あの大人気作品がファン待望のドラマCD化！　ドラマCD『ブサメン男子♂～イケメン彼氏の作り方～』から下野紘、羽多野渉、谷山紀章のインタビューをお届け!!

　電子書籍として配信されているBLコミックとしては驚異の200万ダウンロードを突破し、歴代1位の作品となった人気漫画『ブサメン男子♂～イケメン彼氏の作り方～』(原作：野々宮ちよ子／発行元：未来少年)。2011年12月には単行本が発売され、大人気作品となった本作がついにドラマCD化!!

　地味でチビだけど愛嬌のあるあゆむが、幼なじみで超イケメンの龍二と隼人に翻弄されながらも愛されまくる、甘くてちょっぴり切ない恋模様が描かれています。ブックレットには、野々宮先生による描き下ろしコミックを収録予定ですよ！

　今回、下野紘さん(小山内あゆむ役)、羽多野渉さん(岡野龍二役)、谷山紀章さん(沢木隼人役)にインタビュー！　3人が「聴きどころ」と口をそろえて言うシーンとは!?

左から、羽多野渉さん(岡野龍二役)、下野紘さん(小山内あゆむ役)、谷山紀章さん(沢木隼人役)

――収録を終えての感想をお願いします。

下野紘さん(小山内あゆむ役／以下、下野)：超イケメンの2人に囲まれるブサイクな男の子の役でしたが、ブサイクということはあまり気にせず、普通の男の子として自分の思うようにやらせていただきました。ディレクターさんに「それでいいよ」とおっしゃっていただいたので、自分なりに演じながら、とにかく楽しく収録させていただきました。

谷山紀章さん(沢木隼人役／以下、谷山)：楽しい収録でした。キャラクターをすごく作るというよりも、わりと自然に演じたところ、ディレクターさんからOKをいただいたのであまり苦労することなく最後までやれたような気がします。

羽多野渉さん(岡野龍二役／以下、羽多野)：イケメンとブサメンと表面的なところでわけられていますが、演じている側としてはそういう区分けよりもキャラクターの内面がかなり個性的だったので、内面を表現するというところに重きを置いて演じさせていただきました。この3人のまったく異なる色合いが演じていておもしろかったです。無事に収録が終わってよかったなと思います。

――ご自身が演じたキャラクターについて、どのような印象を持ったか教えてください。

下野：あゆむが2人に対して抱く気持ちが何となくわかる部分がありました。あゆむは超イケメンの2人にかなりコンプレックスを抱いているし、周りから「ブサイク」と言われてそれを当然のように受け入れている子です。
　僕も周りに言われて、「そうなのかな？」と受け入れてしまうところがあるので、彼のそういう気持ちはわかるな～と思いました。「なんで2人が自分のことを好きなんだろう？」と思ったり、物語が進むなかで「本当に2人は自分のことを好きなんだろうか？」と自信を失くしてしまうというところが、個人的には共感できる部分だなと思いました。

谷山：明るくて、クラスのムードメーカー的存在ですね。たまにいじわるそうな顔をするところが僕と似ているかも……と思ったり、思わなかったりしました(笑)。イケメンで女の子にモテるのに、そういう子に興味がなく男の子であるあゆむにラブ！　というところが、僕としてはちょっともったいないなぁと思いました(笑)。

羽多野：龍二はあゆむ大好きオーラ全開の隼人に比べて、彼を好きな気持ちを表に出して表現することがあまりなく、でも内面にはメラメラと内なる炎を持っているという、非常にしたたかなキャラだなと思いました。
　2人きりになれるシチュエーションを作って、そこからいただきますみたいなところが演じていて楽しかったですね(笑)。同じようにあゆむが好きなんだけど、気持ちの表現の仕方が違うところがポイントかなと思います。

――作品中、印象に残ったシーンやセリフ、聞いて欲しいシーンなど聞き所をお願いします。また、シーンのなかでも一番、力を入れた部分を教えてください。

下野：隼人と龍二につっこみを結構入れるのですが、それが鋭すぎず、2人のことが好きだからという気持ちをちゃんと持った、愛あるつっこみになるように意識しました。
　あと、あゆむは自分自身でも気づいていないくらい2人のことが大好きなので、彼らのことを話しているときはその都度、そういう気持ちで言っているのかなというのに気をつけながらやりました。印象的だったのは……2人同時に相手をするというのはなかなかないよなぁと思いました(笑)僕自身も1～2回しか経験したことがないので……。

谷山：それはリアルで？

下野：リアルじゃないですよ！　BLCDでですよ!!(笑)。2人同時に攻められるというのはほとんど経験がなかったので、がんばりました。そのシーンで「3人がどうからんでいるのか？」というのを、ぜひとも聴いていただけたらと思います。

谷山：僕もBLCDのメインとなるシーンはがんばりました。BLならではのシーンですからね、ほかのシーンに比べても特にがんばりました。

羽多野：仁科とのかけあいはかなりおもしろかったですが、やっぱり3人の共同作業というか愛の営みのシーンが何よりも印象に残っています。現場はもちつきのような感じでしたよ(笑)。「ここは僕が……」「いや、紀章さんからどうぞ！」みたいな感じで、次から次へとつながる場面が結構続いています。呼吸があわせやすい下野さん、谷山さんと一緒にやれて本当によかったなぁと思いました。

下野：もちつきって言っても、杵を突く人が2人ってことでしょ？それに対して、もちを練る人が1人で……。

羽多野：下野さんはさぞかし大変だっただろうなと思います。

谷山：違うよ！　下野君はもちそのものでしょ？　だって、突かれてるんだから。

下野：(笑)。

――ありがとうございます。では、最後にCDの発売を楽しみにしているファンヘのメッセージをお願いします。

下野：ものすごくたくさんの方から愛されている『ブサメン男子』。今回、ドラマCD化ということで、僕たちの声で漫画を聴くことができます。それぞれのキャラクターにマッチした3人が演じていますので、元々のファンの方が聴いても楽しめると思いますし、原作を読んだことがないという人もドラマCDを聴いて、原作を読んでみようかなときっと思うはずです。ですので、ドラマCDはもちろん原作共々応援していただけるとうれしいです。

谷山：原作ファンの方がいっぱいいらっしゃるそうなので、その人たちの期待を裏切らない出来になっていればいいなと思います。とにかく一生懸命やりました。ドラマCD単体でも楽しめるでしょうし、原作と照らし合わせながらCDを聴いていただいても楽しいと思います。多くの方に喜んでいただきたいと思いますので、ぜひお手にとって聴いてください。

羽多野：収録の前に、200万DLという歴史を作った作品とお聴きしたのでかなりハードルが上がった状態で、収録に臨みました。原作のファンの方にもぜひとも聴いていただきたいですし、ドラマCDから入っていただいた方にはその後、ぜひ原作を読んでより楽しんでいただきたいなと思います。ラブラブなシーンはもちろん、ワイワイガヤガヤとしたコミカルなおもしろさも伝わればいいなと思います。よろしくお願いいたします。

――ありがとうございました！

■商品情報
ドラマCD「ブサメン男子♂～イケメン彼氏の作り方～」
発売日：2012年10月24日
価格：3,150円(税込)
発売元・販売元：フロンティアワークス
販売協力：ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント

＜キャスト＞
小山内あゆむ：下野紘
岡野龍二：羽多野渉
沢木隼人：谷山紀章
仁科早希：斎藤千和　ほか


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