ついに千秋楽！　人気声優も多数出演アニソンミュージカル「喝采＜アニソンミュージカルバージョン＞」レポート！

　アニソンミュージカル。それは誰もが知っている有名アニソンで紡ぐ、新ジャンルのミュージカルプロジェクト。2012年10月31日（水）～11月4日（日）、声優・小山剛志さんが脚本・演出を手がけるアニソンミュージカル「喝采 ＜アニソンミュージカルバージョン＞」が開催された。

　本日、ついに千秋楽を迎える「喝采」。その舞台に出演する豪華キャスト陣からコメントを大紹介！

■キャスト
米村先生　 役：米倉千尋さん
金田桃子　 役：金田朋子さん
野茂佳代子 役：野呂佳代さん
吉川委員長 役：吉田仁美さん
桃知太郎　 役：喜屋部ちあきさん
徳田丸子　 役：徳井青空さん
徳田愛子　 役：寺川愛美さん
柳田哲朗　 役：柳原哲也さん（アメリカザリガニ）
平岩伸之　 役：平井善之さん（アメリカザリガニ）
小石川真　 役：石井真さん
木村庄之助 役：kimeruさん
小松右京　 役：小山剛志さん
ダンサー　 役：松本なおさん
ダンサー　 役：松島蘭さん

【映像出演】
浪川先生　 役：浪川大輔さん

【日替わりゲスト】
10月31日（水）19時：Suaraさん
11月 1日（木）19時：風男塾さん
11月 2日（金）19時：南里侑香さん
11月 3日（土）14時：榊原ゆいさん
11月 3日（土）19時：angelaさん
11月 4日（日）13時：松本梨香さん
11月 4日（日）18時：シークレット

●笑いと感動とアニソンと。“新作”として甦る「喝采」
　「喝采 ＜アニソンミュージカルバージョン＞」は、小山さんが主宰する演劇ユニット「KOYA・MAP」が2007年公演した「喝采」をベースに、テレビ東京のアニソン番組「アニソンぷらす」の協力の元“ほぼ新作”として甦った作品。

　舞台はとある定時制高校。年齢も性格も職業もバラバラな個性豊かな生徒が集まり、それなりに楽しい学園生活を送っていた。そんなある日、熱血新任教師が赴任してくる。彼は持ち前の暑苦しさで、冷え切ったクラスの雰囲気を変えようとしたが、生徒たちの心に響くことはなかった。

　そして迎える学園祭の季節。

　今まで一度も学園祭に参加してこなかった定時制の生徒たちだったが、熱血新任教師が提案した「ミュージカルをやろう！」という提案に心が揺らぎ始める。そしてアニメ好きが揃っていた生徒たちの心に初めて火が付いた。

　初めて心がひとつになったクラスの生徒たち。はたして＜アニソンミュージカル＞は成功するのだろうか？

　小山剛志さんを中心に、豪華キャスト陣で紡ぐ新機軸の演目。そのキャスト陣から到着したコメントを紹介！

小石川真役・石井真さん：意気込みとしては、「笑いを絶えない舞台にする！」ことですね。「こんな人なんだ」という風に、今あなたが知っているキャストの新たな一面が見えると思います。楽しんでいってください！

吉川委員長役・吉田仁美さん：今回とてもいいキャスト、スタッフさんに恵まれ、本当に温かくて一致団結してがんばっています。「学園祭をがんばって作っていこう！」という作品の雰囲気そのままだなと思っています。私が演じる吉川委員長は、あまり感情を面に出さない役ではありますが、そのなかでも目一杯楽しんで演じていきたいなと思っています。よろしくお願いします！

桃知太郎役・喜屋部ちあきさん：私は男装している女の子役で、自分が普段している風男塾（中野腐女子シスターズのメンバーが男装して演じるユニット）と共通点があります。小山さんはそういう部分をすごくよく見て下さっていて、普段のキャストひとりひとりの姿が見られる面白い舞台に仕上がりました。その道のプロフェッショナルの方々が集まり、自分的にすごく高まっています。みなさんに楽しんでいただけるようにがんばります！

柳田哲朗役・柳原哲也さん：今回、私は3つのハードルをしっかりと越えれば大丈夫だと思っています。その3つとは！　標準語！　漫才！　そして金田朋子！　このハードルをクリアすれば最高の舞台と思っていますので、よろしくぅ!!　毎回変わるアメリカザリガニの漫才と石井のラップ、そして金田のアドリブにも注目！

