フジテレビ“NOISE”で放送中のTVアニメ『リストランテ・パラディーゾ』が音楽イベント開催!お台場がローマに!
4月からフジテレビ“NOISE”で放送中のアニメ『リストランテ・パラディーゾ』。同作の関連楽曲を手がけるアーティストたちによる音楽イベント『il concerto di bella musica”(イル コンチェルト ディ ベッ ムジカ)』が、5月10日にお台場・ヴィーナスフォートの教会広場で開催された。
TVアニメ『リストランテ・パラディーゾ』は、オノ・ナツメ氏による同名コミックを原作に、2009年4月からアニメ版がスタート。物語は、イタリアの田舎からローマに出てきたヒロインのニコレッタが、母の再婚相手がオーナーで、従業員の全員が老眼鏡の紳士というリストランテ(イタリア語でレストランの意味)のカゼッタ・デッロルソを訪れ、その中の紳士に心惹かれ……というもの。
今回のイベントは、その『リストランテ・パラディーゾ』の主題歌や挿入歌を手がけるアーティストが集結。会場となったヴィーナスフォートのヨーロッパテイストな装いは、まさにローマ。夕暮れ時を思わせるライティングのなか、良い雰囲気でイベントはスタートした。また当日は、ヴィーナスフォート内のイタリアンレストラン「PADRINO del SHOZAN」とコラボ。当日だけのアニメにまつわるメニューをオーダーすれば、オリジナルタンブラーが先着100名にプレゼントされていた。
出演したのは、劇伴を担当しているコーコーヤ。エンディング曲を歌うコミネリサ。そして挿入歌を歌う清浦夏実。コーコーヤは予告で使用されている「あなたのそばで」や、イベント後半には「愛の嵐」を演奏。元々ブラジルのラテン系サウンドのユニットとしてスタートしたというコーコーヤだが、「ラテンの音楽には、イタリアのシャンソンなどのテイストも含まれる」ということで、今作のサントラでもその音楽性を存分に発揮している。
そして2番手に登場した清浦は、3話で使用された挿入歌の「パレット」を歌った。これまで『ケロロ軍曹』や『狼と香辛料』などでテーマ曲を歌ってきた清浦。「とっても雰囲気がいいですね」と楽しげな表情でイベントを楽しんでいた。コーコーヤ演奏による「パレット」は、6月3日発売のサントラ『musica paradiso』に収録される。
そしてエンディング曲を歌うコミネリサは「せっかくの石だたみ風の作りの会場。イタリアに来たつもりで聴いていただきたいです」とエンディング曲の「ステキな果実」のほか、カップリング曲の「A Placr In The Sun」や挿入歌の「poco a poco~ちょっとそこまで」を披露。会場はまさにローマのような雰囲気になっていた。(敬称略)
『リストランテ・パラディーゾ』オリジナルサウンドトラック『musica paradiso』
2009年6月3日発売
2,940円(税込)
発売:フライングドッグ
オノ・ナツメ ザッハトルテ コラボレーションアルバム『ステキな1日』
2009年6月17日
3,045円(税込)
発売:フライングドッグ