映画『けいおん!』初日舞台挨拶に放課後ティータイムのメンバーと山田尚子監督が登壇――「『けいおん!』が好きであることを誇りにしてください」
映画『けいおん!』が12月3日より公開をスタートし、新宿ピカデリーで初日舞台挨拶が行われた。キャスト陣から放課後ティータイムのメンバーが登壇。平沢唯役の豊崎愛生さん、秋山澪役の日笠陽子さん、田井中律役の佐藤聡美さん、琴吹紬役の寿美菜子さん、中野梓役の竹達彩奈さんが来場したファンの声援に応えた。さらに監督の山田尚子氏も登壇。作品をアピールした。
『けいおん!』はかきふらい氏の4コマ漫画が原作。廃部寸前の桜が丘高校軽音楽部を舞台に、女子高生5人の部活ライフや日常を描いている。映画では卒業を控えた軽音部の3年生、唯、澪、律、紬の4人と一人残ってしまう梓の5人が卒業旅行でロンドンを訪れる。
舞台挨拶で豊崎さんは、「唯ちゃんたちの新しいストーリーや表情をお届けできる日が来て、嬉しくて幸せな気持ちでいっぱいです」、日笠さんも「こうやって大きなスクリーンで上映されるのが本当に嬉しいです。皆さんのおかげです。ありがとうございます」と初日を迎えた喜びと感謝を述べた。
これまでキャラクターを演じてきて、佐藤さんは「キャラクターから与えられた影響はすごく大きくて、学ぶことも多くてそれが自分の財産になっています」、寿さんも「紬と寄り添って歩いてきました。最初は敬語を使っていた紬も色々な表情を見せるようになったので、この映画でも楽しんでもらえると嬉しいです」、そして竹達さんは「梓はテレビアニメで初めて演じさせていただいたキャラクターなので、一緒に成長してきたかけがえのないパートナーだと思っています」とキャラクターへの思いをコメントした。
舞台挨拶では映画の舞台となるイギリスにちなんで、ユニオンジャックをバックにしたフォトセッションも行われ、舞台挨拶最後に山田監督は「『けいおん!』を好きになってくださった皆さん、関わったスタッフ、原作者のかきふらいさん、皆さんの自慢になる作品にしたいと思って映画『けいおん!』に取り組んできました。『けいおん!』を好きであったことを皆さんの誇りにしていただければと思います」とメッセージを送った。
映画けいおん!公式ホームページ|TBSテレビ