ドラマCD『「Vassalord.」ディルーポに降る雨』が4月25日リリース決定! 新キャラを演じる黒田崇矢さん、寺島拓篤さんほか、メインキャスト6名にインタビュー!!
『月刊コミックブレイドアヴァルス』(マッグガーデン刊)にて連載中の黒乃奈々絵さんの人気コミック『Vassalord.』のドラマCDシリーズ最新作『「Vassalord.」ディルーポに降る雨』が4月25日にリリース決定! 吸血鬼のレイフロと、ヴァンパイアハンターのチャーリーが巨大な陰謀に巻き込まれていく物語も新たな展開に突入だ!
不老不死の薬、「ヴァッサロード」の手がかりを追って、イタリアへ飛んだチャーリー、ハル、クレイグ。イタリアマフィアのリウと接触を図るクレイグの切り札は、謎の男・86(エイティシックス)だった……。
新展開と次々に明かされる謎、さらに新キャラが登場など、聴きどころが満載! また、好評のミニドラマも2編収録。今回、収録直後のキャスト6人にインタビューするチャンスがあったので、今回のドラマCD収録について語ってもらっちゃいました!
――収録を終えての感想をお聞かせください。
藤原啓治さん(ジョニー・レイフロ役/以下、藤原):久しぶりの長編であり、割とシリアスなお話だったので、「『Vassalord.』ってこんな物語だったんだ」と思い出しました(笑)。原作のレイフロのイメージを反芻しながら演じさせていただきました。
置鮎龍太郎さん(チャールズ=J=クリスフント役/以下、置鮎):やはり原作に寄った長いお話だと出演者も多いですね(笑)。「ヴァッサロード」という言葉も本編の中にやっと登場し、謎の解明に入ってきたので物語、収録が終わったばかりだけど早く次も収録したいなという気持ちになりました。
石塚運昇さん(クレイグ・バーンシュタイン役/以下、石塚):収録の間隔が開くとキャラを思い出すのが大変ですね(笑)。クレイグがよくしゃべっていて、なかなか立派な奴だなと。いつもはレイフロとチャールズに「お前らちゃんとしろよ」と去っていく普通のおじさんなのに、今回は指示や説明したりしてて。頑張りましたよ、僕は(笑)。
佐藤利奈さん(ハロルド・ウェイン役/以下、佐藤):スタジオに入って、「ああ、こういう空気感だったな」と思い出し、楽しかったです。新キャラも出ていて、聴き応えのある、いつも以上に濃い作品になっているんじゃないかなと思います。ハル的にもこれからが楽しみです。
黒田崇矢さん(リウ・ウーディン役/以下、黒田):初めて参加させていただきましたが、現場の平均年齢の高さにまず驚きました(笑)。レギュラーのキャラがみんな、ちょっとダーティな雰囲気がある中、リウというイタリアンマフィアのボスを演じるということで、いい人に映ってはいけないと思って、必死に頑張りました。
寺島拓篤さん(86(エイティシックス)役/以下、寺島):作品は骨太なのに、主人公がコミカルな部分を見せてくれたり、振り幅が大きくて、いろいろな楽しみ方ができる作品だなと思いました。演じた86はとてもぶっ飛んだ、危険な要素をはらんだキャラでしたが顔見せ程度だったので、次回以降、どんな表情を見せてくれるのか、楽しみです。あと冒頭で、いきなりクレイグに顔を蹴られて恍惚としているシーンに衝撃を受けました(笑)。
――今回のドラマCDの聴きどころを挙げてください。
藤原:「商人」という、レイフロに似たキャラの登場ですね。今後の展開にも絡んできそうなキャラだと思うので、これからも注目してほしいです。
置鮎:僕も商人ですね。あとリウと86という新キャラが登場して、物語がどう動いていくかですね。86は不思議な感じのシチュエーションなので、寺島君も演じるのが難しいと思うけど、彼の過去や背景なども徐々に明らかになっていくと思うので楽しみにしてください。
石塚:大河ドラマのような壮大なストーリーだったのが聴きどころじゃないかな。今まではコミカルだったのに、急にハードボイルドっぽくなって、それを各演者が演じることで更にイメージが膨らんでいって。今後がますます気になると思います。
佐藤:やっぱり商人です(笑)。これから商人と86がメインに来るというウワサなので楽しみにしてます。あとは商人が物語のキモとなるキーワードを言っているので、謎が解け始めて、いよいよ物語の核心に迫ってきているところが聴きどころですね。
黒田:もちろん商人なんですけど、みんな一緒というのも何なので(笑)、他の聴きどころを挙げると石塚さんの長ゼリフですね。ベテランらしい、味がある渋い演技をぜひ。
寺島:作品名が本編中に初めて出てきて、ここからどんどん話が膨らんでいくのでファンの方は聴き逃せませんよ! また作品の謎がひも解かれながらも、キャラやエピソードが増えてきたので、展開を想像したり、期待してください。
――今作にはミニドラマ「Candy toy」と「Ear pick」が収録されていますが、聴きどころをご紹介いただけますか?
