三石琴乃さんが10匹のひよこのお母さん!?子育てアニメ『コケッコーさん』のマスコミ向け完成披露試写会レポート!原作者と一緒にトークショーも開催!
2009年10月26日、東京・港区のロイヤルガーデンカフェにて、12月の新番組『コケッコーさん』のマスコミ向け完成披露試写会が行われた。
本作は、「かろくこうぼう」(ニシヤマカズヒロ氏、うらのかろく氏のご夫妻によるユニット工房)の原作絵本『コケッコーさん』シリーズをアニメ化したもの。10匹のひよこを育てる、お母さん鶏・コケッコーさんの日々を描いたお話だ。しかもこの絵本は、木や粘土で作られた、コケッコーさんや小物の写真で構成され、目にも楽しい写真絵本となっている。そしてアニメは、韓国との共同プロジェクトで、質感をCGで忠実に再現し、オリジナルストーリーを展開。日本版のコケッコーさんは、『新世紀エヴァンゲリオン』葛城ミサト役でお馴染み、三石琴乃さんが演じている。
この日は第1話の試写の後、ニシヤマ達と、三石さんのトークショーが行われた。三石さんは「絵本は、昔こういうのあったなっていう小物が沢山で、色々楽しんでページをめくっていましたね。収録では、台詞の一つ一つに、子供がこうしたら私はこう返すなっていうのが、たくさんあるんです。だから、実は台本通りに演じていないんです(笑)。1話は台本通りですが、収録が進んでいる今は、私のアドリブが多いです」と話してくれた。
そして、うらの氏は「今回、完成版を初めて観ましたが、小物の数々も原作に忠実に作って下さって、すごく嬉しいです。絵本は現在6冊出ていて、1冊毎に、10体ぐらいコケッコーさんを作っているんです。ひよこは全部で400ぐらいですね(笑)。私も一児の母で、ホントに子育てって大変だって、日々実感しています。でも、その度に解決策はあると思うので、アニメが考え方を切り替えるヒントになればと思います。私も子供も元気でニコニコできるのが一番です」とコメント。ニシヤマ氏も「コケッコーさんは、昔僕が会社に勤めていた時の、同僚の女性がモデルなんです。その方がモジャモジャヘアーだったので、コケッコーさんにもその名残がありますね。あと僕もアニメは好きなんですが、最近はほとんど観ていなかったんです。でもある時『エヴァ』を観て、コケッコーさんは三石さんしかいない!一緒にお仕事したいって思ってお願いしました(照笑)」と話してくれた。
アニメは12月6日より、CS放送「ファミリー劇場」にてスタートするので、お楽しみに!
<放映情報>
CS放送「ファミリー劇場」 12月6日(日)スタート 18:30~19:00
※リピート放送:毎週(月)19:30~/(土)6:30~
<STAFF>
原作:かろくこうぼう(フレーベル館刊)
総監督(日本):望月敬一郎
シリーズ構成:藤井青銅
脚本:オフィスDEM
キャラクター原案:かろくこうぼう
音響監督:久保宗一郎
音楽制作:ティーワイエンタテインメント
アニメーション制作:POPORO MEDIA
製作:コケッコーさん製作委員会(ジェンコ、東北新社、G&G Entertainment)
>>ファミリー劇場公式サイト