことがない方もいらっしゃったと思うんですけど、皆さん頑張って盛りあげようとしているのが伝わってきて、僕も絶対に盛りあげていこうという気持ちになれました。
――先にアーティスト活動をされている先輩の中河内雅貴さんからアドバイスを受けたりしましたか?
古川さん:「大丈夫だよ」って、それだけです(笑)。ちゃんと聞けばもっとアドバイスしてくれると思いますけど、自分の力でやりたかったので、あまりこちらから聞くことはなかったです。
――ご両親に報告したりは?
古川さん:昨日も電話しましたし、今日もこれから電話しようと思います。オカンが「Stay Green」を聴いて「今までの嫌な事を全部水に流してあげる」と言って喜んでくれたんですよ。水に流してくれて良かったです(笑)。
――今後の目標について教えてください
古川さん:もっとクオリティを高くしていきたいです。リズムをとると踊りたくなる気持ちもあるんですけど、今は“歌”ですね。まだ想像もつきませんが、アーティストなら誰でも思う夢なので、ぜひ大きいステージに挑戦していけたらと思います。
デビューミニアルバム『PASTEL GRAFFiTi』/古川雄大
発売中
【通常盤】2,625円(税込)
【DVD+CD盤】3,360円(税込)
※「Starting Days」ビデオクリップ+メイキング収録DVD
発売元・マーベラスエンターテイメント
販売元・ジェネオン エンタテインメント