『新テニスの王子様』Blu-ray&DVD1~3巻の購入者を対象としたテニプリイベントの模様をお届け!
2001年よりテレビ東京系列にて放送が開始され、アニメ10周年記念プロジェクトとして昨年9月には『劇場版 テニスの王子様 英国式庭球城決戦!』が放映。今年1月には新シリーズとしてアニメ化された『新テニスの王子様』。そのBlu-ray&DVDの購入者イベントが2012年10月14日にビッグサイト TFTホールにて行われた。
イベントには、皆川純子さん(越前リョーマ役)、置鮎龍太郎さん(手塚国光役)、諏訪部順一さん(跡部景吾役)、楠 大典さん(真田弦一郎役)、細谷佳正さん(白石蔵ノ介役)、小野大輔さん(徳川カズヤ役)、遠藤大智さん(鬼十次郎役)が出演。いまかいまかと、開演を待ちわびるファンの中には、青春学園、氷帝、立海大附属、四天宝寺をモチーフにした特製ジャージを羽織ってスタンバイする方も! 開演前のカゲナレでは、跡部の「雌猫ちゃん……」という台詞に黄色い歓声が飛び交っていたようだ。公開オーディオコメンタリー、トーク、ライブを盛り込んだ本イベントの夜の部をもとにレポートをお届しよう。
●エクスタシーなテンションでイベントスタート
オープニングの挨拶は、キャラクターたちからのメッセージとキャスト陣とのコール&レスポンスから! キャスト陣からの「今日は何曜日ー?」「お前ら燃えてるかー!?」「エクスタシー!」のコールに観客は全力でレスポンし、スタートから会場のテンションは上昇模様のようだった。
最初のコーナーは、「新テニスの王子様 OVA第1話をみんなで振り返ろう!」。タイトル通り、キャスト陣の公開オーディオコメンタリーを聞きながら、会場のみなさんでOVA1話を鑑賞するコーナーだ。もちろん、コメンタリーはアニメのオープニングムービーからスタート。OP曲『未来の僕らへ』のイントロが流れると、観客から「小野D踊って!」とリクエストが飛び出す! その声に待ってましたと小野さんが華麗に踊りだし、曲の随所で決めポーズを決める。気がつくと細谷さんもダンスに加わり2人でEXILEさながらのロールダンスを披露し、観客に笑いを起こす。サビ部分に入ると、良い声を意識した歌声で「ラーラーラーラー♪」とアドリブながら2人でハーモニーをする愉快なサプライズで会場を沸かせてくれた。
OVAのコメンタリー内では、「リョーマとテニスをしているあの子が気になる」、アニメ内のニューヨークの街並みを見ながら「ここ埼玉?」とおどけたコメントを挟みつつ収録を振り返った。もちろん、EDムービーが流れると小野さん、細谷さんによるダンスが再度披露され、最後は組み体操のようなポーズでフィニッシュを決めていた。
●OVA放送後のは「ヌゥアハッ!!」な声が響く球打ちボイストーク!?
OVA放送後は、キャスト陣の中学時代の話題でトークを展開。当時所属していた部活や、テニス部は女子部員が多くて男子部員が少なかったと当時を振り返っていた。そんな中テニスを経験していると、アニメで球を打つシーンの声が出しやすいのではという話題に。すると小野さんが「実はリョーマの打つときの声が好き」という発言から、キャスト陣全員で球を打つ時の声を披露することに!
まずは、中学でテニス部に所属経験がある楠さん。楠さん曰く、テニスを実際にやっている人の声は「ヌゥアハッ!!」という感じらしい。白石役の細谷さんは、白石の打つ時の声はシャラポワ選手を意識しているとのこと。続く置鮎さんは、アニメ放送前はアニメっぽい声を意識していたが、作品に携わってからは実際の選手に近い声に似せているそう。遠藤さんも実写寄りに、小野さんに至っては“徳川”という名前から武士らしくしているのだとか。跡部役の諏訪部さんは「流れに任せてるけど、打つ声よりも技名を言う方が実は多い(笑)」とこぼしていた。トリを飾る皆川さんは、体を後ろに反らせて戻すときの反動に声をのせて発声していると、アフレコ現場さながらの力強い声を会場に響かせてくれた。
●緊急アンケートでテーマに沿ったキャラクターランキングを発表!
トークで盛り上がり、会場の空気もあたたまったところで次のコーナーへ突入! 会場内の観客に3つの質問を事前にアンケートした「緊急アンケート ○○な奴はだれだ!!」の結果発表が行われた。リョーマ、手塚、跡部、真田、白石、徳川、鬼の7人を、テーマごとに観客の投票でランキングしていくというもの。最初の質問は「7人の中で最も朝の支度に時間がかかりそうなのは?」。遠藤さんは「神経質そうな手塚部長?」と予想を立てるが、1位 跡部、2位 白石、3位 リョーマという結果に。OVA内での跡部の登校シーンを見て、きっといつも遅刻ギリギリになっていそう、むしろ急ぐ気がなさそうという意見が観客からあがっていた。
2つ目の質問は「7人の中で一番ダブルスを組んでみたい人は?」。楠さんとしては、「もちろん手塚! だって中の人がオッキーだもん」と即答し、「だって手塚ファントムスゴイじゃん」と瞳を輝かせていた。気になる結果は、1位 白石、2位 手塚、3位 リョーマ、跡部となった。白石を選んだ理由には、優しいからミスしても励ましてくれそう! という意見が多かったようだ。
3つ目の質問は「7人の中で最も統率力がありそうなのは?」。ここで皆川さんは、「俺が1位だね。主役ですから!」と自信を露わに。しかし、結果は手塚が堂々の1位、2位 跡部、3位 鬼と、劇中でチームをまとめる頼もしい面々がランクインしていた。
そして、楽しいイベントのひとときはエンディングを迎えお別れタイムへ。最後はキャスト陣とアニメ『新テニスの王子様』のED曲をファンとともに大合唱! 会場の規定に沿い「座ったまま毛穴をぶちあけてください!」と、観客も座りながら「Enjoy! Hey!」とレスポンスを返し、会場に歌声を響かせた。キャスト1人1人から観客にコメントがおくられ、「武道館イベントのような大きなイベントをやれたら嬉しい」。みなさんの応援の中で実現することだと思いますので、これからも応援をよろしくと今後の意気込みと感謝をコメントした。皆川さんの「まだまだいくよ! テニプリー!」の声に「ファイオー!」と観客が応え、惜しまれつつもイベントの幕は閉じられた。
>>『新テニスの王子様』公式サイト