最優秀賞、部門賞等受賞者のプロデビューをバックアップ! “フロンティアチャレンジ2010”発表会が開催
フロンティアワークスは、新しいスタイルのコンテスト&オーディション“フロンティアチャレンジ2010”を、2010年3月~6月までの4ヶ月間に開催することを発表、3月5日、都内にて発表会を開催した。
フロンティアチャレンジとは、シナリオ部門、イラスト部門、声優部門、ボーカル部門、作曲部門、動画部門の6種類で、才能あるクリエイターを発掘するコンテスト&オーディション。最優秀賞、部門賞、協賛各社の特別賞、奨励賞的なフロンティアチャレンジ賞が用意され、最優秀賞は部門を超えてもっとも優れた人が1名選出される。フロンティアチャレンジ2010にはアクワイア、e・ジュネックス、クリーク・アンド・リバー社、サクセス、ニトロプラス/デジターボが協賛しており、発表会には主催者のフロンティアワークスと協賛各社の代表が参加し、プロジェクトに関する発表を行った。
発表会では、フロンティアチャレンジ運営事務局長の雑賀寛氏が登壇し、フロンティアチャレンジの趣旨や展望について語った。「私どもフロンティアワークスでは、1年ほど前から新人アーティストの発掘オーディションなどの事業に取り組んできました。2008年の12月より“FCP”(フロンティア・クリエイターズ・プログラム)を立ち上げ、登録者数は3000名を超えています。そして昨年6月より『蒼空のフロンティア』というオンラインゲームを立ち上げ、運営中です。私たちはユーザージェネレーテッドコンテンツ(UGC)からもっと活躍する人が出てくると思っていますし、フリーの方や若い方の活躍の場を広げるということに注目してきました。そこで、私たちのところに事務局を置き、おつきあいのある各社様と共に、今までにない、アーティスト・クリエイターを集める施策として“フロンティアチャレンジ2010”を行うことになりました」と挨拶。作品やクリエイターを集めると共に、具体的なデビューや作品への起用までをフォローし、クリエイターの側にもメリットを還元したいとのこと。複数の企業が“フロンティアチャレンジ2010”に参加することで、特定の企業で囲い込むのではなく、企業の枠を越えて参加者にチャンスを与えていく、というコンセプトのようだ。
当日発表会に参加した企業からは協賛各社特別賞受賞者に対して、アクワイヤは新規ゲームのキャラクターデザインの一部の発注、e・ジュネックスは同社雑誌「E2」でのプロ原案・原作による掲載、クリーク・アンド・リバー社はサイト「デジタルトキワ荘」でのイラスト及びイメージキャラ採用、サクセスはサイト「アートクリップ」でのイメージキャラ採用、ニトロプラス・デジターボは人材が見つかれば、今後長期に渡ってニトロプラスの看板として起用し、アーティスト(歌手)としても応援していきたい…といった、具体的な展望が語られていた。なお、最優秀賞には賞金20万円、各部門賞には賞金5万円が贈られ、フロンティアワークスがプロデビューを全面バックアップするとのことだ。フロンティアチャレンジ2010の具体的な募集要項やスケジュールに関しては、今後の発表を待ちたい。
>>フロンティアワークス公式サイト