平川大輔さんのお誕生日イベント『平川大輔生誕祭~え?不惑?惑いっぱなしなんですけど…~』開催! お祝いコメントに涙し、サプライズゲストの岸尾だいすけさんにビックリ!
平川大輔さんのお誕生日をお祝いするイベント『平川大輔生誕祭~え?不惑?惑いっぱなしなんですけど…~』が6月23日、東京・アニメイト池袋本店にて行われました。
平川さんにまつわるクイズ大会に、参加者と一緒にどんな40代を過ごすかを考えるコーナーなど楽しい企画に、岸尾だいすけさんがサプライズゲストとして登場。寄せられたお祝いコメントに思わず、平川さんが涙するシーンもあった笑いと感動の温かいバースデーイベントの模様をお届けします!
●小学生以来のお誕生会。OPは半生を振り返る写真とイラスト(?)
6月4日に不惑の年齢、40歳になった平川さんをお祝いしようという当イベント。客席は半円状で、平川さんを囲むような配置に、折り紙で作った輪っかのデコレーションはお誕生会っぽい(笑)。
開演すると平川さんが誕生して現在に至るまでを写真とナレーションで振り返る。赤ん坊の時の写真に「かわいい!」の声。生まれた時、3460グラムあり、病院の先生から「ずいぶん大きい男の子ですね」と驚かれたそう。小学時代からは自筆のイラストがスクリーンに。小学時代はランドセル、中学と高校時代は学生服とメガネだった(中高の違いはボタンの色のみ)が、子供が描いたようなイラストに会場は爆笑。
高3の文化祭、クラス発表で行った朗読劇で演出を担当した。上京して大学と声優学校のダブルスクールに励み、声優になった後もアルバイト三昧の日々。しかしアルバイト先の友人や現場など様々な出会いに感謝し、現在も大切にしていることが伝わってくる素敵なOPでした。
そして司会から「ハッピーバースデーの歌でお迎えしましょう! 名前のところはDear平川さんで」と言われ、会場全員で合唱。歌い終わると「ありがとうございます!」と平川さんが登場。すぐにロウソクが立ったケーキが運ばれ、火をふっと吹き消すと拍手。ちなみにお誕生会は「小学1~2年生の頃、自宅に友達を4~5人呼んでやった1回きり」で、それ以来とのこと。全国からファンが駆けつけ、香港から来たファンも。感謝しながら「(冷房)寒くないですか?」と客席に問いかける心遣いも平川さんらしい。
40歳になっての心境について「40歳になった感覚がないんですよね。中身はしっかりおじさんなんですけど(笑)。これから変わってくるのかもしれない」と話してニッコリ。
●声優仲間のお祝いコメントが到着。平川王を決めるクイズ大会も!
平川さんに縁のある方々からのお祝いメッセージも紹介。下野紘さんからは企画でどこか旅に出ましょうというお誘いが、小野大輔さんからは共演した『カーニヴァル』や『おれパラ!』等の想い出話とステーキハウスにまた行きましょうというコメントが届いた。
会場の参加者との記念撮影を挟んで、“平川王はキミだ!~クイズ大会~”。平川さんにまつわるレアな問題を3拓で出題し、勝ち残った1名に平川王の称号と、平川さんが“平川王”と手書きで記したTシャツに、王冠とガウンをプレゼント。1問目の「1stミニアルバム『ヒカリノトビラ』の1曲目は?」はもちろん全員正解(「ゼロの起点」)。この後の問題は「平川さんが同居しているペットは?」(猫)、「今までにやったことがないアルバイトは?」(家庭教師)など。
「つけなければいけないとしたら選ぶ動物耳は?」で猫耳、うさ耳、サル耳が運ばれ、平川さんが選んだのは「付けたことがない」サル耳。実際にサル耳を付けて、ポーズも付けて記念撮影までしたが、正解者ゼロで、この問題はなかったことに「付け損じゃないか! 40歳なのに(笑)」。「今年の誕生日を迎えて最初にした事は?」の問題でも「テレビを見ていた」でまたも正解者ゼロ。結局、時間がなくなり、残った人とジャンケンすることになり、「平川王と関係ないじゃん!」。優勝者にはステージ上で、平川さんから王冠とガウンを付けてもらいました。
●ファンの40歳の平川さんに望むことは?
“平川さんの40歳を考える会”はお客さんに事前に書いてもらった質問や希望についてトークしていくコーナー。「自分が子供だなと思うところは?」の質問に「食事をしに行ってエビフライ定食があるとすぐそれにしてしまうこと。エビフライが大好きで」。「写真集をぜひ!」の希望に「本当ですか? どんなの?」と驚きつつも客席へ逆質問。「水着!」、「笑顔が堪能できれば」の意見に、「体を鍛えなきゃ(笑)。僕の写真集を作ってもいい酔狂な出版社さんがいたら考えてみます」。
挑戦してほしいこととして「平川さんの絵が好きなので、アルバムのジャケットや子供向けの絵本にしてもらえてたら」に「子供が泣くって!」。ここで冒頭に流れたイラストが再度、登場。ランドセルのイラストを指差しながら「これに何点つける?」と会場に問いかけると「10点!」、「20点!」。学生服に至っては「5点!」と厳しい声に思わず笑ってしまう平川さん。同じく挑戦してほしいことで「スカイダイビング」が挙がると「ダイビングと名が付くものに興味があって。スキューバーダイビングのライセンスを取りに行く企画を提案しているんですが、実現するかなぁ?」。
●恩師からのお祝いに涙。そしてサプライズにビックリ!
