アニメ『K』のWEBラジオ『KR』最終回は生放送! Twitterのホットワード1位を獲得した番組をレポート!! そして津田健次郎さん&小松未可子さんへインタビュー
先日、好評のうちに終了したテレビアニメ『K』ですが、そのWEBラジオ『KR』の最終回が1月18日に生放送で行われました。パーソナリティの周防尊役の津田健次郎さん、ネコ役の小松未可子さんによる放送はTwitterのホットワード1位になるほどの盛り上がり!
その番組の模様と、お二人からの収録後のメッセージもお届けしましょう!
●『KR』の最終回は生放送でも期待を裏切らず!?
WEBラジオ『K of Radio』、通称『KR』はテレビアニメ『K』のラジオ番組として2012年7月よりアニメに先駆けスタート。毎回、キャストがアットランダムにパーソナリティを担当する形でお送りしてきたが、アニメが始まった10月から第2期『KR』より尊役の津田健次郎さんとネコ役の小松未可子さんがパーソナリティに。テレビアニメの続編が決定したことを祝して、『KR』の最終回は昨年10月以来、2度目の生放送!
前回の生放送より1時間遅い23時からの放送ということで、さらに大人の時間になったことで下ネタなど危ない発言に拍車がかかる予感が。“下水道番組(ゲスいラジオ)”の行方はいかに?
23時になると、アニメのキャラゼリフや『KR』第1期の迷発言が流れるPV2本。その後、画面には津田さんと小松さんが現れ、「皆さん、こんばんボボボー!」、「皆さん、こんばんにゃ!」とごあいさつ。かなりキワドイ発言が飛び交うこの番組(特に津田さん)、いつもは作中での掃除ロボット・つくもの音声ツッコミが入るが、今回はディレクターの私物のハンディクリーナーにつくものイラストを貼ったものを使い、小松さんが掃除機で危険発言を吸い込むらしい。
OPトークでは早速、前回の生配信の最後で「トイレに行きたいけど、どうしよう」というメールにちなんで「ペットボトルを忘れずに!」の注意。すかさず「津田さんがもう抜刀している」のツイートに「抜刀してたら放送できない」、「序の口」と胸を張る津田さん。最後まで『KR』は期待を裏切りません(笑)。
●GoRAスタッフがあの疑問に生で回答! 淡島の特製ドリンクの実飲も
最初のコーナー“KA(K of Animation)”はテレビアニメの最終回の感想紹介。感動やせつなさを伝えるメールが寄せられ、反する2人。「あぁ尊、帰ってきてほしいー!」のメールに笑顔を浮かべた津田さんだったが、その後の続く「無理かもだけど」の言葉に「そんなこと言わないで!」。
また葦中学園のモデルになっている学校に通っているという方からのメールも。送られた写真を見ながら「こんなオシャレな学校見たことない!」、「聖地になってうれしいのでは」。
そして「タイトルのKの意味は?」の質問が寄せられ、見学に来ていた原作を手掛けるGoRAからお二人に生直撃。スタッフ経由で「(すべてKから始まる言葉になっていた)サブタイトルすべて」と聞き、「小松のKでも、健次郎のKでもないんだ」とガッカリする2人に「それも入ってます!」とあわててフォロー。GoRAのお二人の素晴らしい“Kizukai(気遣い)”。
次の“KC(K of Character)”は作品のキャラを掘り下げるコーナー。「ネコがキービジュアル、ポスターで着ていた服は結局、終盤の3話だけでしたね」のメールに思わず納得。また先日公開された続編のキービジュアルについて「やせた鎌本がカッコイイ!」(津田)、「アンナと手をつないでいる絵はどういう意味が?」(小松)、「アンナをとられた!」(津田)と次々に感想が飛び出したが、「続編はどうなるのか?」の話題になり、「GoRAさん、何かごちそうします!」と低姿勢になる津田さん。尊の登場に期待する気持ちはファンも同じですよ。
また作中で淡島が飲んでいた、あんこカクテルがおいしかったですというメールが届いたため実際に試飲してみることに(もちろん放送中なのでお酒の代わりにソーダです)。「抜刀!」の掛け声で威勢よく乾杯した2人だったが、「理科の授業でろ過したのを思い出しました」(小松)、「見た感じ、泥水」(津田)と強烈なビジュアルにたじろぐ。意を決してよく混ぜて飲むと、「あんこの繊維質が……粒がシュワと」(小松)、「ダメだ。別のほうがいい!」(津田)。完飲した津田さんだったが咳き込んでました。勇気がある方はお試しを。
●ツッコミ役のみかこしが興奮した話題とは?
