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黒崎真音が“薄桜鬼ファミリー”の先輩・吉岡亜衣加と対談!

【黒崎真音スペシャル企画第1弾】OVA『薄桜鬼 雪華録』シリーズのEDテーマを集めたアルバムをリリースする黒崎真音が“薄桜鬼ファミリー”の先輩・吉岡亜衣加と対談!――「お互い仲良くなりたかったんです!!」

 “ヲ嬢”のニック・ネームで親しまれる、新世代アニソンシンガー・黒崎真音がOVA『薄桜鬼 雪華録』シリーズ(1章~5章)のエンディング・テーマを歌うこととなった。そして8月10日には各章のEDテーマを集めたアルバム『五色詠-Immortal Loves-』を発売する。

今回のアニメイトTVでは、黒崎真音初のミニアルバム発売を記念して、自他ともに認める『薄桜鬼』ファンであり、今回初めて『薄桜鬼』の楽曲を歌うこととなった黒崎と『薄桜鬼』の名曲を歌い続けている吉岡のスペシャル対談をセッティング。

『薄桜鬼 雪華録』のオープニングを歌う“薄桜鬼ファミリー”の“プリンセス”でもあり、「夢ノ浮舟」 (アニメ『薄桜鬼 雪華録』OPテーマ)、「光彼方」(PSP用ソフト『薄桜鬼 黎明録 ポータブル』OPテーマ)を黒崎と同じ8月10日にリリースする吉岡。今回はお互いの第一印象から最新曲の話までじっくりと語ってもらった。2人の“ガールズトーク”をお楽しみあれ!

※第2弾・アルバムについて語りつくしたロングインタビューはコチラ!

●「実際に会ったときは"このかたが真音さんなんだ。仲良くなりたいな"って(吉岡亜衣加)」「凄くオーラがある方なので、最初は本当に緊張しましたね」(黒崎真音)

──今回のインタビューは『薄桜鬼』ファミリーに加わった真音さんと、『薄桜鬼』プリンセスである吉岡さんのスペシャル対談ということで色々とお伺いしていきたいなと思っているんですが……。

黒崎:"薄桜鬼ファミリー"……なんだか恐縮です。

──(笑)では早速なんですが、お二人はもともと親交はあったのでしょうか?

吉岡:ライヴで何度かご一緒させていただいたことはあったんですけど、きちんとお会いしたのは5月で。それまでは一度も直接お会いしたことがなかったんです。

──意外ですね。先日の吉岡さんのワンマンライヴ(5/29 吉岡亜衣加First Live Tour2011 心(ここ)で逢いましょう@渋谷クラブクアトロ)に私もお邪魔させてもらってたんですけど、その時に真音さんがいらっしゃってて。

黒崎:そうなんです。行かせて頂きました。すっごく癒されました~。

吉岡:(照れながら)ありがとうございました。どうでしたか?

黒崎:いや~……もう、感無量というか……。私に出来ないことをたくさんやってらっしゃって、やっぱり凄いなぁって。なによりも歌がすっごく上手じゃないですか。全然ブレないですし、テクニック的にも凄いですし、MCで次に歌う曲のエピソードをお話してから、その流れのままキレイに曲に入っていく感じとかも、凄く勉強になったというか、刺激を頂いたんですよね。素晴らしかったです、本当に。ああいうステージに憧れますね。

吉岡:ありがとうございます。

──真音さんは自他ともに認める『薄桜鬼』のファンだということもあって、吉岡さんの楽曲をずっと聴いてたと思うんですけど、吉岡さんのイメージってどんな印象でしたか?

黒崎:最初『薄桜鬼』で吉岡さんの歌を聴いたときは、もっと大人のかただと思ったんです。

吉岡:え~っ! そうだったんですか?(笑)

黒崎:ハイ(笑)。歌声が凄くパワフルだったので、吉岡さんの可愛らしいイメージになかなか結びつかなかったというか──もっとクールなかたなのかなと思っていたんです。なので、最初に姿を見たときは「こんなに可愛いコがあの曲たちを……!?」ってビックリしました(笑)。しかも、地声も凄く可愛らしいじゃないですか。でも、歌いだしたときの格好良さもあって……。そのギャップにやられて、もうズキュンってきました! 

