12月27日公開映画『ハンガー・ゲーム2』より、日本語吹替え版に出演した中村悠一さんの公式インタビューをお届け!
2012年に公開され、世界中で大ヒットした映画『ハンガー・ゲーム』。そのシリーズ第2弾『ハンガー・ゲーム2』(原題:THE HUNGER GAMES: CATCHING FIRE)が、KADOKAWA配給にて12月27日(金)より公開される。
日本語吹替え版では、主役のカットニスの声を水樹奈々さん、カットニスと共に第74回<ハンガー・ゲーム>を生き残ったピータの声を神谷浩史さんがあて、他にも人気声優たちが参加していることでも注目の作品だ。
その中の1人、中村悠一さんは、そのカットニスに想いを寄せ、彼女を支えるゲイルの声を担当している。今回、収録を終えた中村悠一さんの公式インタビューが到着したので、ここに紹介しよう!
◆中村悠一さんの公式インタビューを大公開!
──収録を終えられて本作の感想は?
中村悠一さん(以下、中村):ゲイルの役柄的なところでいかせていただきますと、前回は、もともといた地区のモニターを通じて見守るというだけだったのですが、今回は、ハンガーゲームの舞台が少し移ったりとか、一度戻ってきたりとかもあり、絡みも多く、彼自身の気持ちの動きが前回からあったのかなと思いますので、そういう意味では、収録していて、表現するシーンが多くなったなという風に感じました。
──ゲイルのキャラクター性というのは具体的に前作からどのように変わって、今回演じる際にどの様に意識されたのかお伺いできますか?
中村:あくまで吹き替える側の感覚なので、撮影されている時に役者さんに伝えられているメッセージと違うかもしれないのですが、僕が台本を読んで画を見た時に思ったのは、少し卑屈になったように感じました(笑)ヒロインとピータとの関係性を、前作を通してのゲイルなので、自分と幼なじみであり、恋人に近いカットニスとの関係性を、カットニスが生き残るためにピータと組んでいるとわかっているんですが、それだけではない信頼感が芽生えているのに気づき始めて、複雑な心境になっているんじゃないかな、というふうには感じました。
──今回カットニスとピータとちょっと予測しなかった展開もあったりしつつも、ゲイルも男として強引な、男を見せたところもあったので、今のゲイルにとって、カットニスの存在っていうのは、どういう思いで今回演じたのでしょうか。
中村:前作の時は、見送るという側だったんですが、それまではずっと一緒にいて、見送って、離れてから1年後だったりの現在なので、改めて自分にとって大切な存在だったというのを、気づいたのかなと思いました。
──今回ゲイルも物語に大きく関わって三作目に続いていくんですが、今回発見したゲイルの側面だったり、男性としての魅力というのもあれば教えて下さい。
中村:前回、音声としては入れてないんですが、頑張っているところをモニターで見守るシーンも多かったんですが、そういうところからも滲み出ていますが、後ろからついていく男性と言いますか(笑)この作品の主人公は女性で、それを守る、後ろから見守るというところが、彼の魅力なのかなと思います。今回は、それだけじゃダメかも、というので前に出始めた。前作では、カットニスが行くという時に、自分は行かなかった。残される者を自分は守ろうという心からだと思うんですが、それが少し変わってきているので、そこが魅力なのかなと思います。
──シリーズの先にどの様な展開を期待されますか?
中村:ハンガー・ゲームというタイトルを覆すんじゃないかという様な展開に段々突入していく様な場面が最後にあるので、ゲイルも戦いの場に行くんじゃないかな。ゲイルもピータ、カットニスと並んで何かこの世界の物を根幹から崩すために動いてもらえると、ちょっとかっこいい見せ場があるんじゃないのかな、と思います。
──ハンガー・ゲームシリーズファンへのメッセージをお願いします。
中村:ついに2作目の公開になりますが、楽しみにしていただいていた皆さん、お待たせ致しました。前回からの続きになっているんですが、前回を踏まえたお話の流れをしているので、今作から見てもお話しがわかりやすいかなと思います。前作から見ていだくと、更に楽しめる要素がふんだんに盛り込まれていますし、新しいキャラクターと、近未来的なシーンが今回は非常に増えていまして、そういった意味でも前作以上に派手だったり、アクションシーンが増えてるかなと思っております。更にカットニスが周りの人たちとの友情だったり、仲間という物を意識させるシーンも前作以上に増えていますので、いろいろな楽しみ方ができると思います。是非楽しみにしていて下さい。よろしくお願い致します。
<公開情報>
『ハンガー・ゲーム2』(原題:THE HUNGER GAMES: CATCHING FIRE)2013年/アメリカ映画
12月27日(金)よりTOHOシネマズみゆき座、TOHOシネマズ六本木ヒルズ他にて、全国ロードショー!
【作品情報】
生き残った少女に国家が仕掛けた、新たなるゲーム。
それは、歴代勝者による絶体絶命のサバイバル・バトルだった!
2012年に公開され、当時『アバター』以来となる全米4週連続第1位に輝き、さらには世界中でも大ヒットした『ハンガー・ゲーム』シリーズ待望の第2弾! 昨年、アカデミー賞主演女優賞を受賞したジェニファー・ローレンス主演、そして新たに監督に抜擢されたのは、『アイ・アム・レジェンド』や『コンスタンティン』など、SFアクションに定評のあるフランシス・ローレンス。歴代勝者たちが戦い合う壮絶なアクション、政府が闘技場に仕掛ける数々の死のトラップ、独裁国家への革命の炎が燃え広がっていく劇的なストーリー展開。前作を遥かに超えるスケールで描かれる、衝撃のサバイバル・ゲームがいま幕を開ける!
独裁国家パネムが毎年開催する<ハンガー・ゲーム>。それは、12の隷属地区から若い男女ひとりずつをプレイヤーとして選出し、全国にテレビ中継をしながら最後のひとりになるまで戦わせる究極のサバイバル・ゲーム。幼い妹の身代わりとして自ら志願した少女カットニスは、死闘の末に生き残り、ゲームの勝者として凱旋を果たす。そんな彼女の勇気ある行動をきっかけに、国家に対する革命の動きが国中に広がろうとしている中、節目の記念大会となる第75回<ハンガー・ゲーム>の特別ルールが発表される――。それは独裁者・スノー大統領がカットニスを抹殺すべく仕掛けた、歴代勝者たちを戦わせる絶体絶命のゲームだった。
■監督:フランシス・ローレンス『コンスタンティン』『アイ・アム・レジェンド』
■原作:スーザン・コリンズ「ハンガー・ゲーム②燃え広がる炎」(メディアファクトリー刊)
■出演:ジェニファー・ローレンス『世界にひとつのプレイブック』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』/ジョシュ・ハッチャーソン『センター・オブ・ジ・アース』/リアム・ヘムズワース『エクスペンダブルズ2』/ウディ・ハレルソン『グランド・イリュージョン』/レニー・クラヴィッツ『プレシャス』/スタンリー・トゥッチ『ラブリーボーン』/フィリップ・シーモア・ホフマン『カポーティ』/ドナルド・サザーランド『コールド マウンテン』
■日本語吹替声優:水樹奈々、神谷浩史、中村悠一、前野智昭、山寺宏一、釘宮理恵
<字幕・吹替同時公開>
■配給:KADOKAWA
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