無茶振りは来場者まで飛び火! 原田ひとみさんと高本めぐみさんが登場した『機巧少女は傷つかない』ニコ生&Webラジオ合体イベントレポート
著者・海冬レイジ氏、イラスト・るろお氏によるライトノベル『機巧少女は傷つかない』のテレビアニメが、いよいよ10月から放送スタート! アニメ放送開始に先駆けて、『ラジオ・機巧少女~メインキャストは傷つかない』や『ニコ生・機巧少女~原田ひとみの夜々夜会(よるよるやかい)~』も絶賛配信中だ。
本稿では、9月22日にアニメイト池袋本店で行われたニコ生&ラジオ合体イベントの模様をお伝えする。なお、今回の出演者は原田ひとみさん(夜々役)と高本めぐみさん(シャルロット・ブリュー役)。ラジオでお馴染みのふたりだが、生放送&イベントでの原田さんの暴走を高本さんは食い止められるのか!?
●ギリギリなネタばかり? 自由なニコ生放送!
イベントが行われた9月22日は都内や近郊でもいろいろなイベントが行われていたのにも関わらず会場には多くのファンが詰め掛けていた。会場となったアニメイト池袋本店9Fイベントスペースでは、『ニコ生・機巧少女~原田ひとみの夜々夜会(よるよるやかい)~』の放送が大型スクリーンに映し出され、観客からも流れるコメントからもファンの反応がダイレクトに楽しめるスペースとなっており、みんなで笑って和やかな雰囲気が印象的だった。
生放送では、相変わらずの原田さんの暴走(?)が炸裂! 最初のコーナーは月刊コミックアライブで連載中のコミカライズ版『機巧少女は傷つかない』の台詞を改変し、面白くする「私たちならこう言うね!」という大喜利企画。
第一問目から放送コードギリギリのネタを散りばめた原田さんの話題に、会場でも大爆笑が起こる。それに対して、高本さんも「私にはあなたと譲治さん以外必要ないの!」というシャルロットの相棒であるシグムント演じる中田譲治さんラブな回答などで笑いを誘っていた。ニコ生視聴者のアンケートで勝敗が決められたが、見事高本さんの勝利! 「えーなんでー!?」と不満そうな表情の原田さんだったが、会場では「まあ、あれは仕方ないよね……」という空気が漂っていた。
続いてのコーナーは「禁忌のオートマトン2D」。前回のニコ生では粘土人形を作ったということで、今回はおふたりで2Dの紙相撲対決が行われた。ここで高本さんはシグムントを再現したかわいいオートマトンを作成! 「おおー!」と観客からも声が上がるほどのクオリティだ。対する原田さんはまさかの土俵に入りきれないほどのビックサイズのオートマトンを作り上げてしまい、不戦敗という結果に! 「あーそうだった! 嘘だー!」と口をあんぐりとしてしまうのだった。
放送終了前には前回に引き続き、今回の放送を振り返って一筆したためることに。今回はおふたりで前半と後半に別れ、ドッキングに挑戦。前半を高本さんが、後半を原田さんが担当。高本さんが「愛するパートナー」という達筆できれいな言葉を「誇間2D」という原田さんのこれまたギリギリなネタでひっくり返し、放送は締めくくられた。
●クールに決めるかっこいい原田さん!
生放送が終わると、9Fイベントスペースで原田ひとみさんのミニライブが行われ、1曲目に披露したのは『機巧少女は傷つかない』のイメージソング『MACHINE DOLL』。先ほど見せたお茶目な様子とは打って変わって、幻想的かつパワフルに歌い上げていた。「さっきここで見てたんだよね? あの茶番を(笑)」とMCではいつものチャーミングな原田さんの表情に会場も笑いに包まれる。ニコ生のコメントでも流れていたが、このギャップが原田さんの魅力のひとつだ。
2曲目に歌うのはテレビアニメのOP『Anicca』。今回で公の場で歌うのは3回目のようで、「前回のイベント来た人いる?」と原田さんが質問すると多くの人が挙手し、放送前だというのにかなりの注目を集めているのが伺えた。アップテンポな曲にファンからも自然と合いの手を入れる拍手が巻き起こり、原田さんと会場が一体となってライブは終了した。
●餌食になるのは下野さんか、それともリスナーか!?
