今年も燃やすぜ狩魂! 目指すは誰も見たことがない新天地!! 『モンスターハンターフェスタ’09』《東京大会》レポート
初代発売から数えて、ついに5周年を迎えたハンティングアクションゲーム、『モンスターハンター』シリーズ。その人気は有名芸能人から声優、はたまた小さなお子様まで波及し、もはや日本国民総狩人! といった風情すらかもし出している。
そんな全国津々浦々の狩人たちの夢の祭典、『モンスターハンターフェスタ』が、今年も華々しく開催された!!
前回にも増してパワーアップしたイベントは、全国の狩人の頂点に立つ最優秀狩人を決定する『モンスターハンター3(トライ)』狩王決定戦や、気軽にトライできるチャレンジクエストといったゲームを直接プレイするものから、開発スタッフを招いてのステージイベント、まるで祭りの縁日を思わせる屋台など、さまざまな催しが行われファンを飽きさせない内容となっている。もちろん、会場限定のグッズの販売や、ここでしか食べられないオリジナルのモンハンフードなども盛りだくさん。まさに、1日中モンハン尽くしで楽しめるようになっているのだ!
大阪、名古屋、福岡、札幌に先立って行われた東京大会は、実に1万人を超える狩人たちが終結。このすばらしい祝宴を大いに楽しんでいたぞ!!
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●まさにリアル狩人街!ネコ地蔵が見守る会場
今年は幕張メッセに会場を移して行われた『モンスターハンターフェスタ’09』。しかし、その巨大な館内を埋め尽くすほどの人、人、人の波。まさに、関東近辺の狩人がすべて集結したかのような勢いである。
そんな来場者たちを見守るかのように設置されているのが、ゲームでもおなじみアイルーたちの集落の目印であるネコ地蔵だ。ちなみにネコ地蔵周辺では、モンハンにちなんだ内容のモンハンおみくじや絵馬も販売されていて、多くの狩人たちが自分の狩運を占っていた。
このネコ地蔵のように、モンハン世界を肌で実感できる立体物やイラストを展示したモンハンミュージアムのコーナーは、入場開始直後から大盛況。骨格標本の専門家をうならせたという海龍ラギアクルスの頭骨標本や、ゲーム中に何度もお世話になるアイルーの荷車など、魅力的な展示で狩人たちを喜ばせていた。
縁日を思わせるモンハン屋台とモンハンキッチンも魅力的だ。こちらは、おなじみのペイントボール投げや、チャチャ・アイルー輪投げ、バリスタ射的など楽しいゲームがそろっている。さらに最新技術を使ってハンターの装備を身につけた姿で撮影が出来る記念撮影コーナーも……。もちろん、以前のイベント同様に愛らしいアイルーや、可愛い看板娘との記念撮影も可能である。
一方のモンハンキッチンも、こんがり肉やアイルーおむすびといったゲーム中の雰囲気を見事に再現したものばかり。特にこんがり肉は、あっという間に売れ切れてしまうほどの人気だった。
●狩人ならば奴を狩れ! ステージイベント&チャレンジクエスト
メインステージ、セカンドステージの2箇所で行われたステージイベントも充実している。オープニングを飾った『モンスターハンター3(トライ)開発者チャレンジクエスト』では、生肉ばら撒きなどの狩人たちにはおなじみの遊びを交えた狩りが行われ、会場の笑いを誘っていた。
開発者自らがさまざまな設定を語ってくれる『帰ってきた!教えて藤岡先生 モンスター生態講座』も、狩人たちにはたまらないコーナーだろう。なにしろ、抽選ではあるものの狩人たちの疑問にその場で答えてくれるのである。そのため、多くの狩人たちが質問を寄せていた。中でも秀逸な質問だったのは、「アイルーはなぜ松明を見ると踊るのか」というもの。藤岡要ディレクターによれば松明を見たアイルーたちは、キャンプファイアーを見た時のように楽しくなってしまうのだという。
さらに、モンハン好きで知られるお笑い芸人、次長課長の井上聡さんが発起人となった『モンハン部』の部員である佐藤哲夫さん(パンクブーブー)、堀内貴司さん(コンマニセンチ)、アッハー小泉さんによるトークイベント『オレたちモンハン部&モンハン模試答え合わせ』や、『モンハンラジオ公開録音』など多くのステージイベントが行われ狩人たちを楽しませていた。
また、会場を訪れた狩人たちが貴重なアイテムを賭けてクエストに挑戦する、『モンスターハンター3(トライ)チャレンジクエスト』、『モンスターハンターポータブル 2nd G女子ハンター・親子ハンターチャレンジクエスト&モンスターハンターポータブル 2nd Gチャレンジクエスト』も行われ、狩人たちが自慢の腕を競っている。驚くべきことに、このチャレンジクエストには、外国からのお客さんが参加するという一幕も。モンスターハンターの人気をうかがわせる出来事といえるだろう。なお、これらのチャレンジクエストは、ステージイベントだけでなく試遊台などでも行われ長蛇の列を作っている。
●燃やし尽くせ狩魂! 白熱の地区大会!!
しかし、今回のイベント最大の見せ場となったのは、やはり『モンスターハンター3(トライ)狩王決定戦地区大会』だろう。10月25日、ラフォーレミュージアム六本木で行われる決勝大会に進出する猛者を決めるこの戦い。予選となるクルペッコ討伐、そして決勝のラギアクルス討伐はそれぞれ地上、水中と違うステージでのタイムトライアルとなる。当然、討伐対象も違うため、それぞれをいかに効率よく倒すかの対策を練らねばならない。
この厳しい戦いを勝ち抜いたのは、3分02秒の記録を叩き出したartiesチーム、3分17秒のNAMAZONEチーム、そして3分36秒のクック討伐隊。今後の地区大会では、いかに彼らのタイムを越えられるかが焦点となっていくだろう。
さらに、今回のイベントでは『モンスターハンター』をモチーフとしたカードゲーム、『ハンティングカード』のステージイベント、そして公式大会も行われている。こちらも、TVゲーム版とは一味違う熱闘が繰り広げられ、会場を大いににぎわせていた。
このように大いに盛り上がった『モンスターハンターフェスタ’09』東京大会を締めくくったのは、豪華な景品をプレゼントするお楽しみ抽選会。開発陣や各ゲームタイトルのコスチュームに身を包んだ看板娘、さらに『モンスターハンター3(トライ)』に登場するラギア装備のハンター、さすらいのコックアイルーが壇上に上がったステージは、イベントの締めくくりにふさわしい賑やかなものであった。
しかし、『モンスターハンターフェスタ’09』はまだまだ始まったばかり。これから各地で熱いイベントを繰り広げていくのだ。全国の狩人諸氏、この祭典を大いに楽しもうではないか!
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