『新アニソン通信』File.10 吉岡亜衣加[後編]

『新アニソン通信』File.10 吉岡亜衣加[後編]

 毎回、アニソンを歌うアーティストをクローズアップしていく『新アニソン通信』。今回ご登場いただくのはアニメやゲームなどで人気の作品『薄桜鬼』のほとんどの主題歌を担当し、現在公開中の『劇場版 薄桜鬼 第一章 京都乱舞』の主題歌も歌っている吉岡亜衣加さん。

 8月21日に5枚目のアルバム『ひだまりの中で』と、『劇場版 薄桜鬼 第一章 京都乱舞』の主題歌シング『紅ノ絲』を同時リリース! それを祝して、本コーナーでは前後編2回に渡り、吉岡さんのロングインタビューをお送りしています。

 今回はNEWアルバム『ひだまりの中で』について、そして『薄桜鬼』との出会い、今後の音楽活動への展望をお話ししていただきました。

『新アニソン通信』File.10 吉岡亜衣加[前編]

●5枚目のアルバムは周りの人への感謝の気持ちを込めたタイトル!?

――では最新アルバム『ひだまりの中で』のお話に。まずタイトルの由来は?

吉岡さん(以下、敬称略):デビューがアルバムでそれから毎年、夏頃にアルバムを出してきて。リリースするたびに1年を振り返る節目みたいな感覚が毎回あるんですけど今回、遂に5枚目。早いですね。

 ここまでの音楽活動を振り返ると常に人の温かさに包まれていました。ファンの方からかけてもらう言葉や接した時のぬくもり、またスタッフさんなど私の音楽活動に関わってくださった方々だったり。ひだまりのような明るく、温かい環境の中で、私らしくやらせてもらえていたなと喜びと感謝の気持ちがあふれてきて、そのままタイトルにしようと思ってつけました。

――1曲目の『暁闇』はアッパーでOPチューンらしいパワフルな曲ですが、2曲目の『夢待ちの季節』から6曲目の『刻の透かし絵』まで、さわやかな歌声と幸福感が漂う曲が並んで。これまでのアルバムにない構成になってますね。

吉岡:確かにそうですね。「夢待ちの季節」や「最涯(さいは)ての地図」はやわらかい雰囲気ですし、『夢・彩・とりどり』は明るく気持ちが弾む感じで。『夢・彩・とりどり』はSDキャラが活躍する『薄桜鬼 遊戯録 弐』のOPなので、ちょっとテイストが変わっているのかも。

――そんな和やかでぽかぽか気分になっているところに、吉岡さん作詞の新曲『ふたり』へ。ラブラブな感じかなと思いきや、曲調は明るいのに、愛する人とすごく遠く離されてしまう女性の苦しく、せつない恋の歌で。暗雲立ち込める、みたいな(笑)。

吉岡: (笑)。曲をいただいた時に、「大切な人を狂おしいほどに愛するイメージをメロディにのせてみてください」と言われて。でもメロディを聴いた時は幸せなイメージしか浮かんでこなかったんですけど、「人間の深い感情を一段掘り下げて詞にしてみたらどうなるだろう?」と思って、「逢いたい」という素直な気持ちと、その奥にあるこみ上げてくる想いを書いてみました。

――冒頭の“今ひとり待っている あの日の丘”や、ラストの“時はどうして二人を遠ざけてゆくの~たとえ訪れる明日が見えなくてもわたし信じて待っている いつまでも”と好きな人が戦地におもむいて、もう会えないかもしれない、くらいのシリアスさで。

吉岡:「命の狭間」というテーマも出されていたので、切羽詰まった感じですよね。今までの私の曲や書いた詞にはないタイプかもしれないので、皆さん、驚くかも(笑)。

――中盤では笛の音色など『薄桜鬼』らしい『久遠ノ光』、ハープの美しい音色とバンドアサウンドが溶け合う『飛沫の花』のミディアムナンバー2曲続いて。でも『飛沫の花』から歌声やオケが力強く、音圧も上がって、次の『遠音』で再びアッパーチューンという流れもいいですね。そしてラストに新曲2曲というのも珍しい気がします。

吉岡:最初に『暁闇』を聴いていただきたくて、そこから曲の並びを考えていきました。最後のほうに『遠音』を持ってきて、「まだ終わらないぞ」という感じを出したくて。その後に2曲入れて、盛りだくさん感を、と思って、新曲2曲を最後に置きました。最後の『おやすみ』はゆったりした曲なので、これで一旦締めて、ボーナストラックへという流れです。


●終盤に新曲2曲。うち1曲は吉岡さんの願望を歌に!?

