声優
昭和歌謡ジャズライブ『温故知新フォービート』好評発売中!

立木文彦さん、辻谷耕史さん、笠原弘子さんの昭和歌謡ジャズライブ『温故知新フォービート 突然炎のごとく』が好評発売中! 昭和歌謡曲と3人の声優の魅力に触れよう!!

 声優の立木文彦さんと辻谷耕史さんによる昭和歌謡ジャズライブ、『温故知新フォービート 突然炎のごとく』が3月21日、東京・六本木STB139にて開催される。『温故知新フォービート』は立木さんと辻谷さんが昭和歌謡曲の復権とジャズとの融合に挑戦するライブで、有名ピアノプレーヤーの谷川賢作さんほか一流プレーヤーと魅惑のステージを繰り広げてきた。3回目となる今回は声優界の歌姫と呼ばれる笠原弘子さんをゲストに迎え、ピックアップする楽曲の年代もより幅広くなった。熟練した3人が歌やトークでどんな温故知新を見せてくれるのか。昭和歌謡曲の持つ歌の力と素晴らしさを肌で感じてほしい。


●ルーツミュージックの昭和歌謡曲とジャズとの融合に挑むライブ

――辻谷さんと立木さんが温故知新ライブをやるきっかけを教えてください。

辻谷さん:最近の音楽って印象に残らないなと感じた時、昔の歌謡曲のCDを聴くと詞がシンプルでメッセージが伝わりやすいことに気がついて。そこで昔の歌謡曲をジャズアレンジで歌う試みを思いついて、僕が25年前にバイトをしていたジャズバー、LADY JANEのマスターであり、音楽プロデューサーのOさんに相談したら「俺も思ってた。一緒にやろう」と言ってくれたんです。

立木さん:元々、お互いに音楽好きで、ロックライブをやったこともありました。彼から誘われた時、僕は音楽のジャンルは問わず、触れてきたけど、自分のルーツとして歌謡曲は絶対はずせないし、ジャズテイストが入ったら斬新でおもしろくなるんじゃないかと。それで3年前からこの企画が始めました。

辻谷さん:あと歌謡曲の時代って輝いていたし、みんな確固たるものを持っていたと思うんです。こんな今だから、立ち返りたいという想いもありました。

立木さん:実際にやってみると「あれって新曲ですか?」と聞かれることもあって。1960年の曲なのに。そこがおもしろいところでもありますね。


●「ゲストオファーのタイミングもぴったりだった」笠原さん

――今回、笠原さんをゲストに呼ばれた理由は?

辻谷さん:ザ・ピーナッツなど女性歌手の曲を歌うことも結構あるんですが、僕らにはどうしても歌えない曲があるんです。アイドル曲とか(笑)。そこで女性を入れてやってもみようと思い、すぐに思いついたのが彼女でした。声優界で歌姫といえば彼女だし、『無責任艦長タイラー』からの付き合いですし。以前から一緒にやろうと言っていたので、声をかけたら快諾してくれました。

――笠原さんはオファーを受けてどう思われましたか?

笠原さん:私も歌謡曲は大好きで、松田聖子さんとか中森明菜さんの歌を聴いて育ってきたので自分も昔の歌謡曲を歌う機会があればと思っていた矢先にお話をいただいたのですごく嬉しくて。他の方と一緒にやること自体が挑戦で、特別な年と位置づけている今年、参加できることはとっても幸せです。

立木さん:嬉しいね。こんなおやじ二人に付き合ってもらえて(笑)。

笠原さん:初めてご一緒するのにずっとやってたような居心地の良さもあります。


●男性コンビが選ぶ、好みの歌謡曲は女性曲!?

――ライブで歌う選曲のポイントは?