藤原:シリアスな本編と違って、勢いとノリでやっているので、また同じことをやれ言われてもできないと思います(笑)。ミニドラマのノリも大好きで、長編をやった後に録るとホッとできる部分もあって楽しかったです。
置鮎:藤原さんがいつもの感じでおもしろいです(笑)。本編がまじめだったのでその分、はっちゃけ具合がすごいことになっているので楽しんでください。
佐藤:しばらくミニドラマをやっていない間にすごいことになっていました(笑)。あの領域まで私も行きたいなと。また久しぶりにミネアを演じることができたのがうれしかったです。ミネアが出る「Candy toy」を聴いてください。あっ、「Ear pick」のほうも!
――「Candy toy」は「食玩」、「Ear pick」では「耳かき」がキーアイテムになっていますが、それぞれのアイテムにまつわるエピソードをお願いします。
藤原:食玩にはあまり興味がないんですけど、耳かきは大好きでしょっちゅうやってます。耳掃除というより、耳かきを耳の穴に入れる快感がいいというか。耳かきし過ぎて、耳の中がガサガサになって、更にやらなくちゃいけなくなるほど皮膚が荒れて、というのを繰り返してます。
置鮎:食玩は集めたことがないのでわかりませんが、耳かきは最近、めっきり綿棒派です。綿棒の先がすくえるような製品もあるけど、それは怖いので普通の綿棒を使ってます。
石塚:かわいいお姉さんが耳かきしてくれるお店があるらしいので行ってみたいです。耳かきってなぜか淫媚なイメージがするのはなぜでしょうか?(笑) あと理髪店で耳かきされると、「それ以上はやめてくれ!」というところもやる人がいて。あまり、いい思い出がありません。
佐藤:耳かきといえば最近、黒い綿棒があって、どれだけとれたか一目瞭然なので、それが気に入りました。だから私もすっかり綿棒派です。
黒田:僕は耳かきには昔ながらの竹製で、片方に丸くてふわふわな綿が付いているタイプですね。でも、加減がわからないから、ついつい耳かき部分で深くやり過ぎちゃって、「痛っ!」ってなったところで止めます(笑)。
寺島:僕も耳かきが好きで、ごっそりとりたくて、スクリュータイプの耳かきを試してみました。そうしたら、ごっそりとれたけど、あんまり気持ちよくなかったです(笑)。やっぱりガリガリやるのが気持ちいいんだなと竹製に原点回帰しました。
――最後に皆さんへメッセージをお願いします。
寺島:僕にとっての本番はむしろこれからだと思うので、このドラマCDを買っていただいて、次のドラマCDが早く出るように応援よろしくお願いします。
黒田:リウはこれからどんどん出てきますので、まだまだ頑張ります!
佐藤:物語がどんどん佳境に入っていくと思いますので、楽しみにしててください。皆さんの応援次第では、次までの期間が1年から半年に短縮されるかも(笑)。私も期待しています!
石塚:今回もおもしろかったですよ! 演じててワクワクしましたから。皆さんにもその気持ちが伝わるんじゃないかなと。僕も一生懸命やったので、これを聴いてください。そして、また次回お会いしましょう!
置鮎:ここまで長い期間関わってきた作品なので、ちゃんと結末を見届けたいと願っています。今回物語に動きが出てきて、ますます見逃せませんよ! 引き続き、応援よろしくお願いします。
藤原:足掛け7年も続いているのは皆さんが愛してくださっているからで、本当に感謝しています。お話もこれだけ続いているにもかかわらず、また新しい展開があって、ますます今後が楽しみです。僕らと同様に『Vassalord.』を愛し続けていただければうれしいです。
【CD概要】
CD名:ドラマCD『「Vassalord.」ディルーポに降る雨』
発売日:2012年4月25日発売予定
価格:2,940円(税込)
発売:フロンティアワークス
>>ドラマCD『Vassalord.』公式サイト