続いて高本さんが登壇し、原田ひとみさん、茅野愛衣さん(いろり役)、小倉唯さん(小紫役)が歌っている『回レ!雪月花』が使用されているアニメED映像をお披露目。前回豊洲で行われたイベントで公開されたED映像は夜々バージョンだったそうなのだが、実はそのほかにもいろりバージョンと小紫バージョンが存在しているという。なんとここではその3バージョンすべてが公開された。
微妙な違いではあったが、各キャラクターがピックアップされたものになっており、アニメ本放送ではどんな展開をするか期待が高まる! なお、アニメBD&DVDの第一巻に『回レ!雪月花』の3人それぞれのソロバージョンも収録予定だ。
原田さんが再び登壇し、ここからはラジオ公開録音がスタート! 今回はラジオパーソナリティーである下野紘さん(赤羽雷真役)が不在なこともあり、「あいついない間に無茶苦茶なことしてやろーぜ!」とやる気満々な原田さん。ここから下野さんは度々ネタにされてしまうのだった……。
最初のコーナーは「夜会~目指せ100通! キャスト達の戦い~」。このコーナーはメールを1通読むたびにランキングが上がっていき、1位になると豪華商品がもらえるというもの。但し、簡単なクイズに挑戦して正解しなければメールを読むことができない!
第一問目では、「お父さんカエルはケロケロケロ。お母さんカエルはケロケロ。では子供は?」という問題にかなりの時間悩むおふたり。「このコーナーいつも時間かかるんですよ~」と高本さんも困り顔。ヒントをもらいつつなんとか高本さんが正解。その他の質問や回答はラジオ本放送をお楽しみに!
続くコーナーはニコ生でも行われた公開録音特別版「私たちがそう言うのね!」。今度はリスナーから募集したものをスタッフが厳選して発表が行われた。かなりの出来のものが登場し、最初のメールから会場も大爆笑!
ちょっと変態チックなメールでは「これは雷真がドMだからですね~。下野さんだからしょうがないよね(笑)」と原田さんは下野さんいじりも忘れない! 「ちょっと中の人の影響強すぎないですか!?」と高本さんも乗っかる始末。公開録音でも相変わらずのおふたりであった。
そして最後のコーナーは、なんと観客が餌食に! リスナーからのムチャ振りに応える「メインキャストはムチャぶりにも傷つかない!」のコーナーの対象が観客に変わる「機巧少女のお客さんも傷つかない!」が行われた。会場で集計したアンケートがまさか自分たちに降りかかるとは誰もが予想していなかった!
