女性向けBLドラマCD『そして、ひらく扉~ Futaridake no Eien ~』から、福山潤さん、平川大輔さん、黒田崇矢さん、立花慎之介さんのキャストコメントが到着!
有栖川ケイさんのボーイズラブ作品をドラマCD化する「Muse Collection」の第12弾として、『そして、ひらく扉~ Futaridake no Eien ~』の制作が決定した。発売は、2012年4月18日(水)の予定。
今回は、『そして、ひらく扉~ Futaridake no Eien ~』のあらすじやキャラクター紹介に加えて、ドラマCDに出演する声優の福山潤さん(須永透役)、平川大輔さん(高垣慎吾役)、黒田崇矢さん(麻生俊継役)、立花慎之介さん(並木亮輔役)の収録後コメントが届いたので、余さずにお伝えしていく。
【あらすじ】
須永透は北海道にある聖フランシスコ教会に席を置く神父だった。透には、かつて幼なじみの間処慎吾と禁忌を犯してしまったという過去があり、そのことから逃れるようにしてこの地に流れ着き、罪を償う為に聖職者となったのだった。
あれから15年。世話になっていた間処家を後にする際に、慎吾にさよならを告げられなかったことを、透は今でも後悔していた。
ある日、教会に瀕死の重傷を負った男が担ぎ込まれる。殴打された顔は人相の判断がつかぬほどに腫れ上がり、呼吸もひどく浅い。しかし、透の懸命な介護で男は意識を取り戻した。男は自らを高垣と名乗るが、本名かどうかはわからなかった。高垣の言動には謎が多く、なにより拳銃を所持していたからだ。
そんな折り、刑事がとある事件の聞き込みにやってくる。高垣をかばう透を刑事も不審に思ったようだが、決め手になる証拠がないため「またお邪魔させて貰いますよ」と言い残して去っていった。
献身的な看病を続ける透に、いつしか高垣も心を開くようになる。やがて、高垣の怪我が治り教会を去る日。そのとき透は高垣こそが慎吾であることを知る。慎吾は復讐のために北海道へ来たことを告げ、透に死への覚悟を仄めかした……。
【キャラクター紹介】
●須永透(すながとおる)[CV:福山潤]
32歳。北海道、聖フランシスコ教会に席を置く神父。小学校5年生のとき、両親を交通事故で失う。その後、家族ぐるみの付き合いをしていた間処家へと引き取られた。幼なじみの慎吾とは兄弟のように仲良く育ち、お互いを誰よりも大切に思っているが、高校2年(15年前)の夏休み、はずみから禁忌を犯してしまう。それを慎吾の両親に知られ、間処家をあとにする。流れ着いた北の地で罪を償うため聖職者となる。
●高垣慎吾(たかがきしんご)[CV:平川大輔]
瀕死の重傷を負って修道院の医療室に運ばれた謎の青年。意識が戻ってからも、自分のことはあまり語りたがらない。物語の後半で幼馴染みの慎吾であることがわかる。
●麻生俊継(あそうとしつぐ)[CV:黒田崇矢]
38歳の外科医。外科手術にかけては群を抜いた才能の持ち主だが、東京の医大でトラブルを起こし、今は北海道で小さな診療所を営む。透に好意を持っている。
●並木亮輔(なみきりょうすけ)[CV:立花 慎之介]
27歳の助祭。北海道の聖フランシスコ教会に籍を置く。
【ドラマCD収録後コメント】
■福山潤さん(須永透役)
収録が楽しく終了いたしました。とてもボリュームがあったんですが、フリートークまで含めてスピーディーかつスムーズに収録も進んでいきまして、なんといいますか飲み会のようなそんな楽しさがあったのではないかと思います。内容の方は、僕らも演じるのは7年ぶりということもありますし、役もどちらかというと実年齢に近くなって、大人のふたりの邂逅の物語なんですけど、前作をお聴きになっている方は懐かしさと共に時の経過の面白さも味わえると思いますし、初めての方ももちろんここから入れますので、楽しんで聴いていただけたら幸いです。
■平川大輔さん(高垣慎吾役)
時間をおいて同じ役をやらせていただくというのは、役者冥利に尽きます。今回は前作からずっと時間が経過して、その間に本当にいろんなことがあってお互いが今を過ごしているという中でのドラマなんですけど、過去のことも語られますし、これから先のことについても、また何か起こるんじゃないかな?って思わせる魅力的な感じでお話が進んでいきますので、ぜひ聴いていただいてヤキモキしていただけると嬉しいなと思います。こうやって時間をあけてやらせていただくと、その時のことを思い出したり、自分の中で過ぎた時間のことを考えたりする機会も与えていただけるので、それもちょっと嬉しいなと思いながら収録させていただきました。皆さんも彼らと同じように何年前かのことを思い出して、どんなことがあったかな?とか考えたりしながら聴いていただけると時間の経過というものを、より楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。
■黒田崇矢さん(麻生俊継役)
麻生役の黒田崇矢です。麻生という役は、過去もいろいろあり複雑な役なのですけども、きっと透のことを一途に愛しているんでしょう。日常生活であんなに積極的に人を攻めたことはないので、逆に面白かったです。好きなものは好きといって、ちょっとでもチャンスがあったらキスをしにいったり、腕を持って引っ張ったり、ああいうことは自分の人生で絶対出来ないことなので楽しかったですね。でも結局、振り向いてもらえないという……。うーん、次があったら誰にいこうかな。立花くん演じる並木かな?(笑) 麻生を通じて、欲しいものを取りにいく積極性を人生にいかせていければと思います。ありがとうございました。
■立花慎之介さん(並木亮輔役)
並木役の立花慎之介です。並木くんという役は助祭ということで、神父の傍らでお手伝いをしたりする聖職者なんですけど、すごいフランクでいまどきの子な感じなのが印象的でした(笑) 飄々としている部分とかいろいろと振り回されたりする部分がすごくあって、他の三人に比べると落ち着きがない感じでしょうか。パターン的には次があるとすれば、いつの間にかそれこそ麻生さんの恋人になっていそうな気もしますので(笑)、並木くんの今後の行方にとても興味があります。これからも続いていく作品だと思いますので、ぜひぜひ皆さん愛し続けていただけると嬉しいなと思います。
【商品概要】
タイトル:そして、ひらく扉~ Futaridake no Eien ~
キャスト:福山潤(須永透役)
平川大輔(高垣慎吾役)
黒田崇矢(麻生俊継役)
立花慎之介(並木亮輔役) ……ほか
イラスト:有馬かつみ
発売日:2012年4月18日(水)予定
価格:¥3,150円(税込)
仕様:CD1枚組
商品番号:HDA-0026
JAN番号:45-6023733020-3
発売元:ワンダーファーム