――新曲『君影草~スズラン~』も『遠音』に負けない、アップテンポのパワーチューンです。

吉岡:アルバムが決まって、どんな新曲を入れようかと考えた時、前作『てのひらあわせ』に『蛍草~つゆくさ~』という新曲を入れたんですけど、あんな曲調が欲しいなと。また曲名も詞も花と関連したものを書こうと思って。花・別名シリーズ第2弾です(笑)。別名は知っていたんですけど、調べてみたらきれいなのに毒があることがわかって。また妖精がスズランの花の階段を昇って遊んでいるというイメージが外国にあるそうで、それも入れたいなと思って、“小さな花の階段で二人はいつまでも舞い踊る”と。

――ノータイアップですが『薄桜鬼』のテーマ曲と言われても違和感ない詞の世界観だなと思いました。

吉岡:花って凛としている部分があるからでしょうか? 花の美しさだけでなく、内なる強さも書きたいと思っていたので、そう思ってもらえたならうれしいです。

――『おやすみ』は対照的により現実っぽくて、聴いたら落ち着いて、気持ちよく眠れそうな曲で。夜のラジオ番組のEDテーマにぴったりですが、それを意識して作った?

吉岡:本当ですか? 私が詞と曲を作ったんですが、少し前にうまく寝付けない時があったんです。ライブが近づくと楽しみだけど、不安もあるのか、夢に出てきて、あまり眠れなくて。そんな時期、実家に帰ったらお姉ちゃんの子供がすやすや寝ていて。何でこんなに気持ち良さそうに眠れるんだろうと考えた時、きっと楽しいことがいっぱいなんだろうなと。近くにお母さんもいるし、安心して寝ているのかなと思ったら、不安を取り払ったり、自分を「よく頑張ったね」とほめてあげたら、「明日、頑張ろう!」と気持ちよく眠れるんじゃないかと浮かんで、優しい気持ちになれる歌を作ってみました。

――まさか、吉岡さん自身が眠れる曲を欲していたとは(笑)。

吉岡:もちろん曲を聴いてくれる人に心地よく、あるいは元気に明日を迎えてほしいという気持ちも込めて書いてますよ(笑)。この曲のアレンジの岩瀬聡志さんは今年6月に行われた『吉岡亜衣加 コンサートツアー2013~薄桜鬼 歌響の宴~』のバンドマスターで、オケもその時のバンドメンバーでギター、パーカッション、カホン、シェイカーのみの一発録りの生音なんです。ライブのアコースティックコーナーのような気分で聴いていただけると思います。


●ボーナストラックはデビュー曲をNEWアレンジ&新録!

――ボーナストラックとして『はらり-2013ver.-』が収録されていますが、なぜ収録しようと思われたのでしょうか?

吉岡:『はらり』はデビューアルバムと同名タイトル曲であり、初めての『薄桜鬼』の曲で、節目の年なので今の声で聴いていただきたくて。

――改めて歌ってみて、デビュー当時と変わったなと感じた点はありましたか?

吉岡:少し力強さ、芯が通った部分は前よりも出てきたかなと思います。ライブでずっと歌い続けてきたのが積み重なった、現時点の歌い方になっている気がします。

――アレンジもかなりポップになっていますね。

吉岡:デビューアルバムでもボーナストラックにアコースティックバージョンで収録していたので、違うバージョンにしようと。和楽器を使わず、打ち込みでリズムを刻んでいる感じかな。

――そのうち、『はらり』のいろいろなバージョンだけでアルバムとか?

吉岡:それもおもしろいですね(笑)。

――今までのアルバムと同様に『薄桜鬼』関連の曲がボーナストラックを除いて8曲と柱になっていますが、これまでのアルバムの中でも一番バラエティに富んでいるかも。

吉岡:PSP用ソフトにアプリ、ドラマCDのテーマソングなど、媒体も違いますからね。『夢・彩・とりどり』や『今日に約束』は「これが『薄桜鬼』の曲なの?」と驚くようなかわいらしく、元気な曲ですし。


●初回盤にはPVと最新ツアーのWドキュメント映像も

――初回生産限定盤に付くDVDにも映像が盛りだくさんで、今回収録された曲が使われている『薄桜鬼』や『源狼 GENROH』のOPムービーに、『夢待ちの季節』のミュージッククリップも収録!

