2012年最注目声優といえば……小松未可子さん！なんと今回『モーレツ宇宙海賊』のイメージソング＆ゲストED曲でCDデビューが決定！というわけでデビュー会見の模様をご紹介デス！！

　2010年に放送された『HEROMAN』の主人公、ジョーイ役での鮮烈な印象。その後も『遊☆戯☆王ZEXAL』の観月小鳥役や『トワノクオン』のユーマ役、『戦姫絶唱シンフォギア』の安藤創世役など連続で人気作に出演、注目度を上げ続けている声優の小松未可子さん。彼女がCDデビューすることが決定した。

小松さんが主人公のヒロイン、加藤茉莉香を演じている好評放送中のテレビアニメ『モーレツ宇宙海賊（パイレーツ）』のイメージソング＆ゲストED曲となる『Black Holy』が収録されたCDが2012年4月25日（水）に発売となる。CDには『Black Holy』のほか、『透明な夜空～瞬く星に包まれて～』が収録、初回限定盤と通常盤が2バージョンでリリースされ、初回盤には『Black Holy』の本人出演によるMUSIC VIDEOと、『Black Holy』ver.の『モーレツ宇宙海賊』PVが収録されたDVDが付くほか、初回製造分のみ同作のアニメーションキャラクターデザイン、総作画監督の竹内浩志氏による「加藤茉莉香」描き下ろしアニメ巻き帯仕様となる。

　今回、小松さんが会見を行い、CDデビューを控えた今の心境などを語ってくれた。

小松未可子さん

――第9話のエンディングで『Black Holy』が流れました。ご感想や周囲の反応は？

小松未可子さん（以下小松）：　『モーレツ宇宙海賊』のエンディングで流れたのを見て鳥肌が立って、自分の名前と楽曲がエンドロールに刻まれていて改めて実感しました、作品と、今までとは違う関わり方をしたのが新鮮に感じました。
　周囲では友達が結構見てくれたようです。あとツイッターをやっていて、オンエアを見ながら実況しているのですが（笑）ファンの方が「キター！」ってリツイートしてくれて、一緒に喜べました。


――この楽曲のよさはどんなところにありますか？

小松：　楽曲自体が宇宙を彷彿させるようなサウンドや雰囲気があって、、アニメの世界観とつながっていて、そこは聴きどころです。『モーレツ宇宙海賊』のイメージソングということもあって、ヒロインの加藤茉莉香自身を表した歌にもなっているので、歌詞も含めてアニメと一緒に見ていただけると、より深く作品を見られると思います。個人的にはサビ終わりの「自由だと思った」っフレーズの時に音が一度切れるところですね。みなさんもはっと引き込まれる部分じゃないかと思っています。


――レコーディングにはどんな意気込みで挑まれましたか？

小松：　私、キャラソンも歌ったことがなくて、歌の収録自体が実質的に初めてで、「はじめに練習するのかな？」とか、どう進むのか全然様子がつかめなかったので、レコーディング前に一人でカラオケに行って、2、3時間のどを温めてました（笑）。


――そんなに歌ってのどが疲れちゃいませんでした？

小松：　それが私、スロースターターらしくて（笑）。よく一人でカラオケに行くんですけど、4、5時間とか歌っても全然平気なんです。レコーディングは慣れない事もあって緊張して何度か歌ったんですが結局、最後に好きなように歌ったときのテイクが一番生き生きと歌えて、完成した曲でもそのテイクが使われている部分が多かったです。


――歌手としての今後の展望は？

小松：　ライブなど、みなさんの前で歌う機会をもっと増やしたいです。あと作詞をしてみたいです！


――声優の演技と歌うときで、感情の込め方などに違いは感じましたか？

小松：　歌っているときのニュアンスの付け方などは、演技しているときとは全然違いますが、基本的に感情を入れるということに自分のなかで違いはあまりなくて、感情のレベルを上げる点でお芝居と似ていて、あまり差は感じませんでした。


――PV撮影でのエピソードなどをお聞かせください

小松：　2月の頭に撮影したんですが、山梨の山奥で日の落ちた時間から撮り始めて、気温がマイナス11、2度ぐらいで本当に寒かったです。ドラマなどでは寒い場所で撮影するとき、息が白くならないように予め氷を口に含むんですが、それを初めてしました。それでも息が白くなってしまうぐらい寒かったです（笑）。でも、神秘的な映像に仕上がっていて、寒いところに行ったかいがありました。
　足の裏にカイロを入れてたんですが、全然暖かくなりませんでした。カイロなのに！　「本当に寒いってこういうことなんだ！」みたいな（笑）。


――カップリングの『透明な夜空～瞬く星に包まれて～』はどんな曲ですか？

小松：　この曲は加藤茉莉香の「心情」にスポットを当てていて、ローテンポでゆったりとしていて、内に秘められた情熱が胸に響く内容になっていると思います。こちらも『モーレツ宇宙海賊』を見ながら聴くとより心に響いて伝わると思います。


――ジャケ写はどんなイメージで撮影されたんですか？

小松：　タイトルの通り宇宙のなかにいるイメージです。（今日来ている）この衣装で宇宙のなかというか、星の中にいる感じで撮影しますと言われて、最初、撮影した写真に後から宇宙のイメージをCGで加えるのかな？と思ったんですが、撮影は、直接プロジェクターで映像を投影しながら撮影したんです。初めてそんな体験をして、動くたびに衣装に映る星々の表情も変わって神秘的に仕上がったと思います。


――最後に読者の方へメッセージをください

小松：　収録されている2曲は『モーレツ宇宙海賊』でイメージソングになっているのですが、両方聴くとよりいっそう作品を楽しめるようになっています。ぜひみなさん応援よろしくお願いします！


StarChild:小松未可子
小松未可子 オフィシャルページ