人気コミックス『Vassalord.』のドラマCDシリーズ新作リリース決定！　「ドラマCD『Vassalord.』インキュバスは一度名を呼ぶ」収録現場にて、藤原啓治さん、置鮎龍太郎さん、岸尾だいすけさんにインタビュー!!

　吸血鬼でありながらも聖職者であることに誇りを持つチャールズ=J=クリスフント（チャーリー）と、彼のマスターである“真祖ヴァンパイア”のレイフロが活躍する黒乃奈々絵先生原作の人気作品『Vassalord.』。現在も「月刊コミック アヴァルス」（マッグガーデン刊）で好評連載中ですが、ファン待望のドラマCD最新作のリリースが決定！原作第7章「インキュバスは一度名を呼ぶ」から第9章「欺くプルシツは遊離を覗く」に加え、オリジナルミニドラマを2編も収録したボリュームたっぷりの1枚になっています。
　さらに、初回特典にはメインキャストによるテーマトーク「雪の思い出」を収録！！

　今回、収録直後のジョニー・レイフロ役の藤原啓治さん、チャールズ=J=クリスフント役の置鮎龍太郎さん、バリー役の岸尾だいすけさんにインタビュー！ドラマCDの発売は、2011年5月11日発売と少し先ですが、まずはこのインタビューを読んで、期待に胸を膨らませて発売を楽しみに待っていて下さいね!!

●シリアス＆コミカルなストーリーが楽しめるCDに！

――まずは、収録を終えての感想をお願いします。

藤原啓治さん（ジョニー・レイフロ役／以下藤原）：今回のお話は原作編とオリジナルミニドラマということで、原作編パートは内容がとてもシリアスでしたが、ミニドラマではギャグっぽくなっています。原作編の方は収録中に原作の絵を見つつ、なるべく雰囲気を壊さないように、いつも以上に頑張りました。

置鮎龍太郎さん（チャールズ=J=クリスフント役／以下置鮎）：本編は原作ベースのストーリーということで、（石塚）運昇さんや佐藤（利奈）さんなど、既存のキャラクターを演じる方も一緒でした。最近作品に触れた方は、これを期に以前のCDを聞き返してみるのもいいのではないかな？是非、原作共々、CDを宜しくお願い致します。本編はとってもシリアスでした！

岸尾だいすけさん（バリー役／以下岸尾）：バリーが出ると割と真面目なお話になるのかな…。今まではちら見せが多かったのですが、今回はがっつりと出てきて、彼が何者なのかが垣間見えたかな？と思います。バリー的には、非常にグロいシーンでしたね。原作と照らし合わせて、音と一緒に楽しんで…楽しめるのか？（苦笑）

置鮎：何か凄い効果音、ついてるもんね。

岸尾：そうですよね。まぁ、僕は骨髄舐めるのは大得意なんでね（笑）

置鮎：へぇ～週にどれくらい？

岸尾：週じゃきかないですね。日に何度も…ポケット探れば出てくるくらい（笑）。
まぁそんな感じで（笑）、今回はやっといっぱい喋れたので、嬉しかったです。

――今回のドラマCDの聞き所やお気に入りのシーンを教えて下さい。

藤原：笑える話と笑えない話の2パターンがあります。聞いて下さった皆さんが「うわっ！」と思いながら、でも最後に笑ってもらえれば嬉しいなと思います。
シリアスなものとコミカルなお話、両方あることでバランスがとれていたので良かったです。シリアスなドラマの収録の後にギャグっぽいお話をやったので、原作を元にしたシリアスなお話も勿論いいんですけど、その後に自由にギャグパートをやれたというのが凄く楽しかったです。

置鮎：音だけで上手く伝わっていればいいんですが、最後にチャーリーが「マスター」という台詞を言います。これからチャーリー、レイフロはどうなるんだろう…というシーンなのですが、原作と照らし合わせて見ると色々と分かると思います。「マスター」って、チャーリーがレイフロにいつも呼びかけている台詞なんですけど、このシーンでは、彼はどういう想いでこの台詞を呟いたのかなって。その呟いた台詞が印象的でした。是非、続きのお話もやりたいですね。後半はギャグストーリーなので、やっていて僕も「本編と別人かな？」と思うくらいでした（笑）。でも、こういうテンションのドラマも今までやってきたので、懐かしい感じでやらせてもらいました。

