松本零士「オズマ」テレビアニメが3月16日よりスタート! アニメ化を記念して、当サイト独占リレーインタビュー企画を敢行! 第1弾はサム・コイン役・柿原徹也さん!
『銀河鉄道999』、『宇宙戦艦ヤマト』、『キャプテンハーロック』などを生み出したマンガ界の巨匠・松本零士さんの幻の作品「オズマ」がWOWOW開局20周年企画としてテレビアニメ化。3月16日よりWOWOWプライムにて放送が開始される。
「オズマ」は、松本さんが1980年代に執筆したまま未公開だったシナリオで、砂漠化した未来の地球を舞台に、謎の超巨大移動物体・オズマを巡る壮大なSFストーリー。
今回、アニメの放送を記念して、当サイト独占の出演キャストへのリレーインタビュー企画がスタート! 第1弾は主人公のサム・コイン役の柿原徹也さんです。
――今回、松本零士さんの幻の作品、『松本零士「オズマ」』へ出演が決まった感想は?
サム・コイン役・柿原徹也さん(以下、柿原):松本零士先生の作品は世界的に広く知られていて評価も高く、海外で暮らしていた僕自身も数々の作品を通して多くの感動を与えていただきました。きっと、ほとんどの男の子は鉄郎やハーロックになりたいと憧れたんじゃないかなと思います。そんな偉大な先生の作品に参加できることは大きなチャンスであり、しかも主役を演じさせていただけるのは役者としても大変光栄なので、最高の作品にしたいという気持ちでいっぱいです。
――『松本零士「オズマ」』の世界観や設定についての印象は?
柿原:松本先生の作品には必ずテーマやメッセージがありますが、この作品にもやはりそういったテーマがあります。砂漠化をはじめとする環境破壊などの様々な問題を、サムという少年の視点を通して、視聴者の方も感じ、考えることができる作品なんじゃないかなと思います。
――演じるサム・コインがどんなキャラなのか、ご説明ください。
柿原:サムは砂賊船・バルダノスに乗り、死んだ兄のカタキである謎の超巨大移動物体・オズマを追い求める男の子です。元気で快活な少年ですが、心の奥に傷もあって……。様々な人と出会うことで成長していくという、主人公らしい潜在能力も持っていると思うので、明確な演技プランは立てずに、サムと一緒に成長していくつもりで毎回、新鮮な気持ちで演じています。でも、演じるうちに心のほうが動かされて、熱いサムになってしまうんですけど(笑)。
――『松本零士「オズマ」』の見どころを教えてください。
柿原:サムやミメイはまだ子供で、バルダノスの艦長・バイナスや軍の司令官・ギドはすごく大人っぽく頭脳的で、どのキャラも立ち位置がハッキリしています。それでいて、例えばバイナスの悲しみ、ギドの憎しみなど、各キャラが何か問題を抱えている様子が垣間見えて……。しかも誰が正義で、誰が悪なのか、簡単に判別できないところが魅力なのかなと思います。
それから、軍に追われているところを助けた神秘的な女性・マヤや、サムの幼なじみのミメイとの恋模様でしょうか。作品全体に重いテーマや戦闘シーンなどもありますが、サムという少年の成長も物語の中の大切なファクターで、恋したり、ちょっとドキッとするのは人間らしくていいなと思います。例えるなら『銀河鉄道999』の鉄郎とメーテルのようですね。松本先生の描く壮大な物語や魅力的なキャラたちに期待して見てくださる皆さんの気持ちに応えられるよう、僕らキャスト陣も『オズマ』の世界観の中で精一杯生きていきます。ぜひ見届けてください!
テレビアニメ WOWOW開局20周年記念番組 『松本零士「オズマ」』はWOWOWプライムにて3月16日、金曜深夜0時より放送開始!
(第1話無料放送)
>>『松本零士「オズマ」』公式サイト