アニラジ史上初!? 「Dear Girl~Stories~Festival Carnival Matsuri」日本武道館公演をレポート!
現在大人気オンエア中、文化放送「神谷浩史・小野大輔のDear Girl~Stories~」単独イベントが2013年2月23日、日本武道館にて開催された。アニラジでは史上初だと思われる日本武道館公演に9,700人のファンが集結!
さらに全国53カ所の映画館にてライブビューイングも行われ、全国のDearなGirl&Boyが駆けつけるという大イベントとなった。そんな「Dear Girl~Stories~Festival Carnival Matsuri」をレポート!!
客電が落ち、いよいよイベントが始まるのか!?と思った瞬間、某アイドルに合わせて、番組の人気スタッフ・八木橋くんが登場。彼による前説が始まった。スーツ姿で登場した八木橋くんだったが、ふと後ろを向くと背面は裸だ。昔流行った某アニメの貧乏なお坊ちゃんを彷彿とさせる衣装に会場のテンションは一気に上昇!実はこの衣装は、番組内で行われた“八木橋総選挙”という彼のファッションを投票で選ぶというコーナーで第一位に選ばれたもの。そのまま何もなかったように進行する八木橋くん。
そこへ、これまた番組のマスコット的スタッフちゃんこちゃんこちゃんがバズーカを持って登場。イベントを無事スタートさせるため、身を呈してバズーカからステージを守りきる八木橋くん。メインパーソナリティの、神谷浩史さん(以下、ヒロC)、小野大輔さん(以下、小野D)だけではなくスタッフ総出でイベントを盛り上げよう、お客さんを楽しませようとするサービス精神に心を打たれながら貧乏なおぼっちゃまの衣装を着た八木橋くんを見送った。
●Dear Girl~Stories~Festival Carnival Matsuriにようこそ!
ステージに用意されたスクリーンに映像が流れ、会場にサンバの音楽が流れ、いよいよイベントがスタート。舞台奥に用意されたセリから小野さんと神谷さんの体が見えると会場には悲鳴にも似た歓声が。「Dear Girl~Stories~Festival Carnival Matsuri」とタイトルコールとともに披露されたのは「僕達だけの物語」。楽しそうにステージを見渡す二人に歓声で答えるDear Girlたち。曲中、ステージ中央でハイタッチをするヒロCと小野D。大きな舞台でも思いっきり楽しんでいる姿が微笑ましい。挨拶は小野D恒例の「もす!」のコール&レスポンス。生「もす!」に感動したDear Girlも多かったのではないだろうか。
オープニングトークを終え、ヒロCの「武道館でもDGSらしいことをしますよ」を合図に“DGS願掛け炎の3本祭り”がスタート。年明けにDGSが放送300回を迎え、今度は400回目の放送が迎えることができるかどうかを願掛け。パーソナリティの2人がミニゲームに成功したら願掛け成功なのだが、放送を聞いている方はご存知の通り、勝率がめちゃくちゃ低いのだ。まさかこの企画を武道館のステージでやってしまうとは!! しかし、そこは構成作家の諏訪さんちゃんと考えてくれている。タイトルにもあるように “三本祭”。つまり三つのミニゲームのどれかが成功すればいいようにしてくれていた。
1番目は「願掛け!ジェンガフェスティバル」。“ヒロCと小野Dの関係が崩れないで続けられるように”という願いを込めて挑戦。武道館の大きいステージでも見られるようにこの日のために用意された巨大ジェンガが登場した。ルールは普通のジェンガと一緒。15回積み重ねたら成功なのだが、登場した時すでに若干傾いているのに嫌な予感が……。緊張感あふれるBGMのなか2人の関係をかけてジェンガがスタート。客席からは「がんばれー!」という応援が2人に投げかけられる。うまいこと積み重ねていく2人だったが、小野Dが10回目の積み木を引き抜くと脆くもジェンガは崩れ去った……。しかもそのジェンガに埋もれる小野D。しかしまだチャンスは残っている!“もっと番組が飛躍していくように”と用意された2番目の企画は“願掛け!大縄跳びカーニバル”。10回連続飛ぶことが出来たら成功だ。
そこで大縄跳びに挑戦するメンバー、ヒロCと小野Dのコピーロボット(若い人ようにダミーロボット)がステージに登場。今までラジオに登場した彼らが扮したキャラクターたちが勢ぞろいした。しかしメンバーに若干の問題が!前が見えない大仏。いざ、勝負!と思ったら大仏がやってくれました!初回で引っかかり、なんと1回も飛ぶことができないという大惨事。ここまで2回失敗し、残すところあと1回。ラストは“これからもナウなピークに乗っていきたい”ということで“願掛け!ナウピークバルーン祭”。
今回はアリーナ席にヒロCと小野Dのキャラクターが描かれたバルーンを放ち、最前列から最後列に送り、またステージに戻すというもの。すべてはアリーナ席のお客さんにかかってる。ミュージックスタート!と共にバルーンが客席に放たれた。意外に難しく、バルーンは右往左往。最後には2つともバルーンはステージに戻り成功!!「おめでとう!」という祝福の声に包まれる。
願掛け企画が終わり、スクリーンに映し出されたのはDJに扮したヒロCと小野Dのちびキャラだ。ラジオ番組なのに収録中なぜか家庭用のビデオが回されているこの番組ならではの企画「DGSヒットチャートムービーカウントダウン」。ここでは10位から6位までを紹介。ラジオで放送されたものが動画で見られるレアな映像の数々に客席は大盛り上り。会場にはお客さんの笑い声が響いた。
●モテるための男の授業!? 遊佐先生の独壇場コーナー、DGS学園!