吉岡:シングル発売時にはショートバージョンが公開されていましたが、今回やっとフルで見ていただけます。全編レコーディング風景の映像になっていて、自分で見てみて「こんな顔で歌っているんだ」とか「マイクの位置もこの辺なのか?」など、気付くことも多くて(笑)。打ち合わせシーンや私が1人悩んでたりしているレコーディングの過程もわかるし、私の素顔がふんだんに見られるのでぜひ見てください。

――そして『吉岡亜衣加 コンサートツアー2013~薄桜鬼 歌響の宴~』の密着ドキュメントも。

吉岡:かなり密着でした(笑)。大阪と東京の2日連続でしたが、大阪に向かう新幹線から撮影が始まって、途中のタクシー移動まで。リハーサル風景や私が開演前に会場を探検している姿とか。本番中に舞台袖から撮った映像は貴重だと思います。コンサートに来てくださった方はその時を思い出していただいたり、コンサートってこんな風に作られているんだと一端を見ていただければと思います。

――ジャケット写真はいつも森ガールイメージの写真が多いですが、通常盤の観葉植物はやはり緑ははずせない?

吉岡:どうなんでしょうか?(笑) 写真はタイトルのように、ひだまりみたいな、やわらかい光に包まれている私のイメージです。でも実はスタジオの外では雨・風・雷がすごくて(笑)。

――改めてこのアルバムの聴きどころを教えてください。

吉岡:このアルバムでも『薄桜鬼』の曲がたっぷり入っていて、デビューからここまで『薄桜鬼』と共に歩んできたんだなと実感します。新曲はそれぞれ、タイアップでは歌わないような曲なので楽しんで聴いてくださいね!

●吉岡亜衣加の音楽ルーツを探る!?[後編]

――念願のデビュー後は『薄桜鬼』が発売された効果で知名度もかなり広まったのでは?

吉岡:それでも翌年のデビューアルバム発売の9月より前に、7月からマンスリーライブをやってましたが、曲数が足りなくて、カバー曲を歌ったりしてました。お客さんもまだ少なくて、20人の会場で、お友達やバイト先の人を呼んで、何とかイスが埋まるくらいでした。マンスリーだったので次も来てもらえるようにと必死でした。またイベント会場でも大きな会場でも客席最後尾まで行って、どんな見え方をするかチェックして、お客さん1人ひとりの目を見るようにしています。1人1人に歌を届けたいというのは今も変わりません。

――デビュー当時からお客さんへの想いは今も変わらないんですね。そして2009年9月に待望のデビューアルバム『はらり』がリリースされます。決まった時の感想は?

吉岡:『はらり』が最初にCDになったのはサントラ盤で、自分の名義での初めてのCDがアルバムで驚きました。初めてで一気に12曲も聴いていただけるのも何かぜいたくな気がして。また自分の写真がジャケットになって、ブックレットのクレジットも一番上に名前があって、「ああ、これは私のCDなんだな」と実感できました。

――アルバムのセールスも好調で、ファンの方もぐっと増えたと思いますが、変化を感じましたか?

吉岡:サインって必要なんだと気付きました(笑)。それまでは求められることもほとんどなかったから漢字で名前を普通に書いてて、“吉”の“口”の中に適当に顔を書いて渡したりしてました。ただ私のイラストを見たことがある方はご存じの通り、サインを考えるにしてもセンスがないからお姉ちゃんに相談しました。「筆記体にしてみたら?」、「私、筆記体書けない」、「筆記体で亜衣加を書くとこうだよ」というやり取りや「顔つけちゃおうか」と遊びながら今の形になりました。

――リリース後は女性ファンが多かったんじゃないですか?

吉岡:最初はほぼ女性でした。そして少しずつ、男性の方が増え始めて。

――男性ファンが増えた理由はどこにあると思いますか?

吉岡:ファンの方がお友達を連れてきてくれたこともあるけど、やっぱり『薄桜鬼』がテレビアニメになったことが大きいです。ゲームは男性が買うには勇気がいると思うけど、テレビアニメだったら普通に見られますからね。そして見てみたら男性の方がすごく共感できて。


●吉岡亜衣加meets『薄桜鬼』

――『薄桜鬼』の男性キャストの皆さんも本当にこの作品が大好きで、現場で熱く語り合ってしまうと、あるキャストに聞いたことがあります。

吉岡:幕末という激動の時代を、新選組の隊士は生き急ぐように全力で生きているからどのキャラも魅力的なんですよね。そして人と人との絆をドラマチックに描いた作品だから男女問わずに好きになってしまうのはないでしょうか。

――作品も1~2ページで紹介されていたのに今ではたくさんのファンに愛される大きな作品になって。

吉岡:さらにゲームからアニメ、今度は劇場版と大きく広がって。ある意味、私のデビューから一緒に歩んできた作品で、刺激を受けるし、一緒にもっともっと大きくなっていきたいと願っています。

――ちなみにシリーズで特に好きな作品は?