岸尾：う～ん…やっぱり、世間を騒がせているギャップ萌えですね。シリアスがあって、コメディがあって…女子はギャップに弱いんですよ。まぁ、男子も弱いですけどね。シリアスとコメディ、両方出来たことが、演者として良かったですね。シリアスなお話も"いい芝居"で楽しくやらせてもらいましたし、ギャグはギャグで皆さん、すぐに切り替えが出来てしまうので、百戦錬磨の方々と一緒にお仕事が出来て、楽しかったです。まぁ、自分的にはギャグをやった時の方が水が合っているなと（笑）。本編でも、ギャップみたいな部分はあったので、色々な楽しみ方が出来るかなと思います。

――本編「インキュバスは一度名を呼ぶ」は"夢"がきっかけとなるお話でしたが、皆さんは過去に見た夢で今でも忘れられない夢はありますか？

置鮎：僕、泣きながら目が覚めた夢があって…妹がゾンビに食べられる夢ですね（苦笑）。まぁ随分昔に見たんですけど、街中で「うわーっ！」って叫んで…という所で、泣きながら目が覚めました。今でも覚えています。

藤原：今日、うなされて夜中に目が覚めました。うなされながら、思わずドラマのような起き方をしちゃいましたね。「ふぅ、夢か…」みたいな感じで（笑）、近くにあったペットボトルの水を飲んで、「ふぅ…」みたいなことがありました。

岸尾：近くに水があるんですか？

藤原：え、置いておかない？

岸尾：いえ、置いてません。何か、アメリカっぽいですね。

藤原：え？だって家、アメリカだもん。

一同：笑

置鮎：通うの大変ですね（笑）。

岸尾：（笑）。
僕は、シチュエーションは覚えていないんですけど、最近見た夢で強烈だったのは、ツッコミしながら起きたことですね（笑）。「お前やないかーい！」って、寝返りうちながら右手で誰かにツッコんでて、僕も自分のその声で起きちゃって。「あれ、今、ツッコんだな！」って（笑）。寝返りを応用した凄いツッコミでしたね。

●こんなこともお聞きしてみました！

――ミニドラマ「part-time job」はその名の通り、仕事に関するお話でしたが、過去にしたことのあるアルバイトや仕事は何かありますか？また、もし転職するとしたらどのような仕事をしてみたいですか？

置鮎：僕はお米屋さんと喫茶店のウェイターと清掃と警備のバイトを経験したことがあります。転職出来るとしたら…まぁ、たまに接客したいなと思う時はありますね。ウェイターをたまにしたいなと思うんですよ。飲み物とかを提供する時のウェイターさんの動作を見ていたら、何か懐かしくなってきて、やりたいなぁと。

藤原：色々やりましたけど、肉体労働が一番多かったと思います。てっとり早くお金になりますしね。後は飲食店でバイトしたこともありますし。人並みにバイトしていたくらいです。転職するとしたら…一番なってみたいのは、医者ですね。ちなみに、外科か精神科。外科って、医療の最終手段でしょ、そして精神的に追い詰められて大変な時は最後に精
神科に行くでしょ？だからそこを訪れる人の防波堤になりたいんだよね。

岸尾：僕はコンビニとか引っ越しとか飲食店とかでバイトしてましたね。早く声優として食っていけるように…って頑張ってきたので、あんまり転職とか考えたくないんですけど、どうしても転職しないといけないとなったら、勇者か賢者に転職します（笑）。でも、この仕事が大好きなので、転職はしないです！コメディアンとして、頑張っていきたいと思います（笑）。

――同じくミニドラマ「snow」では、雪山でのレイフロとチャーリーのお話でした。収録を行った今の季節は、まだまだこれから寒さが厳しくなる時期ですが、皆さんが行っている寒さ対策などがあれば教えて下さい。例えば、重ね着をするとか、カイロを身体中に貼るとか…。

置鮎：僕はヒートテックを着てます。去年から、レディースのヒートテックを着るというのが自分の中で流行っています（笑）。でも、本当に寒い時はメンズのヒートテックを着ます（笑）。

岸尾：最近、色々なメーカーから出てますよね～ヒートテックっぽいものが。あれはどうなんですか？

置鮎：どうなんだろう？人それぞれじゃないかな？

岸尾：そうですよね。でも、重ね着っていう発想が僕の中には全然なかったので、今、言われて「なるほど、重ね着か」って思いました。今年からやってみようかな（笑）。僕もヒートテックとか貼るカイロとか……あとは、寒い所に行かない！

