長い目で生暖かく見守ってください!?　第3回全日本アニソングランプリを制した歌姫・佐咲紗花さんがデビュー会見を実施！

　第3回全日本アニソングランプリで優勝し、TVアニメ『戦う司書The Book of Bantorra』の第2期（2010年1月～）オープニング主題歌「星彩のRipieno」でデビューが決定している佐咲紗花さんのデビュー会見が都内で行われた。

　佐咲さんは秋田県で会社員をしながら、アニソンボーカリストを目指していたが、第2回グランプリで優勝したHIMEKAさんの存在に衝撃を受けて、参加を申し込み。家族や仲間の助けを受けながら北海道大会予選を突破した後、会社にアニソン歌手になるために上京すると告げて決意の決勝参戦となった。「（優勝は）絶対自分ではなく別の子だと思っていたので、すごくびっくりしました。半年間練習してきたことや、地元で応援してくれたたくさんの人たちに報告できると思うと、すごく感動しました」と語った佐咲さんだが、大会では一回戦から高い歌唱力と存在感、アニソン歌手への熱い想いを見せており、誰もが納得の優勝だった。

　その後、2009年11月1日に新木場スタジオコーストで開催された「ANIMAX MUSIX-FALL 2009-」のステージに立った佐咲さんは、abingdon boys schoolら一流アーティストとの共演に感激したものの、「高く大きいステージに緊張して、いっぱいいっぱいになってしまって……もっと色々できたはずって、終わってから悔し泣きしてしまいました」とのこと。そしていよいよ、2009年1月、「星彩のRipieno」でデビューする。佐咲さんは今はまだ秋田で在職中のため、週5日～6日ボーカルトレーニングをしながら働き、週末に上京して取材やレコーディングに臨む忙しい毎日を送っているそう。デビュー曲の「星彩のRipieno」では自ら作詞も手がけており、「曲のかっこよさに、自分が歌っていいのかな？　と思いました。詩は、実は最初原作の良さに入りこみすぎてしまって…これはキャラソンじゃなくて、主題曲で、自分のデビュー曲でもあるんだよと言われて、書き直しました。私はこの世界ではスタートが遅いほうなんですが、それでもやれるんだ、ずっとがんばっていきたいという気持ちも表現しました」とのことだった。『エヴァ』やアニソンが大好きで、奥井雅美さんが歌手としても女性としても大好きだという佐咲さん。「今後は電波曲とか、大人なイメージとかも、幅広く歌える歌手になりたいです。これから佐咲紗花というアーティストを作り上げていこうと思いますので、長い目で生暖かく見守ってもらいたいと思います！」と語る、新たなアニソン界のスターの今後に要注目だ。

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