吉岡:(笑)嬉しいです。そうだったんですね。でも、その(大人っぽい印象)は皆さん持っていただいているみたいで、初めてライヴにきてくれたりすると──今までは「吉岡さん」って呼んでくれていたのが、ライヴのあとには「亜衣加ちゃん」に変わったりしますね(笑)。

黒崎:そうだったんですね(笑)。私は挨拶するときは緊張していたので、タイミングを見計らって……「どうしよう! いつ挨拶しよう!」って思っていました(笑)。凄くオーラがある方なので、最初は本当に緊張しましたね。

──逆に、吉岡さんから見た真音さんの印象というのはどうでしょう?

吉岡:お名前はずっと知っていたんですよ。実際に会ったときは「このかたが真音さんなんだ。仲良くなりたいな」って。

黒崎:えっ、そうだったんですか? 嬉しいです。ありがとうございます。

吉岡:でも、私自身人見知りなので、どうすれば良いか分からなくて(苦笑)。最初にお会いしたのがイベントの楽屋だったんですけど、私、本番前は凄く緊張するので、誰とも上手く喋れないんですよね。だから本番が終わったあとにやっとお話できたような状態だったんですけど……でも、凄く優しくしていただいて、安心しました(笑)。


<b>『五色詠(ごしきうた) -Immortal Lovers-』/黒崎真音</b><br>8月10日発売<br>価格:1995円(税込)<br>発売・販売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント

『五色詠(ごしきうた) -Immortal Lovers-』/黒崎真音
8月10日発売
価格:1995円(税込)
発売・販売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント

●「『薄桜鬼』をさらに好きになってもらえるような歌を届けることが私の今やるべきこと」(黒崎)

──では真音さんに質問なんですが、『薄桜鬼』のエンディング・テーマを歌うことが決まったときはどんな心境でしたか?

黒崎:最初は……本当に驚きました。OVAからいきなり歌わせていただくっていうことに対して……『薄桜鬼』を愛してくださっているファンの皆様はどう感じるのかなって。プレッシャーが大きかったし、すっごく悩みました。"いちファン"ということもあったので、自分だったらどう思うのかっていうことも考えたし、事務所のかたにも相談したこともありましたし……でも、やっぱりファンのかたがたに共感してもらえる歌、『薄桜鬼』をさらに好きになってもらえるような歌を届けることが私の今やるべきことだなって。そういう風に思ったので、必ず良いモノにして皆さんに届けたいなと。でも、まだドキドキしてますね。

──じゃあ、今は不安と緊張があるような状況ですか?

黒崎:そうですね。でも、凄く良いものが出来上がったと思うので。皆さんと一緒に作り上げた大切な作品なので、今はワクワクしています。

──先日吉岡さんがゲスト出演された、真音さんがパーソナリティを務めるラジオ番組『A&G ARTIST ZONE 2h』で「夢幻 -a true love tale-」をオンエアーされていましたがこれまでの真音さんとの楽曲とは一味違ったテイストの楽曲で。大人っぽい、それでいて儚い雰囲気の印象がありますが、どんな気持ちで歌われたんでしょうか。

黒崎:──『薄桜鬼』のアニメを見返していたときに、新選組の隊士達も命を掛けて闘っていたっているといったものを踏まえて歌いました。命の重さを私が全て分かるわけではないんですけど、そういった想いが『薄桜鬼』とリンクするところもあるかもしれないなって。そういうことを考えながら、思い出しながら……凄く長い時間かけて作らせてもらいました。

吉岡:どれくらいかかったんですか?

黒崎:今回はすっごく時間がかかりました(苦笑)。

──そうだったんですね。時間がかかったということは、苦労されたことが多かったということですか?

黒崎:はい。やっぱり……歌詞に苦労しました。言葉の選び方に注意しながら作らせてもらったんですけど、「このひとはそんなこと考えないかも……」っていうことを想像しながら書いていたらやっぱり時間もかかってしまいましたね(苦笑)。歌に関しては、隊士のイメージによって声色を変えて歌ったんです。沖田さんだったら儚さ、斉藤さんだったらシャイで不器用、原田さんの場合は男らしさ、平助くんの場合は若い雰囲気、土方さんの場合は大らかで清い心……もともとあった自分の中にある彼らの雰囲気をイメージしながら、曲に合わせて歌っていきました。そういった、初めての挑戦もあったアルバムになりましたね。