3つ目の“KD(K of Damocles)”は頭上に巨大な剣が浮かぶ危機的な状況にちなんでギリギリ体験を募集するコーナー。津田さんの「好きなコーナー。俺のダモクレスが……」に、「ダモクレス出して」のメールが続き、小松さんはあわてて掃除機ツッコミ。
「面接でノーブラだった」というメールには「意外とあるんです。私の友達もよくあって。あとダンスレッスンでヌーブラが落ちた瞬間を目撃したことも」と同調する小松さんに、「ノーパンのやついるよね」と津田さん。「それ、違和感ないんですか!」とこの日一番のテンションで尋ねる小松さんに「俺のことじゃないから」とこの日一番の冷静さを見せた津田さんがおもしろかったです。
セプター4のメンバーが続々と刀を抜くシーンにちなんだ“KB(K of Battou)”はドキドキ体験を募集するコーナー(詳細は不明・笑)は女性の抜刀体験特集。胸筋、腹筋、鎖骨などフェチ自慢のメールばかりで、津田さんが「どエロイ女だな」と言うと、小松さんは「私、そうでもない。ツボがないのかも。致命的ですね」。この時点で開始当時は7位だったTwitterのホットワードが遂に1位に。「ありがとうございます!」(津田)、「でもアニメの話をほとんどしてない(笑)」(小松)。
●angelaからもメッセージが届く! ラストは感動サプライズ!!
最後のコーナー“KM”は皆さんからのメッセージ、メール紹介。昨年末のangelaライブは抜刀祭と題して、『K』をフィーチャーした企画が盛りだくさんだった。その感想メールを読み「また、やりたいですね」と話すと、ラジオを聴いていたangelaのatsukoさんから「また、やろうよ!」と呼びかけに応えるツイートが。また昨年末のコミックマーケット行きのアニメイト発のバス、アニ店特急も抜刀バスになって、そのラッピングバスの写真紹介や、1期の番組中に小松さんが描いたネコの似顔絵も披露したが、「若干似てますね。髪型と鈴が」と小松さん。「尊声を」のリクエストにも津田さんは応えてくれました。
1時間の生放送も遂にED。「抜刀、納刀ノーブラ、ノーパンしか言ってなかった。そんなアニメじゃないのに」と笑いながら振り返る小松さんだったが、津田さんの「寂しいね。終わらないという手も」の言葉に大きくうなずく。「たくさん勉強しました。いろいろな人生があるんだなと学びました(笑)。明日からきれいな人生を送るぞ!」(小松)、「続編もありますので、またお会いしましょう!」(津田)と最後のあいさつをすると、スタッフから花束が贈られるサプライズ。最後は感動のラストで『KR』の最終回は幕を閉じました。
そしてアニメ『K』の続編もお楽しみに!
●放送後インタビュー
――『KR』最終回の生放送を終えての感想をお聞かせください。
津田健次郎さん(以下、津田):2度目の生放送でしたが、たくさんの皆さんに試聴していただいて、メールやTwitterなどでも参加していただいて楽しかったです。Twitterのホットワードでは1位になるほど、いっぱいつぶやいていただいて。センター試験の前日なのに聴いてくれた方もいて、うれしかったです。
小松未可子さん(以下、小松):テレビアニメのオンエアが始まる前からラジオをやらせていただいて、「どうなるのかな?」と思いながらやっていたら、まさか下水道番組と言われるラジオになるとは……。この番組から「抜刀!」が流行ったり、予期せぬ流れができて(笑)。
津田:本当にそうだよね(笑)。
小松:他のキャストの皆さん、スタッフさん、リスナーさんと作ってきた番組の最後を、生放送という形で、皆さんと一緒にコミュニケーションをとりながらできて、良かったです。
――『KR』リスナーの皆さん、『K』ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
津田:アニメ『K』、『KR』1期と2期を応援していただきまして、ありがとうございます。僕らがこうしてアニメとラジオをやってこられて、しかもアニメの続編が決定したのも皆さんのおかげです。次にお会いする時まで、しばし「納刀!」で。でも心はずっと「燃やせ。ボー」。
小松:ワクワクから始まった『K』のプロジェクトでしたが、いい意味で裏切られました(笑)。アニメもラジオも毎回サプライズがあって、好意的に受け止めてくださって。そして両方とも最終回を惜しむ声やアニメに感動したなどのたくさんの声をいただいて、素敵な終わり方ができたかなと思っています。でも終わりがあれば始まりがあるということで、続編で新たにスタートする『K』の物語を楽しんでいただけるように、みんなで頑張っていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。本当に……。
津田・小松:ありがとうございました!
◆『KR』第1期DJCD
発売日:2012年11月16日
価格:3,150円(税込)
発売:フロンティアワークス
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