平岩伸之役・平井善之さん：たった今（公演初日）、私はセリフを覚えました。

柳原さん：遅い遅い遅い！

平井さん：やはり年上として、みんなをグイグイ引っ張りたいですね。

柳原さん：嘘付けおまえ！　引っ張られとんねん。

平井さん：みんなの邪魔をしないように、精一杯がんばっているのも見所です。なお、完全な仕上がりは4日千秋楽となっております。アラフォーの大人をなめんなよ♪　ぜひ見に来て下さい。

徳田愛子役・寺川愛美さん：私は今回初舞台ということで、色々不安もありましたが、楽しい仲間と素敵なお話で演じるのがとても楽しいです。精一杯最後までやり切りたいと思います。見所は、所々にある笑いのポイントですね。私も舞台上で吹き出すかも知れませんが、そこは見逃してください。よろしくお願いします！

野茂佳代子役・野呂佳代さん：現場に来るのが毎回楽しみで、私にとって未知の方面の方々との出会いがとても新鮮です。得るものがとても多いですし、本当にやりがいがある舞台だと思います。お誘いいただいた小山さんに感謝しながら、千秋楽までがんばりたいと思います。

徳田丸子役・徳井青空さん：私も初めての舞台で、1からスタートでドキドキでした。まさか周りのキャストさんから「気持ち悪い」と連呼されるとは思いませんでした（笑）。みんなから「気持ち悪い」と思ってもらえることは、とても素敵なことだと思ったので、ぜひみなさんも私のことを「うわー、気持ち悪かったな」と夢にまで思って頂けたら嬉しいなと思います（笑）。普段の声優活動では、なかなか出す機会のない一面なので、ぜひ気持ち悪い徳井を沢山楽しんでほしいです。

米村先生役・米倉千尋さん：芸歴17年目に突入した私ですが、なんと今回が初めての舞台となります。読み合わせってなんだろう。台本って？　そういうところから入って、小山さんにとっては一番私が不安だったと思います。ガッカリされないように、そしてみなさんの期待を裏切らないようにと思って、がんばっています。今では米村先生が、自分とピッタリ背中合わせでいるような感覚になりながら演じられるようになりました。その喜びを味わうことができて感動しています。そしてキャストのみんなが元気で明るく、いつもこの現場に来ると助けられているなと感じながら、とても幸せな日々を過ごすことができました。17年過ごしてきましたが、人間はまだまだ成長できる。そういう可能性を小山さんが与えてくれたことに感謝しています。キャスト一同、がんばりますのでよろしくおねがいします。

木村庄之助役・kimeruさん：オファーを頂いたのが約一ヶ月前と急でしたが、キャストが素晴らしく、とても楽しい現場になりました。僕自体がアニソンのことが好きなので、お客さんと同等、いやそれ以上に楽しんでこの舞台を作りたいなと思います。見所は、各役のバラバラな個性ですね。みんなが栄えているし、学園祭のライブシーンもすごく華やかになっています。「喝采」というタイトルにもあるように、お客さんが入って初めて完成する参加型の舞台です。僕たちと一緒に楽しみましょう！

金田桃子役・金田朋子さん：私は台本があるようなないような役で、なにが起こるか自分でも分かりません。もうどうにも止まらない感じです（笑）。私は将来、自分に不都合なことは聞こえないおばあちゃんになりたいと思っています。そんなイメージで今回演じる金田桃子を演じています。私の特徴的なメイクも見所です！

小松右京役・小山剛志さん：この企画が始まって随分経ちますが、その間に本を書いたり稽古をしたりと、色々とガタが来ております……。ただ、本当に皆さんの努力のおかげで、僕の求めるエンターテイメントにすごく近づいているなと思っています。見所しかないような作りにしていますので、ぜひ楽しんでいって頂ければと思います。これが「面白くない！」と言われれば、僕はキッパリと引退します！　それぐらいの覚悟で作っていますので、その是非を確認しにきてください。よろしくお願いします。

　個性豊か過ぎるキャスト陣が織りなす奇跡の舞台。笑いの要素が散りばめられたストーリー、学園祭シーンで行われる白熱のライブ、アメリカザリガニによる毎回変わる漫才、そしてアドリブで暴走する金田さん。見所が散りばめられた「喝采＜アニソンミュージカルバージョン＞」。当日券もある可能性があるので、KOYA・MAP制作部や小山さんのツイッターを要チェック！　千秋楽のシークレットゲストとは果たしてだれかのか!?　ぜひその目で確かめて欲しい。

>>喝采＜アニソンミュージカルバージョン＞特設サイト
>>KOYA・MAP制作部Twitter／@koya_mapman
>>小山剛志Twitter／@_higetter_