吉岡:どれも好きだけど、やっぱり一番最初の『薄桜鬼 新選組奇譚』かな。ストレートに幕末という時代とその中で生きる人物達が描かれていて。いろいろな隊士のやり取りも鮮明に見えて、裏の出来事を想像しながら進めていけたりして、全体を通して見られるので一番印象深いですね。

――一番お気に入りのキャラも教えてください。

吉岡:斎藤一さんです。全部いいんですけど(笑)、左利きなところが特に。昔から刀は右手で持つ侍が多い中、ずっと左手持ちにこだわって、自分を貫いていたし、剣技も一流まで磨き上げて、周りの隊士からも認められているところがカッコイイです。あとしゃべりが少ない分、一言ひとことに重みがあって。大切なこと以外、余計なことを言わないところも素敵ですね。


●40曲以上の『薄桜鬼』楽曲の中から印象深い曲は?

――『薄桜鬼』と言えば吉岡亜衣加というくらい、ほとんどの主題歌を担当してきましたが、既に44曲歌っているんですね。

吉岡:そんなに? 自分でもびっくりです。最近、私の歌で世に出ている曲を数えてみたら87曲で、約半分なんですね。

――『薄桜鬼』の楽曲の中で特に印象深い曲は?

吉岡:デビュー曲の『はらり』、そして『十六夜涙』ですね。初めてのアニメ主題歌であり、今まで以上に反響の大きさも感じました。この曲をレコーディングした時、ディレクターさんに「この曲はずっと歌い続ける曲になるよ」と言われて。今までも1曲1曲大切に歌ってきたけど、そこまで意識して歌ったことはなかったかもしれない。怖くもあり、夢に近づいた一歩でもあるのかなと。実際、ライブやイベントで歌うと喜んでくれる人が多いですし。

――改めて、ここまで『薄桜鬼』に関わってきた感想は?

吉岡:『薄桜鬼』が発売されてから自分でもプレイしてみたら、すごく楽しくて。つい徹夜してしまうくらい。続編が発表されるとワクワクして、プレイすればウキウキしたり、感動して。そんな大好きな作品の曲を歌い続けていられることを幸せだなと感謝してます。
作品に関連したイベントも増えて、『薄桜鬼』ファンの方と直接会える機会も増えて、『薄桜鬼』がすごく愛されていることを肌で感じたし、主題歌も好きになってもらって、私が歌うことを認めてもらえたことにも大きな喜びを感じました。

――『薄桜鬼』のテーマ曲というと笛や三味線、鼓などを使った和テイストなサウンドのイメージがあって、吉岡さんの音楽性のイメージの一端として認知されるようになったことも大きいと思います。

吉岡:和の楽器を使った音と自分の声が合うと周りの方からも言われたし、私自身もそう思えました。「私って意外と和風が合うんだな」と(笑)。歌詞もきれいで雰囲気のある日本語を歌えるのはうれしかったです。

――和ものの楽器は主張が大きいので諸刃の剣になりそうですが、吉岡さんの凛しく、伸びやかな歌声だと相性がいいというか、溶け込むんですよね。ここまできたら和ポップの第一人者として突き進んでほしいです。

吉岡:ありがとうございます(笑)。思えば『はらり』と出会えたことも運命なのかなと。私も和テイストの音楽は嫌いではないし、自分が目指している方向の中にある柱の一つだと思うので、大切に歌って生きたいです。


●自分自身と関係者が語る吉岡亜衣加の魅力とは?

――音楽活動も5周年を迎えましたが、ここまでを振り返ってみての感想は?

吉岡:感謝でいっぱいですね。今回のアルバムタイトルのようにたくさんの方に見守っていただきながら、支えていただきながら楽しくやってこられました。でも挑戦もしていかなきゃいけないとも思っています。

――自身の音楽性や個性を説明するとすれば?

