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巴マミが戦う! Android向けTPSゲームを最速レビュー

『魔法少女まどか☆マギカ』大人気TPS作品のアプリの続編が登場! 今度はマミさんが魔女をティロ・フィナーレ!/『魔法少女まどか☆マギカ TPS FEATURING 巴マミ』レビュー

 今回ご紹介する『魔法少女まどか☆マギカ TPS FEATURING 巴マミ』は、去年の12月にリリースされた『魔法少女まどか☆マギカ TPS FEATURING 暁美ほむら』の続編にあたるTPS(三人称視点シューティング)。前作で使用できるキャラクターは、「暁美ほむら」だった。今作では、タイトル通り「巴マミ」(以下、筆者の個人的な事情により「マミさん」と呼ばせていただきます。)を主人公として戦うことになる。

 劇中では「あんな」ことになってしまったマミさんだが、本作においては、もっと優雅に、もっと様々な魔女と戦う姿を拝める。本編では、3話で出番の終わってしまったマミさんだったため、ファンとしては、こんなに嬉しいことはないだろう。

タイトル画面では、マミさんが見事な笑顔を見せてくれる。

タイトル画面では、マミさんが見事な笑顔を見せてくれる。

●本当のマミさんの活躍がここにある!

 ゲームはステージクリアー式で構成されており、ステージのボス(魔女)を倒すことで、ひとつのステージがクリアーとなる。劇中ではマミさんが戦うことのなかった魔女や、勝てなかったハズの魔女を倒したり。本来はありえない戦いを楽しめるのが、なによりの魅力だ。

 TPSというジャンルに馴染みのない方も居られるだろうが、ゲームの開始時には「EASY」、「NORMAL」から難易度を選択できる。なので、まずは「EASY」から挑戦してみるといい。「NORMAL」をクリアーすると「HARD」が出現するので、より難易度の高い遊びを求める方は、クリアーを目指してみよう。

 操作は、画面上に配置されたボタンやレバーで行う。スマートフォンでTPSを遊ぶ、という感覚を想像すると、かなり操作が忙しいように感じるだろう。だが、これがなかなか綺麗にまとまっていて、慣れてしまえば操作系統にストレスを感じることはない。
もちろん、操作方法のチュートリアルも用意されている。前作をプレイされた方も、細部が変わっているので熟読してからゲームをスタートしよう。

 左下のレバーで移動、右の「SHOT」および「BOMB」ボタンで射撃。視点移動はボタンのない画面をタッチ&フリックだ。また、右上のアイコンで武器の切り替え、「ACTION」ボタンで近距離攻撃やジャンプが行える。

 ちなみに、魔女空間に入った際にはセリフを言ってくれるのだが、、「今日は速攻で~」だの「体が軽い~」だのと、さすがマミさんといえるセリフのオンパレード。多くのマミさんファンが見たかった、本当のマミさんの活躍がここにあるのだ! もちろん、マミさんボイス(CV:水橋かおり)は録り下ろしです。

アニメ本編に登場した魔女は、ほぼすべて出現する。ステージとなる魔女空間の再現や、使い魔の姿などにも注目できる。

アニメ本編に登場した魔女は、ほぼすべて出現する。ステージとなる魔女空間の再現や、使い魔の姿などにも注目できる。

左下のレバーで移動、右の「SHOT」および「BOMB」ボタンで射撃。視点移動はボタンのない画面をタッチ&フリックだ。また、右上のアイコンで武器の切り替え、「ACTION」ボタンで近距離攻撃やジャンプが行える

左下のレバーで移動、右の「SHOT」および「BOMB」ボタンで射撃。視点移動はボタンのない画面をタッチ&フリックだ。また、右上のアイコンで武器の切り替え、「ACTION」ボタンで近距離攻撃やジャンプが行える

「BOMB」はもちろん、アニメでお馴染みの必殺技「ティロ・フィナーレ」。ラストの一撃をこの技で決めると、最高に爽快な気分になれる! もう何も怖くない!

「BOMB」はもちろん、アニメでお馴染みの必殺技「ティロ・フィナーレ」。ラストの一撃をこの技で決めると、最高に爽快な気分になれる! もう何も怖くない!

