TV放送中になんと過去編が２週間限定で劇場公開！劇場版『UN-GO　episode：０ 因果論』初日舞台挨拶レポート！勝地涼さん、豊崎愛生さん、山本希望さん、三木眞一郎さんがその魅力を語る！

　2011年11月19日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズスクリーン７にて、映画『UN-GO　episode：０ 因果論』の初日舞台挨拶が行われた。

　本作は、坂口安吾氏の著作『明治開化安吾捕物帖』を原案としてTVアニメ化したもの。ワケありの探偵・結城新十郎と謎の美少年・因果が難事件に挑んでいく。

　今回の映画化は、新十郎の過去や因果との出会いを描き、CX系ノタミナ枠で本編を放送しつつ公開と言う点も大きな話題を呼んでいる。

　この日は、勝地涼さん（結城新十郎役）、豊崎愛生さん（因果役）、山本希望さん（海勝梨江役）、三木眞一郎さん（海勝麟六役）、水島精二監督、會川昇氏（ストーリー、脚本）が登壇。今回は、キャストたちのコメントを紹介しよう！


【勝地涼さん（結城新十郎役）コメント】
「TVアニメの４話分ぐらい録ってから、映画の収録をしたんですが、新十郎の過去を知りつつ、その後のTV版の収録できたのは大きかったですね。映画は、公開した後はお客さんのものになると思うので、皆さんでこう映画を愛していただて育てていっていただけたら嬉しいなと思います」

【豊崎愛生さん（因果役）コメント】
「こうやって出会ったんだ、なるほどなるほどっていう、発見の多い１本でした。今回はあまり、セクシーな因果の出番はなかったんですが、ちっちゃいほうの因果で頑張りました（笑）。現場は、皆さんが作品への愛に溢れているので、私も煮えたぎるソウルをマイク前にぶつけるのみです！」

【山本希望さん（海勝梨江役）コメント】
「映画を梨江の目線で見ていたので、由子（声・戸松遥さん）が新十郎といちゃいちゃしているのが気になりました（笑）。TV版のアフレコも現場も佳境に入ってて、毎回台本を開くたびにハラハラドキドキしています。皆さんも劇場版をもう一度観直して、新たな発見をしてください！」

【三木眞一郎さん（海勝麟六役）コメント】
「男子の僕としては、由子が新十郎のあごに触って、“痛っ”って言うシーンの、アレがいいんです（笑）！戸松さんのお芝居に、不覚にも涙したりしましたね。とても作り込んで、丁寧なお話のつくりをしています。２回３回観ていただけると、キャラの心情とかも色々拾っていただけると思います」

【會川昇氏（ストーリー、脚本）コメント】
「若い新十郎の素直な感じを、水泳をやっていたことで現して、新十郎が映写技師をやっていたところは、今となっては古くなったものに懸けちゃうっていうのを現していたんじゃないかと、今となっては思います。脚本を書いていた時はそんなこと考えてなかったんですけどね（笑）」

【水島精二氏（監督）コメント】
「長編作品だと、別スタッフで映画版を作ったりするんですが、今回、TV版と同じスタッフで作っていて、大変な目にあいました（笑）。なかなか出来ない経験をさせていただいて、たくさんの皆さんが来ていただいて嬉しく思います。TV版のほうもこれから佳境に入っていきますので、映画と共に楽しんでいただけたらと思います」


＜公開情報＞
TOHOシネマズの各劇場にて、２週間限定レイトショーを公開中。
上映館、時間などの詳細は公式サイトを参照。


[UN-GO] OFFICIAL SITE