でんぱ組.inc大特集!第2弾 先行公開されているPVも大人気! 発売直前のシングル『W.W.D/冬へと走りだすお!』の楽曲とは!?
1月16日に、シングル『W.W.D/冬へと走りだすお!』を発売。それに先駆け、1月5日より「ワールドワイド☆でんぱツアー 2013~一富士、二鷹、三電波!」がスタート!!1月20日には、ZEPP TOKYOを舞台にした「ワールドワイド☆でんぱツアー 2013~夢見たっていいじゃん?! in ZEPP TOKYO~」も控えているでんぱ組.inc。
2回目となる今回は、1月16日に、発売される両A面シングル『W.W.D/冬へと走りだすお!』についての3人の想いを紹介!
■「俺の屍を越えていけ!!」じゃないですけど、それくらい『W.W.D』は気持ちの拳を突き上げてゆく歌になったと思います。
――1月16日に、両A面シングル『W.W.D/冬へと走りだすお!』がリリースになります。
古川:『W.W.D』のPVがYoutube上にアップされたとたん、1日で2万弱ほどのPV数が出たそうなんです。
相沢:その時期のYoutubeのランキングでも20位くらいにいたみたいで、すごくたくさんの方にPVを観ていただけたのが嬉しかったです。
【動画】【生きる場所なんてどこにもなかった】でんぱ組.inc「W.W.D」Full ver.
古川:『W.W.D』は、私たちがでんぱ組.incのメンバーになる前からの姿を綴ったノンフィクション・ナンバーになっています。私なんか、ディアステージに入る前の暗黒時代の頃の、ネットゲームをズッと家でやっていた当時の姿まで歌詞に登場するんです。たまたまネットゲーム上で、メンバー(最上もが)と敵として出逢っていた内容も、すべて実話ですし。他のメンバーの歌詞も、全部実話なんだよね。
相沢:わたし、以前にコスプレイヤーをやっていたんですけど。その頃からピンキーはコスプレイヤーの間では有名の子で、わたしはピンキーと同じ会場で、コスプレイヤー同士としてすれ違っていました。ピンキーは、あまりわたしのことを知らなかったみたいなんですけど、わたしはピンキーのことをすごく知ってて。その子と、まさかディアステージで一緒に働くことになり。しかも、でんぱ組.incのメンバーになるなんて、もうビックリですよね。
成瀬:わたしも、『W.W.D』の歌詞に出てくるように、秋葉原のメイド喫茶で働いていた頃に、お店にやってきたねむちゃんと出逢ったんです。だから、この歌詞に書かれていることは全部実話なんです。
相沢:自分たちで歌ってても、気持ち奮い立ってゆく歌だもんね。
古川:わたしなんて、唄いだしが「♪いじめられて♪」とか、ゲームセンターだけが居場所だった頃の暗~い内容から始まるんですけど。同時に、めちゃくちゃ貪欲な気持ちもあらわになってます。「俺の屍を越えていけ!!」じゃないですけど、それくらい『W.W.D』は、気持ちの拳を突き上げてゆく歌になったと思います。
――リーダーが大サビで歌った「♪マイナスからのスタート 舐めんな!♪」という言葉を聴いたときは、思いきり感情が昂る嬉しい気持ちになれました。
相沢:あの言葉は、メンバー全員の気持ちを背負いながら、「喉をつぶしてもいい!!」という覚悟で叫びました。
成瀬:あの叫び、ライブを重ねるごと、どんどん力を増していってるから、ホントすごいんですよ!!
■ キャッチコピーからして、「生きる場所なんてどこにもなかった-マイナスからのスタート、舐めんな!」ですからね。
――『W.W.D』では、「マイナスからのスタート」と言ってますが。みなさん、そうなんですか?!