置鮎：それ大事！（笑）

――やむを得ず、寒い所に行かなければいけなくなったら？

置鮎：やむを得ず、行かない（笑）。

岸尾：う～ん…根性かな？でも、何とか寒い所に行かないでいいように調整しますね。

藤原：僕、寒い所が大嫌いなんですよ。でも、よくこういうことを言う人がいるんですよね。「冬は寒いんだったら、いっぱい着ればいいじゃない。夏は脱げないんだから」って。それはそうだよねって思うんだけど、僕はあんまり賛同出来ません。冬は嫌いだし、厚着するのも重ね着するのもあまり好きじゃないんですよ。だから、僕もヒートテックを買って着たんですけど、着ない時に分かりますね～ヒートテックって温かいんだって。着てない時に初めて実感しました。でも、格好によっては着ないこともあるので。そういえば、昔はマフラーしなかったんですけど、最近、マフラーをするようになったんですよ！そして、気付きました。マフラーが寒さ対策のポイントなんだなって。

置鮎：マフラー、大事ですよ。首が温かいと、相当違いますよね。

藤原：首元がちゃんと閉じていると、随分違うんだなって思って。だから僕は最近、マフラーを重要視しています。ちなみに、マフラーのプレゼントの宛先は……僕の事務所までお願いします（笑）。

置鮎：そういえば、彼（岸尾さん）は今日、マフラーを忘れたんですよ。

岸尾：そうなんですよ。カイロも忘れたし。

置鮎：ダメージ大だね（笑）。

藤原：でもさ、カイロ貼ってると貼っている部分だけ温かいから、他の所、余計に寒く感じない？

岸尾：そんなに感じないですね。貼っている所から、じんわりと全体的に温かくなっていく感じがするので。

――ありがとうございます。では、最後にドラマCDを楽しみにしているファンへのメッセージをお願い致します。

藤原：楽しみにしているなら、ずっと楽しみにしていればいいんじゃないだろうか？（笑）発売を楽しみにしてもらわないと僕たちが困るから、ずっと楽しみにしておいてほしいですね。届いた後は楽しめよ！（笑）

置鮎：皆さんが手にされる頃は、もう暖かいんでしょうね。いいですね～今、寒いです（笑）。
久しぶりの原作編ということで、オリジナルのミニドラマもありますが、楽しんでやらせて頂きましたので、皆さんも是非、楽しんで下さい。続きが楽しみな感じになっていますよ！

岸尾：皆さんの期待を裏切らないような作品になっておりますので、自信を持ってオススメします。ですので、安心してお買い求め下さい。

置鮎：もしかしたら、ドラマCD発売に合わせてWebラジオとか復活するんじゃないですか？そうしたら、岸尾君もゲストで来てもらえるしね。と、スタッフにプレッシャー（笑）

岸尾：アニメ化とかね。どんどんやってほしいなと思います。皆さんの応援があれば、どんどん広がっていくと思いますので、今後も宜しくお願いします。

＜取材・文：奥村寿代＞

ドラマCD『Vassalord.』インキュバスは一度名を呼ぶ
2011年5月11日発売
価格：2,940円（税込）
発売元・販売元：フロンティアワークス
販売協力：ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
初回特典：ボーナストラック（出演陣によるテーマトーク）

＜キャスト＞
ジョニー・レイフロ：藤原啓治、チャールズ=J=クリスフント：置鮎龍太郎
クレイグ・バーンシュタイン：石塚運昇、ハロルド・ウェイン：佐藤利奈、
バリー：岸尾だいすけ　他

＜あらすじ＞
●インキュバスは一度名を呼ぶ
チャーリーのおせっかいによって、父親に追われているというハロルドを一時的に屋敷で預かるはめになったレイフロ。だが、どこか自分と類似した『何か』を持つハロルドが苦手なレイフロは、先にチャーリーのマンションに戻ってしまう。『誰が訪ねてきても、たとえそれが自分であっても、決して出るな』という奇妙な置き手紙をチャーリーに残して……。一方、マンションに戻ったレイフロのもとに、彼が最も警戒していた人物バリーが現れて……。
果たして、レイフロの運命は！？

●part time job
チャーリーの仕事を終えてマンションに戻ろうとした二人だったが、途中でレイフロの行きつけのバーの知り合い、フランクの痴話げんかに巻き込まてしまう。フランクに、彼のホットドッグ屋の店番を頼まれた二人は！？

●snow
日が沈みきる前に目を覚ましたレイフロ。どこか冷えると思ったら、サクラメントでは珍しく雪が降っていた。レイフロの思いつきでスキーに付き合わされるはめになったチャーリー。当然、言い出したレイフロは滑れると思っていたのだが、なんと初心者で……。

コミックス『Vassalord.』第5巻
2011年3月15日発売
CD付限定版：1,290円（税込）
通常版：600円（税込）
発売元：マッグガーデン

>>ドラマCD『Vassalord.』公式ホームページ