【TAF2009】あの伝説の魔法少女が、30年の時を経て今、華麗に復活する!『ミンキーモモ 30thアニバーサリーステージ』が豪華開催!!
古くは『魔法使いサリー』などから始まり、現代においても多くのファンを抱える “魔法少女”モノ。その火付け役となった大人気作品『魔法のプリンセス ミンキーモモ』が、30周年を向かえ、新たな舞台へと飛び立つ!
3月20日、「東京国際アニメフェア 2009」にて行われた『ミンキーモモ 30thアニバーサリーステージ』には、初代モモの声優をつとめた小山茉美さんをはじめ、多数の豪華ゲストが登場。新生モモへの期待を大いに期待させる内容となった!!
●未来を作る可愛いイメージガールたち
今年30周年を迎え、プロジェクト“Fairy Princess MINKY MOMO NEW PROJECT(~フェアリープリンセス・ミンキーモモ~ニュープロジェクト)”を立ち上げることが決定した『魔法のプリンセス ミンキーモモ』。そのスペシャルステージは、日岡愛香さん、小西香穂さん、長澤夏実さん、渡部真鈴さんのユニット『ドリームミンキーズ』による第1期OPテーマ曲「ラブ・ラブ・ミンキーモモ」のミニライブで幕を開けた。さらに、第1期モモ(空モモ)、第2期モモ(海モモ)そのままのかわいらしい2人組ユニット、『ぷっちモモ』も登場し、最新情報への期待に沸く会場に花を添えている。
そんなステージの司会を務めるのは、第2期でモモのお付きのルピピを演じた人気声優の横山智佐さん。『ドリームミンキーズ』と『ぷっちモモ』に、モモがいろんな職業の大人に変身したことにちなんだ質問を行い、彼女たちの魅力を引き出している。
また、30周年に向けての新たなムーブメントへの新情報も。こちらは雑誌での展開から始まり、テレビでの旧作再放送、そして来年には期待のNEWプロジェクトとさまざまな展開が用意されていくとのこと。むろん、『ドリームミンキーズ』、『ぷっちモモ』もさまざまな分野で活躍していくという。
●登場! 元祖ミンキーモモ
旧作のキャストやアーティストを招いてのトークコーナーも豪華だ。「ハロー! フレンズ!!」の言葉とともに先頭を切って登場したのは、初代モモの声優を務めた小山茉美さん。「子供の頃から魔法少女モノにあこがれていたので、役に選ばれたときはとても嬉しかった」と当時を振り返っている。また、当時なりたかった職業、モモがどんな女の子と思ったかなど、作品にかかわるさまざまな思い出も語ってくれている。中でも興味深かったのが、実は小山さんは最初に受けた仕事は主題歌「ラブ・ラブ・ミンキーモモ」の歌手であり、まさか主人公のモモを演じることになるとは思わなかったというエピソードだろう。これには、司会の横山さんも驚いていた。
この他、小山さんが演じた人気キャラクターの演技を、実際に会場で演じるサービスなども行われファンを喜ばせている。
●響く歌声、名曲の数々
続くゲストは、第2期のOP、ED主題歌を担当したアーティスト小森まなみさん。他にも、3曲歌った挿入歌については、あらかじめストーリーを聴いた上で作詞にも参加したとのことで、「テレビで流れたときは感動して涙があふれた」そうである。
こちらで注目なのは、小森さんによるミニライブ。『ドリームミンキーズ』をバックダンサーに迎え、第2期OP主題歌「夢見るハート」を華やかに歌い上げ、会場からの歓声を浴びていた。
そんなイベントのラストを飾ったのが、会場全体を巻き込んでの「ラブ・ラブ・ミンキーモモ」の合唱。小山さんと小森さん、そしてステージ、客席全体から上がる歌声は、会場全体に高らかと響き渡っていた。この歌声同様、『魔法のプリンセス ミンキーモモ』の新たな息吹も、さまざまな形で芽吹いていくことだろう。
今後も、この世代を超えた名作に注目していきたい。