今年9月に開催される「京都国際マンガ・アニメフェア 2013」記者会見で4つのポイントを発表!
2013年年4月24日(木)、今年9月に開催される「京都国際マンガ・アニメフェア」(通称・京まふ)の記者会見が行われた。
この「京まふ」とは、みやこめっせ(京都市勧業館)を中心に開催される西日本最大級のマンガ・アニメコンテンツの総合見本市。
今回の記者会見では、開催に関する4つの主なポイントが発表された。
◆point1 海外への発信強化
(1) JAPAN EXPO(ジャパン・エキスポ)とのパートナーシップ提携を締結。
フランス・パリで約20万人が来場する世界最大の日本関連イベント「JAPAN EXPO」が今年からアメリカでも行われ、京都を含めた3都市を繋ぐイベント連携を展開。
【連携展開案】
●巡回パネル展の実施(フランス7月4日~7日→アメリカ8月→京都9月7日~8日)
日本(京都)、フランス(パリ)、アメリカ(サンフランシスコ)のそれぞれのマンガ家、イラストレーターが1枚ずつ計3枚のパネル制作を行い、ジャパン・エキスポ会場と京都国際マンガ・アニメフェア会場での巡回展示を実施。
テーマ:「融合と未来」
意味:文化の壁を越えて皆が集まり、融合して新たな未来を紡ぐ。バックグラウンドの違うメンバーが集い、新しい化学反応を起こして良いものを創っていくというメッセージ。
制作方法(「優美な死骸」:シュルレアリスムにおける作品の共同制作の手法)
複数の人間が互いに他の人間がどのようなものを制作しているかを知ることなく、自分のパートだけを制作を行い、ひとつのストーリーを構築していく。
作品を手掛けるクリエイター
・日本(京都):CLAMP(クランプ)
・フランス、アメリカのクリエイターは順次発表!
●国内メディア、国外メディアへの相互情報発信など。
(2) 海外メディア等への発信強化!
・JAPAN EXPOとの相互情報発信のほか、台湾、香港、韓国、北米等のメディアと協力し、フェアの情報を発信。
・留学生によるフェイスブックやツイッター等を活用した情報発信。
(3) 外国人は入場料(通常1,000円)が無料!
海外からの観光客や国内居住の留学生の誘客を図るため、パスポートを提示した場合、入場料を無料に!
◆point2 商品開発の充実
マンガ・アニメと京都市内企業を中心とした関西圏企業とのタイアップ商品(京まふ限定)の開発を充実! 前回の18商品30種類を超える30商品50種類の商品化を目指す!
<参考:前回の京まふ限定商品(18商品)事例>
あぶらとり紙、和紙ファイル、石鹸セット、クッキー(3商品)、八ツ橋、ブックカバー、扇子、手ぬぐい、純米酒、梅酒、iPhoneジャケット、iPhoneケース、ウッドキーホルダー、絵馬、Tシャツ、お守り
◆point3 フェアの規模拡大
会場を全館貸し切ったことにより、以下の部分を充実。
※ 前回は3階と地下1階のみ(1階は別団体の催事)
・出展ゾーンの拡大(約100小間→約120小間)※1小間:3m×3m
3階をすべて出展ゾーンにすることにより、小間数を拡大!
・ステージの拡大
抽選制のメインステージの他にどなたでも自由に観覧できるサブステージを追加!
・キャラ食ゾーンの創設
マンガ・アニメとタイアップしたドリンク、フードコーナーを創設。
◆point4 京都ゆかりの作品が続々出展予定!
前回以上に、京都を舞台にした作品が出展予定! 今後、商品開発含めたタイアップ展開を検討。
◆開催概要はこちら!
名称:京都国際マンガ・アニメフェア(通称:京まふ)
会期:2013年9月6日(金) 13:00~17:00 ※プレオープン(事業者向けセミナー)
2013年9月7日(土) 9:00~17:00/8日(日) 9:00~16:00
会場:みやこめっせ(京都市勧業館)、京都国際マンガミュージアム ほか
主催:京都国際マンガ・アニメフェア実行委員会、京都市
共催:京都国際マンガミュージアム、KYOTO CMEX 実行委員会
協力:一般社団法人日本動画協会、NPO 法人映像産業振興機構
<京まふとは>
みやこめっせ(京都市勧業館)を中心に開催される西日本最大級のマンガ・アニメコンテンツの総合見本市。4本の柱(「マンガ・アニメファン向けイベントの展開」「ライセンサー企業とライセンシー企業をつなぐビジネス機会の創出」「優秀な若手クリエイターが育つための関西圏の市場作り」「海外イベントとの連携など、海外からの新たな観光客層の発掘」)を軸に、関西圏のコンテンツ市場の拡大を図ります。
>>「京都国際マンガ・アニメフェア」公式サイト
>>京まふ公式ツイッター(@kyomaf)
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