チャイムがなるとステージはDGS学園のコーナーへ! ヒロC、小野Dの2人に加え、スタッフの内田社長、構成・諏訪さん、八木橋くん、ちゃんこちゃんこちゃんが生徒として登場。「みなさんもご唱和ください!」と言う神谷さんの声ともにDGS学園校歌斉唱。“代永はカッパスーツ。カッパ!”でステージ前のセリから代永翼さんがカッパスーツを着て一瞬だけ姿をあらわすというサプライズ。しかし何事もなかったように校歌が歌われ、DGS学園で行われる学園祭の出し物を考えるというショートコント風ミニドラマがスタート。モテたくて、モテたくて仕方ない生徒たちの「どうやったらモテるんだろ~!」を合図に、この日のゲスト遊佐浩二先生が登場!割れんばかりの歓声に驚く。
ここからは遊佐さんの独壇場。生徒たちのいろいろなことが暴露される。そんな遊佐先生からモテる男になるための授業が行われることに。特別講師としてDGS学園・ヨナガッパ校長こと代永翼さんが登場するもなぜか生徒と同じ席へ。「こんな時、モテる男はこう言うね!」と遊佐先生のいい声で紹介し授業スタート! これから出すお題に「モテる男なら?」というものを考え発表するというもの。ここよりドS遊佐先生の自由。手もあげてないのにどんどん生徒たちを指していく。
ステージの中央でピンスポで答えなければいけない生徒たちは戦々恐々。しかしドSでは負けてないヒロC。遊佐先生に「模範解答をお願いします。」と無茶ぶり。甘い言葉を期待していたのにも関わらず、出てくるセリフは、ネタ・お金・版権と爆笑の連続だ。演劇部は学祭で劇を披露するということで、シルフに掲載されている「全裸執事」を生アフレコ。しかし掲載されていたのは構成の諏訪さんがよく間違える“シフル”!この日のために雑誌も製作されて用意したという手のこみよう。あまりにひどい内容に改めてシルフに掲載されている「DGS緋月」のオリジナルストーリーを生アフレコで初披露。これからの「DGS緋月」の展開に期待だ!
「バンドやらない!?」という小野Dの言葉で登場したのは伝説のエアバンドMASOCHISTIC ONOBAND!「ライブハウス武道館へようこそ!」と某バンドの名言とともに披露されたのは「DIRTY AGENT」ステージをロックバンドのごとく所狭しと動くメンバー6人!オケもバンド用にアレンジし、会場は大盛り上りだ!ここで「DGSヒットチャートムービーカウントダウン」。5位から1位を発表!みなさんの見たい映像は見られただろうか!?
●満を持して楠大典、中村悠一登場!!
突然、ヒロCだけステージに出されスタートしたのは「まだまだあぶない神谷聖誕祭」。なんとシークレットゲストに楠大典さんと中村悠一さんが登場した。刑事に扮した3人がヒロCが尋問。“神谷浩史大好き声優”によるヒロCの色々なエピソードが暴露されてしまう。案の定、“神谷浩史大好き声優”は全員男性声優だったのだが……。そのままヒロCと2月20日に誕生日を迎えた中村さんに会場からハッピーバースデーの歌声とケーキが送られた。
ラストはライブパート!「Prologue」、「Teller's nights」、「Dear Girlは眠らない」を続けて披露。今まで座っていたDearなGirl&Boyたちも立ち上がりペンライトを振りノリノリだ。そして、この武道館イベントのために作られた「Shiny×Shiny」ではダンサーとともに一緒にダンス。会場はさらに熱気に包まれた。「30minutes Shootin' Star」では今日ステージに登場した人たちが勢ぞろいし、金テープも客席に飛ばされ、祭の最後を予感させる演出に感動してしまう。
最後の「Smiley Time」では左右に用意された花道を歩き、今日来てくれたお客さんに挨拶をして回る2人が印象的だった。曲が終わり2人がいなくなった瞬間に起こるアンコール。そして本当のラストで歌われたのはリスナーとの思い出の曲「Say Your Name! ~Dear Girl~」。この曲でイベントの幕を閉じた。
幕が降りたステージには今までの収録風景や思い出の写真を流し、最後に2人からの手書きメッセージがスクリーンに映し出された。まだまだ終わらない、たったひとりの乙女に捧げる物語。また2人に会えるように番組を盛り上げていきたい!