再びお祝いメッセージの紹介へ。音楽活動をサポートするランティス、アイウィルの制作スタッフのお二人からはコンセプトシングル『Identity+』と『Identity-』の制作秘話と共に、この2枚は自分が関わった音楽の中で5本の指に入るほどと絶賛。増田俊樹さんはこれまで数々の作品で共演し、仲良しながらまだ連絡先を知らないという告白に平川さんもビックリ。浪川大輔さんの名前が1文字違いなのに二人があまりにも違うという指摘には大爆笑。
所属事務所、メディアフォースの髙橋社長からのメッセージは約16年前の平川さんとの出会いから事務所に入るまでのなれそめを綴った。また弟みたいな存在だとも思っていて、オーランド・ブルームの吹き替えの担当が決まった時、自分のことのように喜んだことなど振り返り、実りある40代に向けてこれからも頑張ってくださいとの激励に思わず涙ぐむ平川さん。
最後は岸尾だいすけさん。同い年で名前も一緒、ラジオやイベントなどで共演するほどの仲良しで、メッセージのテンションも高く、会場の雰囲気が感動モードから一転して爆笑モードに。「とても手紙だけじゃ感謝を伝えきれないよ!」と読まれると「直接会いに来ちゃったよ!」と客席後方からご本人が登場。平川さんは予想外のサプライズにぼう然。岸尾さんも控えている間、「今年一番、ドキドキしました」。
●岸尾さんはプレゼントと阪口大助さんからのメッセージを贈る
名古屋での仕事から駆けつけた岸尾さんはまずお土産のみそかつ風スナックを手渡す。「初めて買ったのでおいしいかどうかは謎だけど(笑)」。また岸尾さんはプレゼントも持参。「自分が何をもらったらうれしいか考えて」決めたのは甚平とステテコ。開封して、早速ステテコを手にステージを誇らしげにランウェイする平川さんがおちゃめ。
岸尾さんが病気になった時、平川さんにピンチヒッターでラジオのパーソナリティをしてもらったエピソードを懐かしそうに話し合った。さらに岸尾さんが前夜に阪口大助さんに誕生日イベントがあることをメールで告げると、阪口さんからメッセージが届き、それを読み上げた。阪口さんが大好き『キン肉マン』をなぞり、超人としてはまだまだ若いという激励はらしいとうなずく二人。「ダイスケに悪いヤツはいない!」と口にした平川さんに会場も納得。
●感謝の気持ちを胸にカッコイイ大人の男に
岸尾さん退場後、今度はスタッフからリボンが付いた箱が手渡された。開けると中にはこの日の参加者だけでなく、祝福する多くのファンの皆さんから贈られたバースデーメッセージカードが詰まったアルバムが10冊。「ありがとうございます! 宝物です」。
最後は平川さんからのメッセージ。「僕はデビューが遅くて、その後もなかなかこの仕事でご飯を食べることができなくて。やっと30代に入ってから『この仕事で食べていけるかな?』と少し思えるようになって。そこからただガムシャラに走ってきました。本当にたくさんの方に応援していただいて、支えていただいて今、僕はこの場にいられます。皆さんからの応援の気持ちと声をしっかり胸に刻んで頑張っていきたいし、カッコイイ大人の男になれるように、自分のペースで進んでいきたいと思います。こんな僕でよかったら行く末を見守っていただきながら一緒に歩いてもらえたらうれしいです。これからもよろしくお願いします!」。
もう一度、「ハッピーバースデー」の合唱に送られ、たくさんのプレゼントを抱えながら退場した平川さん。終演後にはバラ一輪を来場者1人ひとりが平川さんに手渡しでプレゼント。また、イベント中に撮った記念写真は来場者にプレゼントされた。最後まで平川さんらしい、楽しくハートフルな誕生会でした。
●イベント後、平川大輔さんに感想を伺いました!
――40歳になった感想は?
平川大輔さん(以下、平川):自分が40歳になったという実感が、正直なところまだ湧かないいんですが、今回のイベントで本当にたくさんの方に祝っていただいて、最高の40代スタートを切れたと思います。
――イベントを終えての感想は?
平川:感謝の一言しか出てこないですね。このイベントにかかわって下さった全ての方々に『ありがとうございます』とお伝えしたいです。
――イベント中で印象的だった出来事は?
平川:印象的なことばかりで書き切れないくらいなんですが・・・(苦笑)。でも、来て下さったお客様が皆さん笑顔でいて下さって、それがとても嬉しかったです。
――40代に入って、今後の意気込みをお聞かせください。
平川:今までと変わらず、自分のペースで一歩一歩ですね。でも社長に言われたように、少しだけ自分の我も出していってみようかな(笑)。
――イベントに参加された皆さん、来られなかったファンの皆さんへメッセージをお願いします。
平川:お越し下さった皆様、当日はお足元も悪く、また遅い時間にも関わらず最後まで笑顔でお付き合い下さり、本当にありがとうございました。そして、残念ながらお越しいただけなかった皆様、いただいたメッセージカード、大切に読ませていただいています。今回、本当にたくさんの方に支えていただいているんだということを改めて実感しました。皆様への感謝の気持ちを力に変えてこれからも頑張りますので、応援よろしくお願いします。本当にありがとうございました。