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テレビアニメ『さんかれあ』の裏話が聞けちゃうトークイベントをレポ

テレビアニメ『さんかれあ』の裏話が聞けちゃう!? 声優×声優×原作者のスペシャルトークイベント「超レア会議!~礼弥と蘭子と時々みちゅるん(はっとりみつる先生)~」をレポート

 5月17日(木)、秋葉原グッドスマイル&カラオケの鉄人カフェにて、大人気放送中のテレビアニメ『さんかれあ』のトークイベント「超レア会議!~礼弥と蘭子と時々みちゅるん(はっとりみつる先生)~」が開催された。出演者は、メインヒロインの散華礼弥役・内田真礼さん、ヒロインの左王子蘭子役・矢作紗友里さん、原作者・はっとりみつる先生の3人。

 イベントが開始されると、まず内田さんと矢作さんが登場。2人は、ほぼすべての来場者たちがイベントの入場条件の包帯をしていることに気付き、感激のコメントを発した。よく包帯を利用するゾンビなメインヒロイン・散華礼弥、ひいては作品全体への敬愛ともいえるアイテムを大人数が身に付けていることから、本作の人気の高さが伺える。その後、会場からの「みちゅるーん!」という掛け声とともに、原作者・はっとりみつる先生が登場した。

 オープニングトークを終えると、最初の企画「『さんかれあ』ボックストーク」がスタート。ルールは簡単、ボックスの中からあらかじめ来場者が記入したアンケート用紙を1枚引き、そこに書かれたお題に沿ってトークを進めていくというもの。

 「賑やかな場所、静かな場所どちらが好きですか? また、昼と夜であればどちらが好きですか」「アフレコ現場は、どのような雰囲気ですか」など、さまざまな質問に答えていく3人。「どのように物語を決着させるのですか」というなんとも答えにくい質問に対して、はっとり先生は「じつは終わりまで考えていて、こういう展開にするという流れも決めています。言えないですけど(笑)」と興味をそそる見事な回答を見せた。

 「キャストに内田さん、矢作さんが選ばれた理由を教えて」というトーク内容が選ばれると、内田さんと矢作さんは「聞きたいけれど聞きたくない」といった様子で、恐る恐るはっとり先生に質問。今回のイベントで初めて明かされたキャストの選考理由は以下のとおり。

【はっとり先生が語る、内田さんが選ばれた理由】
礼弥役の声優オーディションに集まって頂いた約50人のなかから、製作委員会の方々の協力のもと最終的に2人までしぼりました。そのうち1人が当時新人の内田さん、もう1人が某人気声優の方でした。もう一度、先入観なしで2人の声を聞いてみると、自分のなかでは内田さんに任せたほうがいいんじゃないのかという結論にいたったわけです。理由は、これしかありません。彼女が一番、礼弥の声でした。

【はっとり先生が語る、矢作さんが選ばれた理由】
矢作さんの場合は、声を聞いたときに「あ、蘭子にハマってる」と思いました。ただ、以前に放送された自分原作のアニメ(『ケンコー全裸系水泳部 ウミショー』)で出演されているので、同じ人をもう一度選ぶのはいいのかね……と悩みました。ひいきしているように思われそうで。でも、やっぱり蘭子に合っていた。あと、じつは矢作さんは、オーディションのときに蘭子と降谷萌路にエントリーしていたんです。自分が聞いたときは、蘭子と萌路どちらもいいなと思いました。

 はっとり先生の言葉を聞くまで緊張していた内田さん&矢作さん。しかし、予想以上のべた褒め内容に2人は感激の様子だった。ちなみに、最後の質問「先生の好みの女性のタイプはなんですか」では、礼弥か蘭子を選ぶと思わせておきながら、礼弥の継母である散華亞里亞を選ぶという一幕もあり、会場の笑いを誘っていた。

 続いての企画「みちゅるんBEST3」では、はっとり先生がアニメ『さんかれあ』(第1話~第6話)のなかから、心にグッときたシーンベスト3を発表。結果は以下のとおり。

第3位:礼弥の父親・散華団一郎が風呂場で「どうしてこうなった……」とつぶやくシーン /第4話「普通の…女の子…」より
第2位:ゾンビになった礼弥が主人公・降谷千紘に会いに行く、第1話のラストシーン /第1話「「私が…ゾンビに…なったら」より
第1位:血だらけの礼弥が千紘に「責任とってくださいね」と言う、第3話のラストシーン /第3話「さんか…れあ」より

 第1位は、はっとり先生も見る度に泣いてしまうと語るほど力が入っているシーンなので、気になる方は今後発売されるBD、またはDVDなどでご覧になってほしい。

 イベント終盤では、『さんかれあ』のBD/DVDの限定映像と、漫画第6巻に付くOADの映像の一部を特別に上映。蘭子のお風呂シーンや礼弥の一糸まとわぬ姿など、貴重な映像の数々に会場は大興奮! 鉄壁のブロックに定評のある謎の光や湯気がない、ある意味クリアな映像がそこにはあった……。

 その後、3人によるラストトークを経て、約1時間続いたイベントも終了。最後に会場限定で、オリジナルクッションやサイン入り台本、イラスト入りサイン色紙など、『さんかれあ』に関するグッズが貰えるジャンケン大会が行われた。内田さんが勝ちすぎるというハプニングもありつつ、会場内は終始和気藹々とした雰囲気に包まれていた。

>>さんかれあ 公式ホームページ

写真左から、散華礼弥役・内田真礼さん、左王子蘭子役・矢作紗友里さん、原作者のはっとりみつる先生。

写真左から、散華礼弥役・内田真礼さん、左王子蘭子役・矢作紗友里さん、原作者のはっとりみつる先生。

(C)はっとりみつる・講談社/さんかれあ製作委員会
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