夜の映画館でトークショー! 『放課後ミッドナイターズ』大ヒット御礼舞台挨拶レポート!戸松遥さん、寿美菜子さんが、本作の魅力を語る!
2012年9月6日(木)、東京・新宿バルト9にて、現在公開中の『放課後ミッドナイターズ』の大ヒットを祝した御礼舞台挨拶が行われた。
本作は、夜な夜な動き出す理科室の人体模型キュンストレーキ(CV:山寺宏一さん)と、その相棒の骨格標本ゴス(CV:田口浩正さん)を主人公に、真夜中の小学校で巻き起こる一夜の大騒動を描くアトラクションムービー!
この日登壇したのは、夜の学校にやって来た3人娘の内の2人、おしゃべりで元気な少女・マコを演じた戸松遥さんと、無口でが好きな少女・ムツコを演じた寿美菜子さんだ。そのふたりによるトークショーが行われ、会場を盛り上げてくれた。
●戸松さんと寿さんが、アフレコ裏話、好きなキャラやシーンを語る!
戸松さんは「マコは一番幼稚園児らしい女の子。演じる時は、幼稚園児に戻ったような気持ちで、この作品世界を純粋に楽しもうと思った」とのこと。寿さんは「アフレコ後、ムーちゃんの設定に“オタク”って書いてあったのを知り、ムーちゃんのこだわりの強さはそこに通じるのかと感心。そして監督や音響監督から、アニメだけど外画の雰囲気ある重みも出したと言われ、そこは気をつけて演じていた」と話してくれた。
また、ふたりは収録がとても楽しかったと語り、「人体模型のキュンストレーキをバラバラにするシーン」では、アドリブもかなり炸裂していたそうだ。戸松さんは寿さん(ムツコ)の「“ハエタタキ”とムツコが大声で喋るシーン」が好きとのこと。寿さんによれば「“か~め~は~め~波ー!”のイメージ(笑)」なんだとか。
そして戸松さんのお気に入りキャラは、なんといってもキュン様(※キュンストレーキ)だという。「最初は子供嫌いだったけど、何だかんだ言ってスゴイイイ人だし、終わりの頃には、なんて愛らしいんだろうって思いました」とのことだ。これに対し、寿さんは「パソコンルームの敵が、笑いとしても強敵でした(笑)」と話してくれた。
今回は、大ヒットを記念しての舞台挨拶だが、既に本作は続編が決定している。これについて戸松さんたちは「続編に是非出たい!」とコメント。やはり、マコ、ムツコ役で出たいそうで、中学生ぐらいに成長したマコたちを演じたいと言っていたが、それでは小学校にいるキュンストレーキと会えないと、悩むふたりであった。
そして最後に戸松さんは「何度観ていただいても、楽しんでいただける作品だと思うので、是非、また観に来てください! 続編も決まりましたので、またキュン様たちに会いに来て下さい!!」とコメント。寿さんも「イイ意味で、バカで真面目にやっておりますこの作品、ホントに何度観ても笑えますし、大人のホンキが詰まってます。是非、何度も観て欲しいなと思います」と話し、イベントは大盛況の内に終了した。
映画は、新宿バルト9ほか、アジア5カ国でも同時公開中。みんなも是非ともこの世界を体感してみてほしい!
>>映画『放課後ミッドナイターズ』公式サイト
[取材&文・小俣猛]