英雄伝説シリーズ最新作が始動!ドラマCD「英雄伝説 零の軌跡 ~光と影の棲む街~」収録レポート!ゲームの序章がここで語られる!
2010年8月、都内スタジオでドラマCD「英雄伝説 零の軌跡 ~光と影の棲む街~」の収録が行われた。
この作品は、9月30日に発売されるPSP用RPG『英雄伝説 零の軌跡 限定ドラマCD同梱版』に付属するもので、なんと英雄伝説シリーズの最新作なんだ。
マフィアや犯罪組織の台頭&抗争が多発する大陸西部、クロスベル自治州を舞台に、新米捜査官ロイド・バニングスやその仲間達の活躍を描いた物語。
ドラマCDでは、ロイドが捜査官に何故なったのかや、ロイドと同じくクロスベル警察特務支援課に属する仲間達(エリィ、ティオ、ランディ、セルゲィ等)との出会いを描いている、いわば序章的なお話。
今回は、収録に参加した柿原徹也さん(ロイド役)、遠藤綾さん(エリィ役)、三木眞一郎さん(ランディ役)、皆川純子さん(ワジ役)、滝下毅さん(ヴァルド役)、生天目仁美さん(グレイス役)にお話を伺ったので、以下に紹介しちゃおう!
──役を演じてみての感想を教えて下さい。
柿原徹也さん(ロイド役):ロイドは正統派な主人公タイプの男の子。表面的には正義感溢れる熱血系なんですが、内面は穏やかで大人な考え方を持っているキャラクターです。今回は世界観を説明するシーンが多く、一つ一つを大事に聴いていただけると嬉しいです!
遠藤綾さん(エリィ役):見た目的には正統派で優等生な役なんですけども、みんなと一緒に戦ったりもするので、思った以上に活発でした。でも、子供をあやしたり、女性らしいシーンもあって、そこは聴き所です。
三木眞一郎さん(ランディ役):(ゲームでは個別収録だったので)こうやってみんなで録れることはありがたいし、立体的にその世界観を味わえるっていうことが幸せです。ランディに関しては、聴いてくださった方に、彼の印象を任せようかなって思ってます。普通に、フラットに聞いてもらえればいいかなって思います。
皆川純子さん(ワジ役):ワジ君は、すごく綺麗でクールな男の子で不良チームのヘッドなんですが、多分ヴァルドさんのチームよりも強いハズです(笑)。
皆さんとお会いして、自分の立ち位置もしっかりわかるようになったので、とても楽しかったです。
滝下毅さん(ヴァルド役):ゲームでも、ドラマCDでも出番は少ないんですが、多分いい奴です。猫が好きそうです。いや、そういう設定はないんですけどね(笑)。収録はこれからなので、皆さんと同じく出来上がりを楽しみにしています。
生天目仁美さん(グレイス役):女性記者という役で、台本を読んだ時、ロイド達とどう関わるのかなってに思ったんです。演じてみたら、とてもさばさばとした、いいお姉さんキャラでした。アリオスという人物を追っていて、シーンには登場しているんですが、全く彼の台詞がないので、出来上がりがどうなっているのか楽しみです(笑)。
●ティオ役の水橋かおりさんからもコメントが届いたよ!
――ドラマCD収録を終えての感想をお願いします!
水橋かおりさん(以下水橋):ゲームでは戦闘ボイスが中心だったので、それ程喋っていないんですけど、それが個人的にはありがたかったんです。何故かと言うと自分の好きなゲームをやる前に知りたくないので(笑)。
「英雄伝説」ってストーリーが凄く丁寧に作ってあるところが好きなんですけど、それにあわせて世界観やゲーム内のキャラクターもしっかり描かれているじゃないですか。ちゃんと生活感を感じるというか。
この「英雄伝説」の様に、良いシナリオであればある程残念だったりするんですよね、「この作品、全く知らない状態でプレイしたかった!」って。
なので、今回のドラマCDも序章部分だけだったので良かったなぁと(笑)。あ、でもいつかフルボイス版も出して欲しいです。一応、私がゲームを遊んだ後で(笑)。
――ティオに対しての感想を聞かせて下さい
水橋:私はああいう髪の色が薄いタイプのキャラが大好きなんですよ。だから役を頂いた時は凄く嬉しかったですね。
でも、嬉しい反面、自分が好きなタイプのキャラなので収録は大変でした。自分自身が許してくれなくて。
「そうじゃない!もっとこう!」と自分の中のハードルが必要以上に高くなってしまったのですが(笑)、それ以上に楽しみながら演じさせていただきました。
――他の方が演じられている中で気になるキャラクターはいらっしゃいますか?
水橋:ゲームだと結構女の子キャラが好きなので、「零の軌跡」の中ではエリィですね。ヒロインポジションでああいう雰囲気のキャラってあまりいないですよね?茶色とか黄色とか、もっと髪の色が濃い場合が多いので、
こういう髪の色が薄いヒロインって珍しいというか。凄く好きなデザインです。デモムービーも見たんですけど、遠藤さんの声がエリィのキャラにハマっていてすごくいいですよね。
――今回のドラマCDで印象的なシーンはありましたか?
水橋:ロイドとティオが二人で会話するシーンですね。ティオは支援課メンバーの中では一番年下なので、ロイドとしては彼女のお兄さん的立場で接しているつもりなんだろうけど、ティオ本人はまったくそう思っていないんだなっていうところが(笑)。世話がやける人だと思ってそう(笑)。
想像はしていたんですけど、あまりにも想像通りだったので可笑しくて(笑)。いや、でもいいコンビだと思いますよ。
――ドラマCDを楽しみにしている皆さんにメッセージを!
水橋:皆さん、ゲームが面白いのは分かりますが、のめり込み過ぎてドラマCDが付いていたという事を忘れないで下さい(笑)!
<発売情報>
『英雄伝説 零の軌跡 限定ドラマCD同梱版』(PSP)
2010年9月30日発売
価格:7,980円(税込)
発売元:日本ファルコム
※ドラマCDなしの通常版も、5,796円(税込)で同日発売。
<ドラマCD CAST>
ロイド・バニングス:柿原徹也
エリィ・マクダエル:遠藤綾
ティオ・プラトー:水橋かおり
ランディ・オルランド:三木眞一郎
セルゲィ・ロウ:石塚運昇
ワジ・ヘミスフィア:皆川純子
ヴァルド・ヴァレス:滝下毅
グレイス・リン:生天目仁美
イアン弁護士:藤本たかひろ
フラン・シーカー:有島モユ
アンリ:佐藤智恵
リュウ:日比愛子
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