東映アニメのオリジナルロボットアニメの名作『ガイキング』がハリウッド実写映画化！

　東映アニメのオリジナルロボットアニメの名作『ガイキング』がハリウッド実写映画化されることになった。

　これは、東映アニメーションとオールニッポン・エンタテインメントワークスが、『ターミネーター』などで知られるゲイル・アン・ハードさんが率いるヴァルハラ・エンタテインメントと共同で手がけるもの。

『ガイキング』は、スーパーロボット・ガイキングのパイロットとしてスカウトされた青年の物語で、エイリアンの地球侵略の脅威に襲われた時、巨大ロボットを操縦するための能力を持つ唯一の存在となる彼が、副操縦士達とともに人類を救うため、地球外から迫り来る侵略者たちと戦っていく。

ゲイル・アン・ハードさん

ゲイル・アン・ハードさんは、大ヒットテレビドラマ『ウォーキング・デッド』のエグゼクティブプロデューサー。『ターミネーター１＆２』や『アルマゲドン』、『エイリアン2』などの作品で知られる名プロデューサー。「『ガイキング』に携われることを非常に嬉しく思います。これは、日本屈指のコンテンツを世界中の観客に披露できる、とても大きな一歩になります。」とのメッセージを寄せている。

東映アニメーション・プロデューサーの池澤良幸さんからも、「ガイキングは、長年にわたってグローバルに最も愛されてきたロボットアニメシリーズです。我々は、ヴァルハラ・エンタテインメントとANEWとパートナーシップのもと、本作品の実写映画を世界中の観客に届けられることを楽しみにしています。また本作品が数多くの東映アニメの作品の実写化の第一作目になることを祈っています。」とメッセージが届いている。

ANEWは日本の魅力あるストーリー、コンテンツを素材とし、ハリウッドスタジオや世界的な映画会社と協力して、世界配給映像作品を企画開発し、海外市場から本格的な収益を獲得することを目的として設立された会社。東映アニメはANEWのパートナー企業としてANEW初の共同企画開発を行う。

　ANEWのCEO、サンフォード・クライマンさんからは「弊社は、最高の日本のストーリー／コンテンツを、世界でも名だたるプロデューサーとパートナーシップを組み、世界中の観客に届けることをミッションとしています。東映アニメとヴァルハラ・エンタテインメントと協業し、このような著名な作品をハリウッド映画化することを非常に光栄に思います。」とコメントが発表されている。

今回の作品では、ゲイル・アン・ハードさんが本プロジェクトのチーフ・プロデューサーを、東映アニメの池澤良幸さんと、ジョセフ・チョウさんがプロデューサーを、ANEWのサンディ・クライマンさん、東映アニメの森下孝三さんと、ティム・クォックさんがエグゼクティブ・プロデューサーを務めるという。ヴァルハラ・エンタテインメントの企画開発部長クリス・ヘニグマンさんは、ANEWのクリエイティブ部門のヴァイス・プレジデント、アンマリー・ベイリーさんと協業、企画開発の監修を担当する。

　日本の名作ロボットアニメがハリウッドでどんな作品になるのか、今から続報が楽しみだ。


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