『スカーレッドライダーゼクス ドリームコラボレーションシリーズ』がリリース開始!第2弾『tuning NOISE ―星屑カケラたち―』メインスタンスの鈴木達央さんがレコーディングを語る!
戦隊ヒーローx恋愛シミュレーションというユニークなストーリーで多くのファンを魅了するPS2用ソフト『スカーレッドライダーゼクス』(2012年4月26日PSP発売予定)から、豪華声優陣と豪華クリエイター陣がタッグを組んだキャラクターソングシリーズ『スカーレッドライダーゼクス ドリームコラボレーションシリーズ』が登場!
2011年12月28日に発売となったシリーズ第一弾『Roaring to the moon』に続き、2012年1月25日、いよいよシリーズ第二弾となる『tuning NOISE ―星屑カケラたち―』がリリースされる。
『tuning NOISE ―星屑カケラたち―』は、『仮面ライダー電王』や『仮面ライダーキバ』の楽曲を手掛けたことでも知られるLOVE+HATE氏が作曲を担当し、メインスタンスである駒江 クリストフ・ヨウスケ役の鈴木達央さんとサブスタンス(=メインスタンスのパートナー)であるフェルナンデス役の竹本英史さんが歌唱を担当。今回アニメイトTVでは、レコーディング直後の鈴木達央さんにお話を伺いました!
――最初に楽曲を聴いた時の印象はいかがでしたか?
鈴木達央さん(以下鈴木):今までのキャラクターソングは、わりと雰囲気重視の楽曲が多かったんです。でも今回はメロディーや歌詞にすごく重点が置かれている楽曲だな、と思いました。サブスタンスとメインスタンスのデュエットなので、お互いのニュアンス勝負になりそうだな、って。
――サブスタンスのフェルナンデスとは、初のデュエットになります。
鈴木:今回はフェルナンデス役の竹本さんが先に歌われていたので、「フェルがこう来てるなら、ヨウスケ的にはどうやってアプローチしようかな」って考えてました。ソロで歌う時は、色んなことを想像しながら歌っていたんです。例えば、ディレクターと「この落ちサビの部分だったら、ヨウスケの意識は50%なのか70%なのかでも違ってきますよね」って話し合いながら進めていったり。でも今回はサブスタンス自体がいるので、それを聴きながら作り上げていくことがソロとの一番の違いでした。
――具体的に、フェルナンデスにどのように合わせていこうと思われましたか?
鈴木:フェルはもともと熱血漢で、ヨウスケは元来ドライな性格なんですよね。フェルの「アツい」部分に引っ張られないようにしてドライな部分を残しながらも、ヨウスケ自身の中にある「アツさへの憧れ」をいかにバランスよく出していくか、というところでしょうか。
――おふたりのシャウト部分には興奮しました。
鈴木:落ちサビの一番最後のところは、フェルもヨウスケもテンションが上がっている状態なんです。特にヨウスケは、内に秘めているものをさらけ出す、という感覚ですね。全体的にそういうテイストはあるんですけど、サビは特に表れていると思います。
――では実際にレコーディングで歌われてみて、いかがでしたか?
鈴木:いつも以上にあっという間でしたね(笑)。複雑なメロディーではなく、印象的なメロディーや歌詞だったので覚えやすかったですし、歌いやすかったです。
――かなりスムーズだったんですね。
鈴木:はい。スムーズすぎて「あれ、歌ったよな?」って時間でした(笑)。
――なるほど(笑)。完成が楽しみです。
鈴木:『tuning NOISE ―星屑カケラたち―』はとても耳馴染みがよくて覚えやすいメロディーなんですけど、だからといって単調になっているわけではなくて。フェルナンデスの単純さとヨウスケの複雑さといった部分も、曲の中に現れていると思います。相反するものが同居しているというか。それと別のキャラクターソングの中で使われていたリズムが入っていたりもして、それが今までのキャラクターソングを聴いてきてくださった方も、どこかこの曲の中に繋がりを見出せるようなギミックにもなっているんです。一聴するとシンプルに聴こえるなんですけど、中はものすごく理論的にまとめられているんですよね。
――鈴木さんご自身がキャラクターソングを歌う際に、意識していることはありますか?