成瀬:みんな、かなり自分にコンプレックスはありますね。わたし自身、以前は「社会の底辺にいる存在じゃないか?!」と悩んでたことがすごくあって。
古川:メンバーみんな、そういう暗い感情から人生が始まっているので。昔の私たちと同じ気持ちでいる人たちがこの『W.W.D』を聴いたら、少しだけど、心に光が当たるかも知れない。その歌を通して少しでも元気を与えていけるのであれば、それだけで私たちは十分嬉しいことなんです。
成瀬:むしろわたし自身が、過去の自分にこの曲を聴かせてあげたいんです。この歌に書いてるのとは違うきっかけで、わたしは今の自分にまで浮上してこれたんですけど。まだ絶望の淵へいる頃にこの歌を聴いてたら、もっと早い時期に、いろんな前向きな気持ちへ気づけたんだろうなと想像しちゃいます。
――まさに『W.W.D』は、暗い気持ちへさいなまれている人たちの心へ「希望の光」を与えてくれる楽曲だ。
古川:もうキャッチコピーからして、「生きる場所なんてどこにもなかった-マイナスからのスタート、舐めんな!」ですからね。
――メンバーそれぞれの歌声自体から、「抱えた気持ちをプラスに変えてゆく」、とても前向きで強い感情の揺れが見えてきますからね。
古川:この歌詞自体が、本当にリアルなお話になっているので、気持ちはノセやすかったです。
成瀬:この楽曲の展開もすごいよね。どんどん曲調が変わっていくし、途中でミュージカルのような場面も挟んでくし。でんぱ組.incナンバーの中では最長時間の歌なんですけど、聴いててぜんぜん飽きないんです。
――ネガティブな自分たちの経験さえ「なにくそ!!」とプラスの力に変えてゆく。そういう、「感情昂らせてゆく歌」、「弱い自分を認めたうえで、みずからの生きざまを強く宣言してゆく曲」って、でんぱ組.incにはホント似合うよね。
古川:これまで築きあげてきたものが出ていることは、この歌を聴いてもらえたらわかっていただけると思います。
■『W.W.D』は1本の映画を観るような感覚で、バーッと感動が沸き上がり。その後に流れる『冬へと走りだすお!』はすごく優しい歌だから、映画のエンディングに浸っているような気持ちになれるんです。
――もう1曲の『冬へと走りだすお!』は、『くちづけキボンヌ』を手がけた「かせきさいだぁ」さんの手による楽曲です。
相沢:今回って両A面シングルなんですけど。『W.W.D』は、まるで1本の映画を観るように、バーッと感動が沸き上がり、泣きながら見終われるのと同じ感覚を味わえるんですね。その後に流れる『冬へと走りだすお!』はすごく優しい歌だから、映画のエンディングに浸っているような気持ちになれる。なんか、そういう作品に出来上がって、とても嬉しいんです。
【動画】【世界初かも!?】でんぱ組.inc「冬へと走りだすお!」Full ver.
――確かに『冬へと走りだすお!』は、フワッとした歌ですよね。
相沢:ホワ~ンとした幸福感がすごく出ている歌だから、大好きです!!
成瀬:レコーディングをしていたときも、可愛らしく幸せな気持ちに浸れていたように、その気持ちが伝わったら嬉しいですね。
古川:『W.W.D』が、テーブルにいっぱい料理の並んだ中華系のバイキング料理だとしたら、『冬へと走りだすお!』は、デザートで食べる杏仁豆腐のような感覚なんです。
成瀬:どっちも好きー!!
――『W.W.D』のPVも、見どころ満載じゃないですか?!
古川:今回は、すこく大がかりなセットを組んでいただいたし。衣装も、かなり凝ったものになりました。映像の演出面での見どころも今回はいっぱいあって、リングライトを用いて撮った映像をスローモーションで映し出し、わたしの風になびく髪の毛がスローモーションで映し出されてくというビューティ・ショットも撮りました。その映像が、大のお気に入りなんです。
成瀬:未鈴ちゃんがお布団に入って引き籠もっている姿や、ねむきゅんが絵を描いてる図など、映像の一つ一つが、ちゃんと歌詞に沿っているところもメッチャ面白いです。
相沢:この映像には、各メンバーごとにドラマみたいなシーンが映し出されているんです。わたしとピンキーがゆっくりスローモーションですれ違ってゆく瞬間に光が2人に射し込む映像など、そういうシリアスなシーンも嬉しい見どころになっています。
成瀬:ああいうシリアスな表情を撮るのは、メチャ恥ずかしかったけどね(笑)。
◆『W.W.D / 冬へと走りだすお!』/でんぱ組.inc
2013年1月16日(水)発売
★初回限定盤A【CD+DVD】
TFCC-89414 / 1,500-(tax in)
〈CD収録内容(共通)〉
1.W.W.D 2.冬へと走りだすお!
3.W.W.D(Off Vocal)
4.冬へと走りだすお!(Off Vocal)
〈DVD収録内容〉
1.「W.W.D」Music Clip
2.「W.W.D」メイキング映像
3. オリジナルコンテンツ映像A(仮)
★初回限定盤B【CD+DVD】
TFCC-89415 / 1,500-(tax in)
〈DVD収録内容〉
1.「冬へと走りだすお!」Music Clip
2.「冬へと走りだすお!」メイキング映像
3. オリジナルコンテンツ映像B(仮)
★通常盤【CD】
TFCC-89416 / 1,000-(tax in)
◆ワールドワイド☆でんぱツアー2013
~一富士、二鷹、三電波!~
1/05(土)OPEN 15:30 | START 16:00 大阪/ABENO ROCKTOWN HALL
1/06(日)OPEN 15:30 | START 16:00 名古屋/ 名古屋クラブクアトロ
1/12(土)OPEN 15:30 | START 16:00 札幌/ Sound Lab mole
1/13(日)OPEN 16:30 | START 17:00 福岡/ DRUM Be-1
1/14(月)OPEN 15:30 | START 16:00 仙台/ 仙台CLUB JUNK BOX
~夢見たっていいじゃん?! in ZEPP TOKYO~
1/20(日)OPEN 16:00 | START 17:00 東京/ ZEPP TOKYO
*全席立見:3,800(税込/1 ドリンク500 要
PHOTO:河井彩美/TEXT:長澤智典
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