吉岡:う~ん、難しいですね。地声と裏声の切り替わりや、亜衣加節と一部の方に呼んでいただいているニュアンスなのかな。女性目線の曲が多いけど、決してか弱くないところとか。

――吉岡さんがか弱い女性の曲を歌うイメージがまったく浮かばないんですけど(笑)。

吉岡:確かに「守って」みたいな曲はあまりないですね。

――女性ファンの方がむしろ吉岡さんに守られたいと思っているかも?

吉岡:そうかもしれない(笑)。

――せっかくですので、ここにいる関係者の方に吉岡さんの魅力を聞いてみましょう。

吉岡:わ~! 怖い。ドキドキ。

宣伝担当:まずライブやイベントでいつもフルパワーで、聴く人の心を揺さぶるパフォーマンスができることが素晴らしいですね。あと彼女は独特のテイストの楽曲を書く子なんです。まだその一端しか披露されてはいないけど今後、アルバムの中で彼女が作るオリジナル曲の比重が増えた時、どうなるのか、楽しみです。

マネージャー:歌声と雰囲気のギャップはいろいろな方に言われますね。あとタイアップ作品の関係で女性ファンの方が多いんですけど、皆さんに親近感を持っていただけているのかなと思います。

吉岡:貴重なご意見ありがとうございました(笑)。

●歌を通じてたくさんの人とつながっていきたい

――今後、こんなことをやってみたいという希望や展望はありますか?

吉岡:この前のツアーでピアノの弾き語りをしたので、練習してレパートリーを増やしたいですね。

――今度、男性ファンが多い作品のテーマ曲を歌うことになった時も楽しみですね。萌え萌えの胸キュンソングを歌う吉岡さんとか。

吉岡:私、キャピキャピしていないので、許されるかどうか(笑)。自信がないけどチャンスがあったら頑張ります。

――あと英詞の曲を歌ってみるとか?

吉岡:発音が微妙なので(笑)。でも歌う機会もあると思うし、これから勉強しなきゃいけないですね。自分自身で作詞・作曲する曲も増やしたいし、もっと制作にも関わっていけたらいいなと思います。アルバムの全曲作詞作曲とかセルフプロデュースとかも楽しそうですね。

――さて吉岡さんにとって音楽、歌とは?

吉岡:「人とのつながり」かなと思います。歌うようになって、ファンの方やお仕事関係の方など、いろいろな方と出会って、私の歌を必要としてくれる人がいるんだ、ということがわかって。また私達をつないでくれたのも歌で。歌うことによってつながりが生まれたのかなと思います。そしてこれからもいろいろな人と歌で絆をつないでいきたいです。

――では最後に皆さんへメッセージをお願いします。

吉岡:最後までこの記事を読んでいただいてありがとうございます。少しでも私のことをわかってもらえたり、興味を持ってもらえたらうれしいです。そんな私も音楽活動も5周年を迎えることができました。たくさんの方に支えられてきたし、楽しく活動させていただいています。今後もいろいろな曲や人達と出会い、10年、20年と長く歌っていきたいです。私の音楽人生と共に歩んできた『薄桜鬼』も遂に映画になりました。スクリーンの中で激しく命を燃やすキャラクター達の人生をぜひ目に焼き付けてください。『薄桜鬼』と吉岡亜衣加をこれからもよろしくお願いします!


■■吉岡亜衣加にとって歌とは?■■

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◆『ひだまりの中で』/吉岡亜衣加
発売日:2013年8月21日(水)
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[初回生産限定盤(DVD付)] 3,990円(税込)
[通常盤] 3,150円(税込)
発売:ティームエンタテインメント

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※出演はmao&吉岡亜衣加

8/31(土) (1)12:00~ (2)14:00~
名古屋・アスナル金山
http://www.asunal.jp/page/

9/1(日) (1)13:00~ (2)15:00~
静岡・ららぽーと磐田 野外イベント広場
http://www.lalaport-iwata.com/index.html

9/7(土) 13:00~ 
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(SBSラジオ番組『ラジオイースト』公開放送出演後にサイン会)

9/8(日) 16:00~
静岡・プレ葉ウォーク浜北
http://plehawalk.com/

9月14日(土) 14:00~
アニメイト横浜店
http://www.animate.co.jp/event/event_e20130914yoshioka/

9/15(日) (1)14:00~ (2)16:00~
神奈川・たまプラーザテラス
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【上記のほか、関西地区にてイベントを開催予定】


>>吉岡亜衣加公式ブログ
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