アニメ第3話に登場し、視聴者の心とマミさんの頭部に多大なるダメージを与えた「お菓子の魔女」ももちろん登場。そして、他にも、「人魚の魔女」や「委員長の魔女」、「ワルプルギスの夜」などが登場する。

アニメ第3話に登場し、視聴者の心とマミさんの頭部に多大なるダメージを与えた「お菓子の魔女」ももちろん登場。そして、他にも、「人魚の魔女」や「委員長の魔女」、「ワルプルギスの夜」などが登場する。

●細かな不満点を解消し、より遊びやすく。より美しく!

 ではここからは、前作からの変更点などを含め、もう少しばかりゲームのシステムに寄った内容についてお伝えしよう。前作からシステムそのものが大きく変化している点は少ない。だが、細かな要素が綺麗に整理され、格段に遊びやすくなっている。

 例えば武器のシステム。これは前作同様、敵を撃破すると新しい武器や弾、回復アイテムを入手できる仕様になっている。だが、武器の種類は前作より少し少なめで、すべての武器の使用用途がハッキリした性能に変化した。武器のストックは2種類までなので「要らない武器を間違って拾って、必要な武器がなくなってしまった!」という事態が起こりにくいのがありがたい。


 

敵の攻撃が背景に紛れることなく、非常によく見える。3Dシューティングにおいて、敵の弾が見えるのは非常に重要なポイントだ。

敵の攻撃が背景に紛れることなく、非常によく見える。3Dシューティングにおいて、敵の弾が見えるのは非常に重要なポイントだ。

 さらに本作には、照準を自動で合わせてくれる「自動エイム機能」が用意されている。前作から用意されている便利な機能だが、前作ではあまりに的確に相手を画面中央に捉えるため、弾速の遅い武器を使う際には位置取りを考える必要があり、なかなか扱いが難しかった。

 しかし、今回はしっかり照準が赤表示になるまで近づいていれば、ほぼ弾がヒットする。それにより、すべての武器を用途に合わせて利用できるようになった。この変化はかなり大きいだろう。

武器には、連続射撃のできる「FIRE」、広範囲にダメージを与える「BAZOOKA」、単発ながら高威力・長距離射撃が可能な「RIFLE」、近距離への広範囲攻撃ができる「SHOT」などがある。

武器には、連続射撃のできる「FIRE」、広範囲にダメージを与える「BAZOOKA」、単発ながら高威力・長距離射撃が可能な「RIFLE」、近距離への広範囲攻撃ができる「SHOT」などがある。

 

左上のソウルジェムをタップすると、敵をリボンで縛り上げ、一方的に攻撃を加えられる。敵に近づかれすぎた場合の退避手段としても有効。

左上のソウルジェムをタップすると、敵をリボンで縛り上げ、一方的に攻撃を加えられる。敵に近づかれすぎた場合の退避手段としても有効。

 また、背景と敵。および敵のレーザー系攻撃がハッキリと見えない、といった細かな部分もしっかり解消されている。単純で細かい部分ではあるが、実際に比べてプレイしてみると、その差の大きさに驚くはず。TPSとして見ても、いわゆる「キャラゲー」という枠を外れたクオリティを持った作品だといえるだろう。



◆『魔法少女まどか☆マギカ TPS FEATURING 巴マミ』
メーカー:Frontier Works Inc.
価格:¥630
カテゴリ:アーケード&アクション
ソフトバージョン:1.0
公開日:2012/08/09
ハード:Android2.2 以上


>>Google Play-『魔法少女まどかマギカ TPS FEATURING 巴マミ』
>>『魔法少女まどかマギカ TPS FEATURING 巴マミ』公式サイト
>>『魔法少女まどかマギカ TPS FEATURING 暁美ほむら』公式サイト


[文・蒼之スギウラ]

被弾数を少なく、かつ素早くステージをクリアーすることで、クリアー時のスコアと評価を上げられる。最高評価のSを出すのは難しいが、ゲームに慣れてきたらぜひ挑戦したい。

被弾数を少なく、かつ素早くステージをクリアーすることで、クリアー時のスコアと評価を上げられる。最高評価のSを出すのは難しいが、ゲームに慣れてきたらぜひ挑戦したい。

(C)Magica Quartet/Aniplex・Madoka Partners・MBS
(c)Frontier Works Inc. (c)mebius.
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