──吉岡さんの場合は、『薄桜鬼』の歌を歌うときはどんな心持ちで歌うんでしょうか。

吉岡:私も真音さんと一緒で『薄桜鬼』のイメージを頭の中に浮かべながら歌いますね。今回の「夢ノ浮舟」に関しては、心の強い部分を出したかったんです。第一章は沖田総司さんが主人公の話で──結末も私は聞いているので──色々と想像しながら、沖田さんの心の強さ、凛とした強さを表現したいなって。レコーディングしているときも、自然と背筋が伸びるような、そんな曲になりましたね。私、デビュー当時から『薄桜鬼』シリーズを歌わせてもらっていて、だんだん『薄桜鬼』が私のなかで根付いてきたような感じがしていたんですけど、「夢ノ浮舟」は特に自分の内側から生まれてきたような、そんな感覚がありましたね。

黒崎:「夢ノ浮舟」は私も聴かせていただいたんですが、やっぱり、吉岡さんの声を聴くと"『薄桜鬼』が始まるぞっ"って思いますね。聴いていてすっごくワクワクしました。

吉岡:ありがとうございます。「夢ノ浮舟」では"始まるぞ"っていう感じも凄く出せたと思いますし、疾走感のある雰囲気、強い心も出せたと思うので、そういう風に思っていただけたのならこの曲を歌ったかいが凄くあるなって思います。我ながら勇ましく歌っているなって思いました(笑)。

黒崎:すっごく格好よかったです!

──吉岡さんは、真音さんの『五色詠』を聴いてどんな印象を持ちましたか?

吉岡: "この真音さんの歌いかた、私泣くな"って思ってました(笑)。「夢幻 -a true love tale-」を初めて聴いたときにもウルウルきたので……これは絶対泣くなと。

黒崎:(照れながら)ありがとうございます。私自身も、自分の歌なんですけど……改めて聴いたときに感動しちゃったんです。作品が出来上がったときの喜び、言葉ひとつひとつに込めた思いがよみがえってきたり……色々な意味で泣けてきて。中でも最後の「真実 -The light lasting-」を聴いたときはウルッときちゃって(笑)。これライヴで歌えるのかなぁって(笑)。この気持ちがみんなにも伝わったら嬉しいなって思いました。

吉岡:早くライヴで聴きたいです。

黒崎:私も早くライヴで「夢ノ浮舟」を聴きたいです~!

──本当にライヴも楽しみですし、OVA『薄桜鬼 雪華録』でどんな風に映像とリンクするのか、今から楽しみです。じゃあ、最後にお互いに対してメッセージをいただけるとうれしいのですが……。

吉岡:真音さんの"いちファン"として、エンディング曲を楽しみにしていますし、真音さんのエンディング曲を(実際に)見たら私は泣ける自信があるので、OVAを見るのがより一層楽しみになりましたし──これからイベントとかも一緒に出れたら嬉しいなって思います!

黒崎:きゃ~っ! そんな風に言っていただけるなんて、信じられないです。ありがとうございます。では、私から……ずっと吉岡さんの歌をたくさん聴かせていただいていたので、こうやって一緒に取材を受けれることも凄く嬉しくて、光栄なことだと思っています。やっぱり、亜衣加ちゃんの曲を聴くとパワーをもらいますし、新曲とOVAの映像が一緒になった映像が今から楽しみです。これからも吉岡さんのいちファンでいさせて頂きたいですし、イベントもご一緒できたら嬉しいです!

<Text:逆井マリ>

『五色詠(ごしきうた) -Immortal Lovers-』/黒崎真音
8月10日発売
1,995円(税込)
発売・販売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント

『夢ノ浮舟』/吉岡亜衣加
8月10日発売
1,260円(税込)
発売:ティームエンタテインメント/クロスフューチャー
販売:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント

『光彼方』/吉岡亜衣加
8月10日発売
1,260円(税込)
発売:ティームエンタテインメント
販売:ソニー・ミュージックディストリビューション

>>黒崎真音公式サイト
>>吉岡亜衣加公式サイト

<b>『夢ノ浮舟』/吉岡亜衣加</b><br>8月10日発売<br>価格:1260円(税込)<br>発売:ティームエンタテインメント/クロスフューチャー<br>販売:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント

『夢ノ浮舟』/吉岡亜衣加
8月10日発売
価格:1260円(税込)
発売:ティームエンタテインメント/クロスフューチャー
販売:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント

<b>『光彼方』/吉岡亜衣加</b><br>8月10日発売<br>価格:1260円(税込)<br>発売:ティームエンタテインメント<br>販売:ソニー・ミュージックディストリビューション

『光彼方』/吉岡亜衣加
8月10日発売
価格:1260円(税込)
発売:ティームエンタテインメント
販売:ソニー・ミュージックディストリビューション

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