ベールを脱いだプロジェクト『グラール騎士団』と、注目の声優ユニット・G.Addictの全貌がわかるイベント『グラール騎士団&G.Addict EXPO』開催!
アニメ・声優関連の音楽CDメーカーのランティスが今年10周年を迎えたことを記念してスタートした初のオリジナルアニメーション企画『グラール騎士団(ナイツ)』。メインキャストの4人と、ユニット・G.Addictの結成発表後からWEBラジオ番組の配信、ドラマCDリリース、9月26日に行われたイベント『ランティス祭り』でのユニットライブと目まぐるしい展開を見せてきた。
そして次なるステップを発表する記者発表イベント『グラール騎士団&G.Addict EXPO』が11月6日、東京・渋谷BOXXにて開催された。
関係メディアのほか、ブロガーなど一般記者も招待されての発表イベントは、WEBラジオ『ナイルとホクトのグラール学園放送部』の公開録音、デビュー曲「signal」のミニライブなどが行われた。12月27日、両国国技館で行われる『Original Entertainment Paradise 2009(おれパラ)』への電撃参戦と、来春『月刊コミックZERO-SUM』でのコミック連載開始が発表された。
●3度目のお披露目は記者会見を含めたプレミアムイベント
『グラール騎士団』とは『テイルズ』シリーズでおなじみの実弥島巧氏原作のオリジナル作品。突如地球に現れた謎の生物、アルコーンを討伐するために集められた能力者集団、グラール騎士団の活躍を描いていく。メインキャラのナイル役を演じる梶裕貴さん、ホクト役の阿部敦さん、アルビレオ役の寺島拓篤さん、レグルス役の堀江一眞さんの4人は声優ユニット、G.Addictとして活動し、12月9日にはミニアルバム『signal』も発売。日に日に高まる関心を反映して、この日の公開記者発表イベントにはたくさんの一般応募が寄せられた。
会場入口には4人のキャラの等身大風のパネルがお出迎え。開演時間になるとまず4人のミニドラマとタイトルコール。ステージ中央のスクリーンにはG.Addictのデビュー曲「signal」のPV風の映像が流れた。そして4人が所属するグラール学園の制服とウィッグを付け、ナイルに扮した広報担当の男性が登場。そのままG.Addictのメンバーを呼び込んだ。一人ずつステージに現れるとキャラの決めゼリフを言うと、そのたびに会場のファンから歓声が上がる。
ファンの前に4人勢ぞろいするのは夏のコミケ、『ランティス祭り』に続き3回目とのこと。進行役の担当の方をイジりながら楽しくトークを繰り広げた。
●キャラの映像が映し出されるたびに湧き上がる歓声
まずスクリーンを見ながら『グラール騎士団』の世界観と各キャラを説明。自らのキャラについて「ナイルは銀髪の赤目のキャラで、4人の中では年下で自由奔放。3人には冷たい扱いを受けてるけど、それも愛情の裏返しかなと(笑)」(梶さん)、「ホクトはクールで無口で毒舌家。寮ではナイルと同室。嫌いなのに(笑)。過去にいろいろあったらしいので今後が楽しみです」(阿部さん)、「レグルスはメガネが似合う美少年。学園一の秀才で成績優秀だけど、裏ではいろいろ考えてるみたいで。あとキレると相当怖いらしいです」(堀江さん)、「アルビレオは左右目の色が違うオッドアイで僕が大好きなタイプ。武器となる聖杯も大ガマでこれも大好物(笑)。『Quatre saison 10月の時計塔』では、過去に何があったのか垣間見れます」(寺島さん)。説明後、SDキャラの絵が映し出されると「かわいい」の声の大合唱。その反応に4人はビックリ。
●「この4人なら大丈夫!」と確信
