音無伊御役の岡本信彦さんがゲスト出演した、ラジオ『大久保瑠美・福原香織のあっちこっちステーション』の公開録音レポート!
現在放送中のテレビアニメ『あっちこっち』。その情報ラジオ番組『大久保瑠美・福原香織のあっちこっちステーション』(文化放送「超!A&G+」毎週土曜24時~24時30分オンエア)が5月12日、音無伊御役の岡本信彦さんをゲストに迎え文化放送メディアプラスホールにて公開録音を行った。
番組定番の「こんばんニヨ」と挨拶しながら登壇するパーソナリティーの大久保瑠美さん(御庭つみき 役)と福原香織さん(春野姫 役)。だが、早速ステージ上で席に座るタイミングを間違え台本を確認する福原さんの姿や、公録で袴を着たいとリクエストをしていたが惜しくもかなわず、衣装を袴にみたてお互いを褒める一幕があるなど、スタートから会場は笑いに包まれ和やかな雰囲気に。そして二人に呼び込まれ大きな拍手の中、颯爽にステージに登場した岡本さん。あまりに爽快すぎたためリテイクとして「みんな! 俺やで!」と関西弁で再登場。さらに、多忙のため公録に参加できなかった追崎史敏監督からのメッセージを福原さんが紹介したのだが、漢字に弱い福原さんのためにすべての漢字にルビが振られており、会場はまた大爆笑となっていた。
演じる際に気をつけている点など作品についてのトークコーナーでは「距離感無視の小声で喋っているので難しい」と話す岡本さん。会話が成立しているのか、不安になることもしばしばだとか。そして伊御の最初の印象については、「天然なのになんであんな格好いい台詞が言えるのか? まさか計算?」と思っていたと語る岡本さん。しかしこれまで演じてきた結果、たどり着いた答えは「あれは伊御なりのウケ狙いだと思っていて、笑ってくれると思って格好良く話したら、鼻血が出ていて“あれ? どうしたんだろう?”みたいな。そっち系なのではないか」と思うようになってきたとコメント。それについて「姫が鼻血を出しているのに誰もフォローしてくれない」と不満の福原さん。そして「真宵は妖怪なんじゃないか?」などキャラクターの話題で盛り上がった。
続いて、今回の公録に応募するための条件となっていた、お客さんのニヨニヨエピソードを紹介。ステージにはこれまで発表されたニヨニヨエピソードのランキングがホワイトボードに掲示されており、岡本さんはこのランキングに対して公録で発表されたエピソードが何位かを決めていった。これまで発表されたエピソードの内容が分からない岡本さんは、「○.5位」(3位と4位の間3.5位など)とこれまでのランキングの中間をとり当たり障りが少ないようにする心遣いも見せていた。
大久保さん・福原さんが身を持ってツンデレを研究していく「ツンデレ研究所」は、テーマに沿った即興芝居で合図(ツンデレスイッチ)とともにツンからデレに変わるという難易度の高いコーナー。まずは大久保さん福原さんがお手本をみせることに。用意されたシチュエーションは「デートの帰り海が見える公園で、ツンデレな彼女・ルミ子(大久保さん)、結婚したくてたまらない彼氏・かおる(福原さん)。プロポーズをしたかおるははたしてルミ子から良い返事がもらえるか?」というもの。このお手本を聞いた岡本さんは「すごい!」と大絶賛。
続いてのシチュエーションは「 ある日の夜、近所のファミレスにて。25歳のツンデレ彼女・ノブ子(岡本さん)、 30歳の彼氏・フク(福原さん)。ノブ子は思うところがあってフクをファミレスに呼び出し別れ話を切り出した。まさかの展開に慌てたフクは自分の良くなかったところを直すとノブ子を必死に説得するが……」というもの。ちなみに悪い点としてノブ子が挙げたのは「辛いものが好き」「水が苦手」と両方とも福原さん自身のことだった。
さらにノブ子が店内のお客さん(会場のお客さん)に「お水飲めない方?」と意見を聞くと「ファミレスで人に声掛けない!」と注意するフクの姿が見られるなど会場を巻き込んでの即興芝居に会場は大きく盛り上がりを見せ、演じた岡本さんは「話すたびに心が削られる」とかなり大変そうな感想を話した。
3つ目のお題は、「ツンデレメイド喫茶の店内にて。ツンデレメイド ・のぶにゃん(岡本さん)、イケメンの男性客・ルミオ(大久保さん)。No1メイドののぶにゃんに一目ぼれしたルミオはのぶにゃんと仲良くなることができるのか?」というもの。話すたびに身振り手振りのイケメンポーズを決める大久保さん。まったくラジオ向きではないそのポーズに会場は大爆笑の連続となった。雑誌で見たイケメンポーズを再現したそうで「格好いい人は大体こうですよ」と話すと会場からは「え~?」と疑問の声が。「気になる女性がいる男性の方はこのポーズで落としてみてくださいね」とアドバイスをする大久保さんであった。
2択のクイズコーナー『あっちこっちどっち』では通常は大久保さん・福原さんが対決するのだが、今回は岡本さんを含め、エキシビジョンマッチとしてコーナーを展開。成績の良い人にはクオカード1000円分がプレゼントされることに。出された問題は「前略で始まった手紙はどっちで終わるのが正しい?A早々 B敬具」「来年(2013年)の干支は?A蛇 B羊」(ちなみに蛇年生まれの大久保さんは不正解……)「収容できる人数が多いイベント会場はどっち?A東京ドーム B国立競技場」「コカコーラとペプシコーラ、先に発売されたのはどちら?Aコカコーラ Bペプシコーラ」「源氏物語を書いたのはどっち?A紫式部 B清少納言」と、上司意問題から簡単なようで引っかけなものがズラリ。結果は福原さんが勝利しクオカード1000円をゲットしていた。
最後に一人ずつ感想が語られ、「ツンデレって奥が深いですね。ツンデレキャラ好きなんですけど難しすぎてよく分からなくなってきました」(岡本さん)、「出だしから台本のページが違っていてすみません(笑)。盛り上がってくれて楽しい時間がすごせました」(福原さん)、「イケメンもう少しがんばってみます。つみきはツンデレというかツンネコ役なんですが、ツンデレをさらに深めて残りのアフレコを頑張っていきたいと思います。ありがとうございました」(大久保さん)、そして3人揃って「ばいばいニヨ~」の挨拶で公録は終了となった。
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