鈴木:キャラクターソングはそのキャラクターがいて成り立つものだと思っているので、なるべく「キャラのまま」で歌いたいと思っていますし、それが自分の課題でもあります。その中で聴いてくれている人が、「ヨウスケだな」って感じてくれたら一番嬉しいです。言葉のアクセントを取ってみても、「自分だったら頭にアタックをつけるけれど、ヨウスケだったら真ん中かな?」とか、考えながら歌っています。
――ボイスドラマの収録はいかがでしたか。
鈴木:今回は、フェルナンデスとヨウスケの出会いが描かれているんです。出会った頃も今も、2人の関係性はあまり変わっていないんだな、と思いました。自分的にはもっと時間を長くして色々膨らませても面白いなと思ったんですが、そこはリスナーの皆さんに色々と想像してもらえたら嬉しいです。
――特に注目して欲しい部分はどこでしょう?
鈴木:フェルの空回りっぷりです!見事なくらいに空回ってて、僕はほとんど彼と会話した記憶がありません(笑)。ぜひとも堪能してください。
――鈴木さんの中で、ヨウスケのイメージはどういったものなのでしょうか。
鈴木:クールとはまたちょっと違う、無骨ってイメージがずっとあります。クール、っていうと尖っていて線が細そうな感じがするんですけど、ヨウスケは見た目のわりに自分の意見を曲げなかったりもする奴なので。そういった意味では、すごくマイペースだと思いますし、無骨とか愚直とか、そんな言葉が似合うのかなって。ヨウスケって、いわゆる「カッコいい男」ではないと思うんですよ。でもそのカッコ悪さも、「ひととなり」を知ってみれば、逆にカッコ良さに変わったりもするじゃないですか?それが彼の凄さだし、魅力の一つかな、と。
――『スカーレッドライダーゼクス』という作品の魅力は、どんなところだと思いますか。
鈴木:戦いがメインで描かれる中に、いかにコミュニケーションを取って友情もしくは愛情を育んでいくかっていう、今まで無かった形のものですよね。戦いをメインで描こうと思えば戦いばっかりにしても良いし、教官との恋愛模様とか友情だけにフォーカスすることもできちゃうし、それを全部無しにしてバンドのお話にすることもできちゃうし……広げ方が何通りもあって、良い意味でズルいですよね(笑)。色んなファクターを持っていて、もの凄い可能性を秘めた作品だと思います。
――では最後に、ファンの方にメッセージをお願いします。
鈴木:今回は、メインスタンスとサブスタンスがまさかのデュエットをしています。今まで無かったのが不思議なくらいで、ようやくこうして一緒に歌うことが出来ました。今まで聴いてきてくださった方にも喜んで頂けると思いますし、逆にこれが『スカーレッドライダーゼクス』という作品に触れるきっかけにもなれれば嬉しいです。すごく良い形で皆様のもとにお届け出来ると思いますので、幅広い方に聴いてもらえたらと思います。気が向いたらぜひ、お手に取ってみてください!
SRXドリームコラボレーションCD vol.2 「tuning NOISE ―星屑カケラたち―」
2012年1月25日発売
1,680円(税込)
【収録内容】
1.tuning NOISE -星屑カケラたち- 駒江 クリストフ・ヨウスケ(CV.鈴木達央)&フェルナンデス(CV.竹本英史)
2.裏山デスティニー(Original Mini Drama)
3.Message from 鈴木達央
4.Message from 竹本英史
5.tuning NOISE -星屑カケラたち- (Off Vocal ver.)
Scared Rider Xechs -スカーレッドライダーゼクス公式サイト