30年の時を経て、映画『キャプテンハーロック(仮題)』が公開決定! 松本零士×福井晴敏×荒牧伸志 最高のクリエイターが集結!
今も尚、根強いファンの多い、あの『宇宙海賊キャプテンハーロック』が30年の時を経て、映画『キャプテンハーロック(仮題)』(2013年秋 全国ロードショー)として帰ってくる!
日本のアニメ史上に輝く、巨匠・松本零士氏のSFアニメは、70年代~80年代初頭に一大ブームを起こし、今も尚、根強いファンが多い。
そして今、最大の注目を集めているのが『宇宙海賊キャプテンハーロック』だ。
地球連邦政府に叛旗を翻しながら、人類のために戦う宇宙海賊キャプテンハーロックと、無敵の宇宙戦艦アルカディア号に乗り込んだ40人の仲間たちの物語は、78年からテレビ放送され、多くの少年の胸を打った。
また、ハーロックというキャラクターは、映画版『銀河鉄道999』に登場し、主人公・星野鉄郎の窮地に駆けつけるなど、松本零士ワールドを結ぶパイプ的役割を果たす最重要キャラクターでもある。
そして、ついにこの松本零士世界の“魂”ともいえる伝説の作品が、圧倒的なスケールと迫力、驚異の映像で蘇ることとなった!
今回の映画では、最高のクリエイターが集結し、世界制覇を目指す壮大なる映像プロジェクトとなっている。しかし、単なる過去作品のリメイクではない。
昔の『バットマン』と、『ダークナイト』などノーラン版バットマンの関係にも似て、外伝とも言える世界を再構築している。リメイクというより“リブート(再誕)”と言えるだろう。
そのため本作では、『亡国のイージス』など、多くの実写大ヒットアクション大作を生み出した、福井晴敏氏を脚本に起用。原作の魅力と、ハーロックというキャラクターの陰影を最大限引き出すため、現代社会が持つテーマを投影したストーリーと設定を再構築している。
一方、映像についても最新テクノロジーを投入している。単なるCGの枠に収まらない『キャプテンハーロック』独特の、ダークでスケール感がある世界観を表現しながら、スピーディーな魅力に溢れるアクションを実現している。
スタッフは世界で活躍するジャパン・クリエーターの旗手、『APPLESEED アップルシード』の荒牧伸志監督の下、ハリウッドの制作スタイルを初めて取り入れ、日本の名だたるスタジオから腕利きのクリエイターが集結している。
本作の池澤プロデューサーは「このコンテンツの主要な市場は世界です。スタッフは世界で戦うアニメ日本代表なんです」とコメントしている。
総製作費は、東映アニメ史上最高の3,000万ドルを超え、「ニッポン最強アニメ」がついに世界に解き放たれる!
因みに、『キャプテンハーロック』は、実はヨーロッパで圧倒的な国民的アニメとして支持を得ている。
フランスのTV放送での視聴率は70%と言われており、凄まじい人気。その証拠にフランス人の30−40代の世代は、アルバトール世代(※フランス語で“ハーロック”の意)と呼ばれている程だ。
2011年に行われた「アヌシー国際アニメーション映画祭」で松本零士氏と荒牧監督が出席し行われた制作報告も、その反響はすさまじく、40社以上のプレスが来場。ハリウッドの映画業界最大手誌「VARIETY」は、「ハーロックの世界マーケットへの挑戦が日本アニメ界の今後を担っている」とし、特集記事を組むなど大きなインパクトを与えている。
<公開情報>
『キャプテンハーロック(仮題)』
2013年秋、全国ロードショー
<STAFF>
原作総設定:松本零士
監督:荒牧伸志
脚本:福井晴敏、竹内清人
配給:東映
<ストーリー>
宇宙の略奪者か、最後の救世主か
大戦中の英雄が、海賊として姿を現し、政府に叛旗を翻した。
暗殺命令を受けた男が見た、宇宙海賊キャプテンハーロックの真実とは?
はるかな未来、もしくは遠い過去かもしれない。
銀河の果てまで進出した時代、残されたフロンティアのなくなった人類は、戻るべき場所=地球への居住権をめぐり紛争を引き起こした。この紛争の切札として建造された四隻のデス・シャドウ級宇宙戦艦。その四番艦・艦長の名前をハーロックといった。
しかし、英雄と呼ばれたハーロックは終戦とともに姿を消した。そして次に姿を現した時、彼は艦首に巨大なドクロを刻んだ海賊船を駆る、呪われた宇宙海賊となって政府に叛旗を翻した。
なぜハーロックは姿を消し、海賊となって現れたのか?彼の目的は?
そして今…、ハーロック暗殺計画が発令された!!
>>東映オフィシャルサイト
>>宇宙海賊キャプテンハーロック
(C)松本零士・東映アニメーション