会場からも直接、質問を受け付けた。キャラを見たり、演じてみての感想を尋ねられ、「絵を見た瞬間に素直に声が出ました。今も無理することなく楽しく演じられています」(梶さん)、「絵を見た時は妖艶な感じだなと。普段、元気系な役が多くて、クールな役は初めてでした。他のキャストを聞いた時、『この4人なら安心だ』と思いました」(阿部さん)、「デビュー当時はメガネキャラが多かったけど、しばらくなくて。決まった時は『またメガネの子、キターッ!』って。知的でクールなキャラと思ったら意外な面もあって驚きました」(堀江さん)、「『お~、カッコイイ!』って(笑)。他の3人と自由に絡めて、いろいろできるキャラだなと思いました」(寺島さん)と答えた。
●『ナイルとホクトのグラール学園放送部』の公開録音のサプライズも
次は梶さんと阿部さんがパーソナリティを務めるWEBラジオ『ナイルとホクトのグラール学園放送部』の公開録音コーナーへ。会場にもリスナー(クラスメイト)やメールを紹介された人もいて、驚きつつもうれしそう。まずお客さんとタイトルコールを行い、番組の各コーナーを紹介。そしてコーナー“いきなり聖杯召喚!”を実演することに。聖杯を他人に引き抜かれると抜いた相手の言いなりになるという特性にちなんで、やってほしい行動、言ってほしいセリフを募集するコーナー。お題は運動会で苦手な競技に出場するシチュエーションで言わせたいセリフ。ナイルには綱引きはマグロ釣りと思って頑張ればいいというおもしろセリフだったのに対し、ホクトには100メートル走で転んでしまってしまった設定で、「よく頑張った、ゆっくり休めばいい。二人で」という甘いセリフ。会場の反応の違いも含めて梶さんは笑いながらも不満そう。
●G.Addictがデビュー曲「signal」を生でSing&Dance!
ここでまた4人に戻って、ユニット・G.Addictについてトーク。ミニアルバムはソロ4曲と全員で歌う2曲が収録されるが、全員曲の「signal」は「4人の個性が出ていると思う」(阿部さん)、「最初に聴いた時、すごいかっこいいなって」(堀江さん)、「一番最後にレコーディングだったのでバランスを考えながら歌いました」(寺島さん)。この日、トーク中のBGMとして流れた、もう1曲の全員曲「grindingdays」は「『signal』と比べて激しくて、ラップも入った曲です」(梶さん)。振り付けはほとんど未経験で苦労したことや声優誌など多くの取材を受けたが衣装はそれぞれ違うテーマでそろえたというエピソードも明かした。
そしてメインイベントのミニライブでは「signal」を熱唱。加速するメロディにのって観客をあおりながら、ホットなボーカルと本格的なダンスを展開。「一緒に取材を受けたり、ステージに立つたびにチームワークが良くなっていくのを感じる」と4人が声を合わせたように、歌うたびに歌もダンスも進化していくようだ。4人の高いテンションに呼応するように会場もシンクロする。熱気の中、駆け抜けるように歌い終えた4人はとホッとした様子。
●G.Addictがミニアルバム発売、『おれパラ』電撃参戦も決定!
『グラール騎士団』のプロジェクトの次の展開も発表された。2010年春より『月刊コミックZERO-SUM』でのコミック連載開始する。また12月27日に両国国技館で行われる『Original Entertainment Paradise 2009(おれパラ)』への出演も発表。「まだ経験不足な僕らですが、とにかく全力で頑張ります!」と梶さんが代表して意気込みを語ると大きな拍手が送られた。このイベントを通して、ファンの期待の大きさを『グラール騎士団』とG.Addictへの肌で感じた。12月9日リリースのファーストミニアルバム『signal』で満を持して音楽シーンに打って出るG.Addictの活動をはじめ、『グラール騎士団』の進撃は続く。
ドラマCD『グラール騎士団/Quatre saison 10月の時計塔』
10月28日発売
2,000円(税込)
発売:ランティス(アニメイト限定商品)
>>グラール騎士団公式サイト
(C)実弥島 巧・sion/グラール・ナイツ プロジェクト