横浜で『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』先行スクリーン上映&トークイベント開催!3話~6話を一挙上映し、柿原徹也さん、下野紘さん、櫻井孝宏さんがアフレコ秘話を語る!
2009年10月18日、神奈川・TOHOシネマズららぽーと横浜にて、OVA『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』先行スクリーン上映&トークイベントが行われた。本作は、原作・車田正美氏、漫画・手代木史織氏の同名作をOVA化したもの。車田氏原作の『聖闘士星矢』よりも以前の物語となる新シリーズだ。主人公・ペガサスの聖闘士テンマ、冥王ハーデスとなるアローン、女神アテナの化身・サーシャを中心に、深い絆や熱いバトルを展開する人気作でもある。
今回は、8月にDVD&Blu-rayで発売された第2巻(第3、4話収録)と、10月21日発売直前であった第3巻(第5、6話収録)を、大スクリーンで一挙に上映。更に、柿原徹也さん(テンマ役)、下野紘さん(アローン/ハーデス役)、櫻井孝宏さん(天貴星グリフォンのミーノス役)によるトークショーが開催された。話題は主に、第6話までのアフレコ模様等で、観客達も興味津々だ。他にも、歌手・生乃麻紀さんがED曲「花の鎖」を披露。そして、魚座(ピスケス)のアルバフィカを演じる神谷浩史さんが、ビデオレターでクイズを出題してくれる等、会場は大いに盛り上がっていた。
●声優陣がアフレコ秘話を大公開!
会場では、OVA第3話~第6話が上映され、その後は、柿原徹也さん(テンマ役)、下野紘さん(アローン/ハーデス役)、櫻井孝宏さん(ミーノス役)によるトークショーを開催。最初の話題は、上映された6話までについてだ。
第3話以降、テンマはハーデスに冥界へ堕とされてしまっている。これに対し柿原さんは「親友に殺されてしまうっていうのは、演じてても苦しかったですね。その後のアローンの残忍な表情も見ていて辛いです。早く優しかった頃に戻してあげたいなって思いましたね」とコメント。
そして、下野さんは「優しいアローンと、非情なハーデスは、僕の中でも役作りは変えていこうとしていました。でも、ハーデスになってから、アローンっていなくなるのかなって疑問に思っていたんです。そうしたら手代木先生から、まだアローンの部分も残っているけど、ハーデスの“死こそ救いである”という考えに賛同してもいると教えてもらいました」と話してくれた。
そして櫻井さんも「ミーノスは、当然、攻めてくるハーデス側で“敵”なんですが、彼には彼なりの論理があるので、単純に悪い奴にはしたくなかったんですよ。どちらかというと、美しくみえるようにというか、儚いというか、そういうしなやかさを出せたらと思っていましたね」と話してくれた。
また、ミーノスと対決したアルバフィカ役の神谷浩史さんについての話題も登場。櫻井さん曰く「彼はストイックで、収録時も、技の出し方にしても、どうでしたかとか、もう1回やらせてくれとか、結構、突き詰めてましたね」とのことだ。
●ED曲を生歌で熱唱。そして「アルバフィカからの挑戦状」も到着!?
続いて3人と入れ替わって、歌手・生乃麻紀さんが登場。本作のED曲「花の鎖」を披露してくれたぞ。白いドレス姿の生乃さんは、堂々と情熱的に歌い、観客達も大拍手。その後は、再び柿原さん達が登場して、トークを再開した。役者陣も生乃さんの歌声に感動していたが、下野さんによれば、なんといっても印象深いのは、生乃さんのラジオ出演のことだという。以前、生乃さんは、柿原さんと下野さん、三宅健太さん(童虎役)のWebラジオ『RADIO小宇宙通信』(第4回)に出演したのだ。その後も、生乃さんが番組にメールを出してくれたのだが、何故かクイズ問題も添えてくるお茶目っぷり。柿原さん達にも大好評であった模様。
そんな生乃さんは「『花の鎖』は大好きな曲なので、皆さんの前で歌えて嬉しく思ってます。12月には新しいCD(4曲入り)が出ます。今回はアップテンポな曲にも挑戦しています。新しい私を聴いて下さい(笑)」と、照れつつもコメントしてくれた。
続いてのコーナーでは、神谷浩史さんからの応援ビデオレターを紹介。だがなんと「アルバフィカからの挑戦状」と題して、3択クイズを3問展開することに。問題は、アルバフィカの必殺技、マントの色等、第5話、第6話を観ていた人なら正解可能なもの。でも柿原さん達は、MCからの振りと、観客からの期待もあり、“全問ウケねらい!”に走るのだった。3人は、シンキングタイムではおとぼけトークを放ち、期待通りの珍解答を続出!観客達も拍手喝采で、最後まで盛り上がっていたぞ。
今シリーズも、全6巻中3巻まで発売され折り返し地点を通過。以降も続々と発売されるので、今後のテンマ達の活躍にも期待だ!
>>聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 オフィシャルサイト
>>生乃麻紀さん公式ブログ「青まぁきぃ紙日記」