『新世界より』キャラクターカラー画像も公開
2008年に発表された貴志祐介原作の長編小説『新世界より』がテレビアニメ化されるのは、すでに発表されていますが、今回、キャラクターのカラー設定が公開されました。公開されたのは渡辺早季、朝比奈覚、秋月真理亜、伊東守、青沼瞬のもの。新星、石浜真史監督とA-1 Picturesが描くその映像の完成が今から楽しみです!
<STORY>
1000年後の日本。
人々は、水と緑にあふれた理想郷とも言える街で平和に暮らしていた。社会の基盤となっているのは、21世紀まで著しい発展を遂げていた科学文明ではなく、その時代の人間であれば誰しもに備わっている「呪力(じゅりょく)」と呼ばれる念動力。彼らは、八丁標(はっちょうじめ)と名付けられた結界の中で、数千人ほどの小さなコミュニティーを形成し、呪力を駆使した奉仕・協力体制によって社会を成り立たせていた。
そんな世界で育った5人の少年少女、早季、覚、真理亜、守、瞬は、ある出来事から、自分たちを育んできた社会は、情報、思想、記憶、愛、さらに命までもが、一部の大人によって徹底的に管理・統制された、歪んだものであることに気づく。さらに、その裏には、人類がたどってきた血塗られた歴史も隠されていた。やがて、すべてを知った彼らは、滅びゆく世界を、掛け替えのない仲間たちを守るために、命を賭けた冒険と戦いに身を投じていくことになる。そして、闘いの果てには、驚きの真実が待ち受けていた!
原作:貴志祐介『新世界より』(講談社文庫刊)
<STAFF>
監督:石浜真史
シリーズ構成:十川誠志
制作:A-1 Pictures
<キャスト>
渡辺早季(CV:種田梨沙)
呪力の学校=全人学級の新入生。
入学後は、小学校にあたる和貴園から一緒の覚、真理亜、瞬、全人学級で同じ班になった守と行動を共にする。
物怖じしない性格のいっぽう、感受性が強く繊細な一面も。
両親ともに町の要職に就いていて、父は町長、母は図書館司書を務めている。
朝比奈覚(CV:東條加那子)
早季の幼馴染み。
悪びれることなくずけずけと物を言う明け透けな性格で、早季とは憎まれ口を叩き合う仲。
また、悪気はないものの物事を大げさに語る傾向があり、真面目な話を“ホラ”と取られてしまうことも少なくない。
秋月真理亜(CV:花澤香菜)
早季の親友。
透き通るような白い肌と燃えるような赤い髪を持つ美少女。
強気な性格で、大人しく気弱な守を従えているが、いざという時は献身的に彼を守ろうとする。
そのいっぽう、怖い話は不得意という女の子らしい一面も。
伊東守(CV:工藤晴香)
全人学級で早季たちと同じ班になって以来、行動をともにする。
引っ込み思案な性格で、自分の思いや考えをおもてに出すことはあまりない。
その反面、何かと引っ張ってくれる真理亜との“主従関係”を心地よいと感じている様子。
青沼瞬(CV:藤堂真衣)
早季の幼馴染み。
頭脳明晰で知的好奇心が強く、大人びた性格。
全人学級での呪力の成績も飛び抜けていて、教師や仲間たちからの信頼も厚いが、おごることなく誰にでも朗らかに接する。
『新世界より』公式HP