「倍返しだ!」と流行の言葉に乗せ、原田さんもご機嫌! 抽選で選ばれた来場者はカバンの中身を公開したり、ジョジョ立ちをしたり、なにかとひどい目に会うのだった……。しかし、当選者にはB2両面ポスターがもらえたため、ある意味いい思い出になったかもしれない。
最後の当選者へのお題は、図ったかのようなナイスタイミングで「公開録音用のジングルを録る」というもので、次回の放送では実際に使用される予定だ。コーナー閉めの挨拶で「みなさん、私たちの気持ちを少しでもわかってもらえましたか?」という原田さんの問いかけに、なんだかげっそりとした観客たちであった。
こうして笑いあり、いじりありの公開録音は終了。イベントの最後にはプレゼント抽選会が行われ、登壇者のおふたりからのコメントで締めくくられた。おふたりのコメントをまとめてお伝えしよう。
■原田さん
今日はニコ生から長い時間からありがとうございました。もうすぐアニメも放送されるということで、ここまで長く関わらせていただいて、すごく遠かったし長かったけど、ようやくみなさんの前にアニメとしてお見せできてうれしいです。
ここまで来たのも、みなさんが原作を知ってくださったり、応援してくださったからだと思います。歌もたくさん聴いてほしいし、アニメもたくさん見てもらいたいし、本当に面白い作品になっているので、どうぞ『機巧少女は傷つかない』をよろしくお願いします。
■高本さん
原田さんが言いたいことをほぼほぼ言ってくれたので、私からは大事なお願い事を! 譲治さんがゲストで来る回のメールをみなさんお願いしますね~(笑)。私も送っていいですか?(笑)
【放送情報】
AT-X:10月7日(月) 20:30~
[リピート放送]
9日(水) 8:30~
11日(金) 26:30~
13日(日) 12:30~
TOKYO MX:10月7日(月) 24:30~
読売テレビ:10月7日(月) 26:12~
テレビ愛知:10月8日(火) 26:05~
BS11:10月10日(木) 24:00~
【STAFF】
原作:海冬レイジ
キャラクター原案:るろお
(メディアファクトリー刊MF文庫J「機巧少女は傷つかない」)
監督:よしもときんじ
シリーズ構成:柿原優子
キャラクターデザイン・総作画監督:渡辺敦子
ドール/プロップデザイン・ドール総作画監督:廣瀬智仁
メインアニメーター:成川多加志
美術設定:金平和茂(KUSANAGI)
美術監督:緒続学(KUSANAGI)
色彩設計:柳沢久美子
CGIディレクター:内山正文
CGIアクション:千葉高雪
撮影監督:塩見和欣
ビジュアルコーディネーター:松原貞姫
編集:坂本雅紀(森田編集室)
音響監督:明田川仁
音楽:横山克
音楽制作:メディアファクトリー
プロデュース:ジェンコ
制作:ラルケ
製作:機巧少女は傷つかない製作委員会
【CAST】
赤羽雷真:下野紘
夜々:原田ひとみ
シャルロット・ブリュー:高本めぐみ
フレイ:阿澄佳奈
ロキ:岡本信彦
シグムント:中田譲治
キンバリー:伊藤静
花柳斎硝子:ゆかな
いろり:茅野愛衣
小紫:小倉唯
マグナス:小野友樹
火垂:花澤香菜
アンリエット・ブリュー:西明日香
クルーエル:諏訪部順一
セドリック・グランビル:種田梨沙
シン:櫻井孝宏
フェリクス・キングスフォート:梶裕貴
リゼット・ノルデン:能登麻美子
ほか
【STORY】
舞台は機巧魔術(マキナート)が隆盛を極める大英帝国の機巧都市リヴァプール。日本からやってきた留学生・赤羽雷真(あかばねらいしん)は、美しい少女の姿をした自動人形(オートマトン)の夜々(やや)とともに、魔術世界の最高学府、ヴァルプルギス王立機巧学院の門をくぐる。
目指すは機巧魔術を操る人形使いたちの頂点であり、尊敬と畏怖の象徴である魔王(ワイズマン)の称号を得ること。そのためには四年に一度の魔触の年に開催される《夜会》に参加し、学院の上位成績者100人が、自動人形を使って戦うロイヤルランブルを勝ち抜かなければならない! MF文庫Jが放つ至極の学園バトルエンターテインメントが今、幕を開ける!
<リリース情報>
■『機巧少女は傷つかない』ブルーレイ&DVD Vol.1
発売日:2013年12月25日
価格:
[Blu-ray] 7,350円(税込)
[DVD] 6,300円(税込)
発売:メディアファクトリー
■OP「Anicca」/原田ひとみ
発売日:2013年11月6日
価格:1,260円(税込)
発売:メディアファクトリー
■ED「回レ!雪月花」/歌組雪月花
発売日:2013年11月27日
価格:1,260円(税込)
発売:メディアファクトリー
>>アニメ『機巧少女は傷つかない』公式サイト
>>『機巧少女は傷つかない』公式Twitterアカウント (※推奨ハッシュタグ #mdoll)