立木さん:お互いの好みもあって最初は大変でした。でも回を重ねるごとに昭和60~70年代の女性歌謡がハマることがわかって。それプラスムード歌謡をコンセプトにしました。今回は80年代のちょっと新しめの曲も選びました。

辻谷さん:ジャズって大人っぽい雰囲気ですよね?それを自分達は大まじめにやってるんだけど、聴いてる人が「ぷっ」と笑っちゃう感じが狙いです(笑)。古い歌謡曲の歌詞ってすごいんですよね。“あなたが噛んだ小指が痛い”とか“悪い時はどうぞぶってね”とか(笑)

立木さん:いい意味でユーモラスさもあるけど、今回は弘子ちゃんの参加でより大人っぽくなり、おっしゃれさも増しました。彼女は年下なのに(笑)。

笠原さん:そんな!? でもそう感じてもらえたらいいですね。


●一流プレーヤーとの共演でわかる、歌謡曲とジャズの意外な相性の良さ

――演奏陣も一流のピアノプレーヤーの谷川さんなど豪華で本気さも感じます。でも辻谷さんのブログ経由で見た温故知新ライブの映像は非常に和やかで。

辻谷さん:ジャズにはちょっと敷居の高いイメージがありますが、誰でも楽しめるジャズをやりたいと思ったら、ああいう形になりました(笑)。

立木さん:歌謡曲全盛の時代はリズム隊の編成も豪華なので、実はジャズにハマるんですよね。そこに谷川さんの編曲やプレーヤーのすごい演奏、僕らの変な雰囲気が合わさって、独特なオリジナリティを出せるんじゃないかなと(笑)。

笠原さん:お二人には普通の歌手の人では出せない魅力がにじみ出ていて、役者のお仕事をしてきて良かったと改めて思いました。私も長くアーティスト活動をする中で悩んだりすることもありましたが、「私がいるこの場所はなんて素敵なんだろう」と気付かせていただきました。

辻谷さん:ありがとう。3人それぞれ違う個性を持っていて、デュエットなり、3人で歌うとまた違ったカラーが見えるのも楽しみの一つだと思います。


●奇跡の3人が作る歌の夢空間を楽しもう!

――3人の歌手が一堂に会するのも奇跡ですよね。これは見逃せません!

笠原さん:そう言っていただけると嬉しいです!

立木さん:自分で言うのも変だけどかなり貴重だと思います。サイリュームを振って、こぶしを振り上げるライブもいいけど、たまにはお酒や料理を味わいながらゆったりと大人のムードと素敵な音楽に浸っていただくのもいいのでは。

辻谷さん:お客さんとの距離も近いので、そこも楽しみにしてます。いつもの素がそのまま出ると思いますがどうか温かい目で見守っていただければ(笑)。

――では最後にメッセージをお願いします。

笠原さん:懐かしさもあり、新しさも感じることができる不思議な空間で、ひと時、日常を忘れて楽しんでほしいです。旅立ちの季節は不安も芽生えるかもしれませんが、素晴らしい歌で皆さんへエールを贈れたらいいなと思います。

立木さん:3人でリハをやっている段階で、すごく手応えを感じてます。3連休の中日、花見がてらに、または弘子ちゃんという美しい花を見に来てください。春に僕らが送る、日本のスタンダード歌謡ジャズをご堪能ください。

辻谷さん:今、リハーサルの最中ですが、とてもおもしろいステージになりそうです。昭和歌謡とジャズの素晴らしさを楽しんでいただきつつ、「私達もこんな大人になれたらいいな」と思ってもらえるように歌やトークで頑張ります!



『温故血新フォービート 突然炎のごとく』
3月21日(日)18時開場 19時30分開演
東京・六本木STB139
6,000円(税込・飲食代別・要予約)
出演:笠原弘子、立木文彦、辻谷耕史
谷川賢作(ピアノ・編曲)、鬼怒無月(ギター)、牧原正洋(トランペット)、吉野弘志(ベース)、藤井信雄(ドラム)

予約・問い合わせ BIGTORY 03-3419-6261
>>http://www21.ocn.ne.jp/~bigtory/

STB139 03-5474-0139(月~土曜11~20時)
>>http://stb139.co.jp/

>>辻谷耕史公式ブログ
>>立木文彦公式ブログ
>>笠原弘子公式ブログ



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